シンデレラコーナー No.20 

着物メイク披露宴出席

Ms.Tsuzuki    03/05/31

 

左の写真は 4月に ご自宅でなさったベーシックセミナー終了後の 
Ms.Tsuzukiです。

 ちょっと 最初の写真(ノーメイク)が無いので 分かりにくいかもしれませんが、かなり すっきりした感じになったご様子のものです。

 お仕事柄 毎日 日を浴びるため 紫外線にさらされ、外気の影響を受け、また 毎日 生徒さん達を見るというので 時間的な手間ひまをあまりかけられず、ストレスも また しかり・・ という状況のようでした。

 私は この方のお声の調子が とてもいいな・・ と 思いまして・・
あまり高くなく かといって 低すぎもせず でも 落ち着いた声の高さで また 急いたお話しも どこか落ち着いて聞いていられる という とてもお得な声質をお持ちなんですね。

 余談ですが 私は以前 中途失明者のための朗読ボランティアをしていたことがあって、声や話かたについては ちょっと こだわりがあるんです。そして いいと思う声をお持ちのかたは すぐ 分かるんですね。
  声というのは不思議なもので その方の体や性格 性質などを 結構そのまま表に出すものですから、声で人柄が知れる というのも あながち わからない話しではありません。

 
  そうした意味からも Ms.Tsuzuki 肩肘張らず ありのままを大事にしよう という お気持ちが知れるところでもありました。

 そういう方のメイクですし また ご覧になられて分かるように お顔の造作が かなり しっかりしておいでですので、こちらの場合は あまり 細かいことや ちまちましたことをするよりは おおらかに 思うように したい と思うことをなされるよう 練習されるとよろしいと思います。


 さて 今回は Ms.Tsuzukiが 5月末の大安吉日の日に行なわれる お友達の結婚式にご出席ということで、お着物を召されるので メイクを・・ という ご要望をいただいての 出張によるオーダーメイクを ご紹介いたします。

右の写真が出来上がりになります。

 お着物が うかがっていた私の中の色のイメージと 大分違っていたので 当初 オレンジと若竹色をメインに と 思っていたのですが、急遽 変更して、帯の中の和菓子の薄桃色 を大きく使って グリーンの濃淡でしめるようにしました。

◎ ファンデーション
 和装の場合は 先ず 化粧下地を明るめに仕上げるようにしますので、パール感のある ピンクベージュ系のメイクベースを お顔全体に 薄く広げます

 目元を中心に 目の下、まぶた こめかみ、小鼻の脇 そして 額中ほどまでを 黄色に白のカラーコントローラーを混ぜたものを 薄く塗布します。

 フェイスアップパウダーで 全体を抑え、余分な粉を払い、次に あまり白くならない色のパウダーファンデーションを 大き目のフェイスブラシにたっぷりとって、産毛に逆らいながら 下から上へと 円を描きながら 全体に かけていきます。

 大き目のパフで を軽く押さえ、フェイスブラシで 余分な粉を払い 艶を出します。
 パフで色押さえをするとき 顎 首筋 にも 軽く パフを滑らせるようになさると 
  メイクと日に焼けた部分の違和感を あまり感じずにすみます 

◎ アイメイク
 アイブロウブラシで 眉の部分の粉気を払い落とし 毛の流れを作っておきます

 かなりしっかりした奥二重なので 黒のアイラインペンシルを 太めに上だけいれ、綿棒などで
  ぼかした後、フェイスアップパウダーをアイシャドウブラシにとって ラインの上をなぞり、
   落ち着かせます。(色移りがしにくくなります)

 上のまぶた全体に 眉骨の下や 目尻の少し先くらいまでと 下まぶたの目尻寄りから
   真ん中あたりくらいまでを アイシャドウブラシで 薄桃色のアイシャドウを 適宜重ねづけ
して
  色味がきちんとわかるようにします。

 若竹色のマットなパウダーアイシャドウを 細いアイシャドウブラシにとり、黒のラインの上を
  かするようにして 気持ち幅広に色を入れ、奥二重の中一杯より 多少上にも出るくらいに
   色を入れます。

 さらに 4と同じ色で 下睫毛の際に 目尻側から 目頭に向かってラインを入れ、その上から
  濃い目のグリーンのアイシャドウを細く 目尻から 目の中央辺りまで入れ、ぼかしてなじませます。
  出来上がりを見て うえの睫毛の際の目尻よりにも 同じ濃い目のグリーンを入れて ぼかすのも
  きれいです。

 睫毛は 軽くビューラーでアップさせて(洋装の時のように しっかりあげる必要はないと思います)
  上の睫毛を 黒のマスカラで、下の睫毛を グリーンのマスカラで 色付けします。

7 眉は 先ず グレーのアイブロウペンシルで 軽く眉全体に色を入れて アイシャドウブラシで
  全体を淡くぼかし、 細いダークブラウンのアイブロウペンシルで形を整え、最後にアイシャドウブラシで   全体に色をぼかしあわせ
て 描くようにします。
  形は 口角から目尻を通って 眉とぶつかった部分が目尻になるように、弓なりにして形作ります。

 チークは オレンジのパウダーチークを 大き目のブラシに取り、正面を向いたときの 黒目の外側辺りを 内側の色の際として、大きく円を描きながら、こめかみ、耳の前辺りまで 色を移します。
 このとき 耳たぶの下と小鼻の脇を結んだラインから下に色が出ないように気をつけてください。

 そして 頬全体に フェイスアップパウダーを ゴク軽く 大き目のフェイスブラシで 重ねづけし、自然な感じを出すようにします。

 口紅は メイクの〆になりますので、お顔に近いところにある着物の模様の中の 濃い目のピンクを さらに濃くして赤身を持たせた艶のない赤で、丁寧に描きますが、この方の場合は 唇の形が 本当に トテモきっちりと彫ったようにあるので、こういうときは 着物のメイクであっても 小さく描いたり 形を変えたりはしません。 艶がほしい時は 下唇中央にのみ ポイント的に グロスを入れましょう。

◎ ヘアメイク
 最初のお写真のイメージでは かなり髪が短くて どうしたものかと思いましたが、ちゃんと 伸ばしてくださっておいででしたので、ご覧のように ひとまとめにすることが出来ました。
  長さ的には もうちょっと長いと かなりきちんと上のほうにあげられるますね。
 
 御髪は 黒くてしっかりしていて 多めです。ですので 髪全体に ハードムースをもみこみ、それから 
 ハートタイプのクリームワックスを 掌にとり、サイドと纏め上げた時に ばらつきがちな下のほうに
 もみこみます。 

 ヘアブラシで一つにまとめますが、ヘアピンは短い髪だけを 落ち着かせるためになら 止めつけても
  良いでしょう。

 まとまった髪の先に ヘアムースをもう一度なじませて 内側にうかせて丸め込み、先をピンでとめつけ  固定させます。
  その後 ヘアアクセサリーを つけます。

 前髪は 適度に緩ませて 全体に ヘアスプレーで ばらつかないように 形を整えます。 

 二人の坊やちゃんたちの 若いママさんでいらっしゃいますが
華やかさは ちっとも失われていませんし、なにより この方の
ありのままを大事に という 雰囲気が とてもよく感じられて
良くお似合いだなぁ・・と 私は おもっています。

 お鼻が まっすぐでしっかりしておいでですし、その骨の続きがすんなりと眉にかけて 綺麗な弧を描いていますね。

 こういうときは この美しさに 茶々を入れないことです。
そのまま 和装であっても 無理な成型をしないで描きましょう。

 それから・・お召し物は Ms.Tsuzukiが 何時もお願いしてお出でのお知り合いの方にしていただいたということでしたが、とても 楽そうに見えました。 雨の中 車を運転して 私を駅まで迎えにいらしてくださったり、時間の無さに 急いで二階に駆け上がってメイクを始めたり だったのですが・・、まったく 不自由なく 当たり前の動きをなさっておいででした。とても着付けのおじょうずなかたなのだなぁ と 思いました。
  なお 肝心の帯の写真をとり忘れまして。。すみません、あまりに可愛らしすぎず でも 派手にならない程度のお祝い事らしさのある結び方で 品良く 素敵にまとまっていました


 この日は 台風4号の影響で 上から下までびしょぬれはなる、電車は止まって 復旧の見込みが分からない、振替のバスでは皆さんが びしょびしょで おまけに車内だけでなく 道路そのものもすごく混むし、どうして これほど大変なのに なんで 傘まで漏るか というほど 傘が何の役にも立たない、靴の中は ぐっしゃぐしゃで きもちがわるいとかなんとか もう そんなの通り越してしまうほど・・・ という 大変悲惨な出来事が朝から 立て続けだったので、極めつけのように じかんがたりない! だったのですが・・

 このメイクのできは まったくそれら全部を払拭するほど自然でよいメイクだと満足しています。

 何より Ms.Tsuzukiのお人柄がかんじられて 私には 気に入ったメイクの一つになりました。

 Ms.Tsuzuki、このコーナーご登場のご快諾 感謝します。ありがとうございました。

 ひとつ 是非是非 申し上げないのは、4月の時点で お教えした スキンケアマッサージを この方は
 ずっと 続けていてくださったんですね。
そのため ほんとうに 化粧ののりが とても 良かったので あまり時間もかからずに また 綺麗に
肌を作ることが出来たのです。ですから この綺麗は半分以上 ご自分で作られたものなんですよ。

 毎日忙しい お仕事を持っているママさんたちも こうして 是非 たまには こんな風に 
ご自分の美しさを 実感していただくチャンスを もって頂きたい と つくづく思ったものです。

 



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