ひつじ小屋だより 47

 

ひつじ小屋の風景
37

 (縫い物をしながら)

 

発行日 
2004/09/05
 
発行人 
遠藤由美子

 

『エレの引き出し』

ゆめのいえ A

 

ひつじの

No.9 紺色



@・ェ・@
 
錯覚の美学』 D 
マスカラ

 

きれいをおいしく!

梨と白菜のサラダ

出会い

編集後記

 

ひつじ小屋の風景 37
 (縫い物をしながら)

 ひつじ小屋にはテレビがありません。(当然 オリンピックも見られません。)
仕事するところなので必要ないのですが、この夏は 酷暑でお客様の足が遠のくと、そうそうパソコンばかりもいじっていられないので、やるべきことをしてしまった後は暇になり、テレビでもあればオリンピックを見るところですが、ないので、そうするとし始めるのが、手軽なところから掃除、洗濯、片付け物に物の移動。
  でも やっと朝晩がすごしやすくなった近頃ならともかく、それまでの猛暑では、ただもの思うというだけでも労力が奪われるようで、もう そのほとんどの日を(人がこないとわかっている日などは)24時間、「暑い!」を連発しつつだらだら過ごしていたのですが、さすがに これでは・・と感じ、つと思いつきで始めたのが、針と糸を使うこと、つまり 縫い物でした。

 若い頃は 本を見て書かれたとおりにやれば、それはそれなりにきちんとしたものが出来上がっていましたが、もうここまで来て それも片手間、時間つぶしですからね、そんな律儀なことはできません・・(って何の言い訳にもなってないですね)ので、型紙も何もなく、ただ きっとこうなるに違いない という何の根拠もない確たる自信?に導かれ、出来上がるはずの結果を想定し、逆経過をたどりつつ行うという、妙にして面倒なことをしているのですが、自分ではちょっと面白い実験のようで それなりに楽しんでやっています。

 縫い物というと思い出すものに、自分の記憶には薄いのですが、親から聞けば随分と可愛がってもらったという私の母方の祖母の作ってくれた 黒地に色鮮やかな手まりがぽんぽんと楽しげに弾んでいるような模様の綿入れがあります。
 母は 4人兄弟の3番目で女一人という立場だったので、結婚して表に出れば、祖母としてはやはり長男のお嫁さんへの気兼ねもあって、そうそう足しげくこちらに通うなどできないでいたようですが、ある寒い日のこと、久しぶりに訪れた祖母は、ほんの一泊しただけでいそいそと世田谷の家に戻ることになりました。
  そろそろ祖母がバスの時間を気にし出した頃、「ゆみちゃん、これ着てくれる?」といって着せ掛けてくれたのが、その手まり模様の黒い綿入れだったのです。

 祖母がきたときは、荷物の中にそんなものはありませんでした。つまり、やってきたその日の晩に、きっと母と話をしながらせっせと手を動かして、一晩のうちに縫い上げてくれたのです。
  まぁ 小さな人のものですし、なれた人ならたいした手間でもなかったのかもしれませんが、外孫へのものをお嫁さんの見えるところで作ることへの気遣いもあったかもしれませんね。


 バスの時間だからと、ろくに話もしないうちに祖母が行ってしまうとおもったからなのか、それまで寒いから見送らないといっていた私は、急いで手まりの綿入れを着て、あとからバス停に走りました。祖母は母と話しながら、ちらちらと私を見ただけで、来たバスに乗っていってしまったのですが、黒地に色々な色の手まり模様など、着物感覚であれば普通かもしれないその色柄が、その時の自分にはなんとなくちょっと大きな人―チャントした一人前として扱われてのことのような気がして、うれしかったのを思い出します。

 もともと 自分で何かを創り出すということを すごく面白いと感じるほうではありますが、小さい時に身近な人が、そうやって見る間に物を創り上げ、ただの素材にしか見えなかったものが、いくつかの過程を経てあるものに変化していくのを間近にみれば、できることなら自分で!と思わないわけはありません。

 私も子育ての時は、子供の人数が多かったということもあり、いちいち買っていたらとてもじゃないけれど経済が持たないという理由で、随分と衣食のものは、自分の手で作ったものですが、それを見ていた子供達は、結局 大人になった今、なんだかんだと悪戦苦闘しつつも それぞれの得意分野で、物を作ることを億劫がらないようになりました。
 
 たいした親でもなく、今は子供達からアレコレ気にしてもらう立場になってしまいましたけれど、それだけは体作りと共に子供達に残せたものだったかな と少々慰めるように思いながら、今日もまた 次は何を作ろうかなと考えています。



thread & needle
フランス風花プリントとオーガニックコットンのポーチ

 

『エレの引き出し』

ゆめのいえ A

 「おや、ようやっときたね。それそれ、元気そうに見えるが、そうかい?」
それは ちいさなちいさなおじいさんでした・・・。

 ふたりは びっくりしてただだまって そのちいさいおじいさんを見ていました。
「こんにちは、トムじい。二人を連れてきたよ。」そういったのは きいろいひつじでした。
「おまえたちは、また どっかでみちくさでもしてきたんじゃないのかい?
  まちくたびれて ねちまうところだったよ。」 そういいがら 家の中に入っていくトムじいに、はとはあわてていいました。「どこへもいってないよ。じかんがないから ほんとにどこへもよらずにやってきたんだよ。」

 エレもおにいちゃんも なんのことだかわからずに、外から見たときの 小さな家とはおもえないほどの ながくてくらいろうかを、だまって三人のやりとりをききながら、あとについていきました。

 トムじいが、つきあたりのとびらをあけると、そこはやわらかな光がゆらゆらとたえずゆっくりとおどっているような、ふしぎなところでした。「ここは・・?」

 エレとおにいちゃんがおどろいてへやをみまわしていると、ひつじがふたりを窓のあるほうにならんでいる、たくさんのゆりかごのところへつれていきました。

つづく・・・

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photo by C.

ひつじの

No.9 紺色―Navy blue


 紺色というと どうしても思い浮かんでしまうものに 学校の制服があります。
のっけからなんですが。。私は 制服というものが嫌いです。いけないとさえ思っています。理由は簡単、着たいものではないからなのですが、みんな一緒で怖くないという制服という嫌いなものに 紺色をあててしまった!というその暴挙が どうにも許しがたいのです。
 今は いろいろなタイプの色々な素材や柄の学校服がありますが、少し前までは 学生といえば 当たり前に 男の子は軍服の名残から来た詰襟の学生服だし、女の子は紺色のジャンパースカートが圧倒的に多くはなかったでしょうか?

 紺色は 私にとっては凛々しさや率直で正直なイメージを感じさせる色なので、少々きつい言い方をしますが、自分の着るものの管理もできないみっともない体型のオジサンやうそ臭くて当たり前の議員のスーツや、だらしない学生の制服としてなんか着て欲しくない色なのです。

 まだ、子供達が幼稚園に通っているある初夏の頃、出かけていった保育参観で、同じクラスのあるお母さんに、すっと目が行ってしまったことがあります。
  その方は濃い紺色の襟も袖もないシンプルなワンピースをお召しで、それは女らしくふっくりとした剥き出しの腕やお顔や首の白さを際立たせ、窓辺に立たれたご様子からは品位すら感じられて、そうだ、紺色とはこういう風に着こなす色なのだと思ったものでした。

 子供や若い人の制服はいけない―なぜなら まずそれは組織的管理が目的で作られたものだし、またその日々の着用で自分を表現する訓練をしなくなるので、例えば冠婚葬祭であっても、日本では学校服での参列もあり、喜びも悲しみもごっちゃにし、相手に対する礼儀(コミュニケーションツール)としての装いを考えることをしなくなるからです。

 それでも制服が欲しいのなら、例えば 英国の私立学校などのように、伝統的なイングリッシュグリーンのスカートの着用を求めはしても、そのデザインにはタイトスカートやボックスプリーツ、キュロットスカートなどがあり、準じて上に着用するものも、それぞれ選べるように、せめて日本でも指定する色や形に幅を持たせたり多少のバリエーションを用意して考えさせるなら、暑い時期に暑苦しい格好をしていることのおかしさ、奇妙さに疑問を抱くこともなく、お仕着せを着て安心して他の中に埋没し、結果自分が見えずに、社会に出てから慌てて自分に似合う色探しをするということにもならないと思います。 

 こういうことを書くと、かえってお金がかかるとか、いちいち考えるのが面倒だとか、勉強が本分の学生が着るもののことばかり考えてよくないとか、すぐそういう物言いがつくのですが、一応そんな経験もするでしょうが、そのあとは割にうまくやりくりすることができるようになるものですし、またそれができるようになれば、後々まで気楽に着るものの色やデザインを選ぶことを楽しむようになれるとおもいます。
 
 どんな色もそうですが、特にという、凛々しく正しい色は、その人物の人となりを物語るものであって欲しいと思うので、これからという人たちには、そうありたいと願う色ではあっても、それなりに着こなすには それ相応の努力が必要かと考える次第です。



@・ェ・@ 『錯覚の美学』 D

♪ マスカラの使い方です。
  マスカラをまつげにつけると、まつげが色濃く、その存在がはっきりするので、アイライナーがなければ、是非マツゲをきちんとカールアップさせ、マスカラを使うことをお薦めします。


  マスカラの色は目の色や自分のマツゲ、(アイメイクがあればその色使い)にあわせて黒、グレー、茶、時には紺色や濃いグリーンなども 着るものやそのシーンによっても良いと思います。

♪ マスカラを買ったばかりのときは、つけようとするとぼてっとして、マツゲにだまになったり、瞬きすると下についたりしますから、つける前にティッシュの上で軽く転がして、均しておくと良いでしょう。 

♪ マスカラのブラシ部分をマツゲの内側の根元の部分に当て、そっと左右に軽く動かしつつ、まつげの先に向かってブラシを上向きに回転させながらつけていきます。

♪ カラーマスカラの場合は、マツゲの表側の方にもつけますが、あまり何度も繰り返しつけますと、マツゲが重くなって下がってくるので気をつけて。マスカラブラシの先端なども使って、細かいところもつけてくださいね。速乾性のものを使えば、下まぶへの色移りも少なくなります。

♪ かなり目元がはっきりしてくると思いますよ。 *^^*

きれいをおいしく!
梨と白菜のサラダ

ふたり分の材料
 1個、白菜1/8株の葉先のほう半分

作り方
@ は8つ切りにして皮を向き芯を取って、薄切りにカットしたものを、さらに細く刻む。
A 白菜は根のほうは別にして、洗って水を切り、葉のほうをできるだけ細かく刻んでボウルに入れ、先のとあわせる
B マヨネーズ荒引きの粒マスタードを少量足して、Aに加え、良く混ぜてから 器に盛る。
  すきなら レーズンや胡桃を刻んだものを加えても おいしい。
 
  彩りにプチトマト、ピーマンの輪切り、カリカリベーコンを砕いたものやクルトンを振ると
 おいしいし きれい!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 その90%が水分といわれるは、古くから水分補給、夏バテ防止、疲労回復に効果を期待できる果物とされてきました。

 梨には多くの食物繊維が含まれているので、腸の働きを活発にして便秘などの解消にも役立ちます。またカリウムも含むので、血圧を下げたり、また 体を冷やせるので熱を下げる効果もあるといいます。 

 涼しくなると これまでの夏の疲れが一気に出てくることもあります。 


 そんな時は せっせと梨を食べましょうね。


出会い

終戦記念日の8月15日。 恩師を囲む会に出席してきました。
  いつものように 飲んで食べて、というか一番年下なので、飲ませていただいて食べさせていただいて というところでしたが、あれこれ近況などを話しつつ、お開きには、今年喜寿をひとつ越える恩師の話がありました。

・『この年になりますと、未来のことは考えない。これまでのことばかり考えるんですね。そのそれぞれを思い出すと、沢山の出会いがあり、そのどれも 必要なかったと思う出会いは一つもない。やっぱり神様はその人に必要な出会いというものを、必要な時に ちゃんと用意してくださっているんだなぁと つくづく思います。』 
  そして、これからの私達それぞれの沢山の出会いを、注意深く、大事にすることを願いますと結ばれました。

以前 私も02年1月のひつじ小屋だよりに出会いについて書きましたが、そのすべてが必然なのだと思うと、
今 目の前にいる人がすごく大事に思えます。


編集後記

また赤ちゃんが来てくれています。
(というかお母さんがお越しくださるのですけれどね。)
 
3ヶ月になったばかりなので、とっても小さい!ほんとのあかちゃん。
  すっごくほやほやで可愛くて、ああ また仕事にならない、でも働かねば・・の繰り返し。ほんとに進歩がないなぁ・・。
 
でもねー、可愛いんですよ、これがまた困ったことに・・・

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実家の2階北側の窓から見た 芦名の里の一部
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