ひつじ小屋だより 86

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ひつじ小屋の風景 76

持てるもの 2

はっぴ〜
くりすま〜す!
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考えるひつじ

まわりをみれば・・

ちまたの話し

メイクアップ

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愛すること 35

きれいをおいしく!
くずゆ・あ・ら・かると

ひつじ小屋の日々

編集後記

発行日 2007/12/05   発行人 遠藤由美子


 ひつじ小屋の風景 76   持てるもの 2

 先日、久方ぶりに まともな風邪を引いた。
 少し前から なんとなく喉の奥に引っかかるような感じがするな・・とは思いながらも そのうち何とかなるだろうと放っておいたのが良くなかった。数日後、ものの見事に 今回は全く「声」というものを失ってしまった。その前日のお客様の時には、かろうじて声を出していたのだが、お相手も終わりのころになると、自分もまわりも おかしいと感じるような妙な具合。
 そして、その晩から 何か言おうとすると もう声にならない。

 ちょうど2002年の同じ12月分として書いたこのひつじ小屋だよりには、その前の月に体験した「見る」を失った一日"について書いているが、そのとき、『あって当然』と思っていたもののほんの一時でも失ったことによる気付きについて書いている。


あったかいものが

ほしいね。

 

  『人間の想像力なんて貧弱なものだ。なってみなくては分からないことだらけ。だからこそ 今ある持てる力を いつだって 出来るだけそれを必要とする人たちと分かち合うことが 求められているのではないか・・。

 私は あの日を通じて 今まで 教わってきた言葉が ここに来てしっかりと血肉をつけ、身に沁みて理解を得、これから先の 命ある日々を それに根ざして生きていけという声を 聴いたように思ったのである。

(中略)すべて 必要なところに その力をシェアしていくことが きっと 本当に 自分を生きることになるのだろう・・。』

 ・・殊勝な弁だが、あれから5年ほど経過した2007年も終わるというころになって、かつて似たような経験をしたことを思い出したのは、つい先ほどのことではあった。

 実は、体調の良くないこともあってなかなか今回のお便りの内容を決められず、以前書いたものにヒントをと手繰ったところ、最初に開いたのが02年の12月のものだったのだ。
 人これ忘却の生き物 と言ったのは誰だったか・・。いや 確かに!


コーヒー?紅茶? あ・・ 

ラム酒入りのチョコレートにしようね。


 幸い、仕事に差し障ることは無かったのだが、日常生活で声が無いというのは、なんとも不都合なこと。それでも、2〜3日も経つと、気が付いたときには声が戻っていてほっとしたものの、いやはや声が出ない、話せないということの不自由さを 一旦始まるといつまでも止まらないしつこい咳と一緒に味わいつくしたような気分である。

 人間の五感は、情報理解やコミュニケーションのためだったり、安全に暮らすための
危険から身を守るものだったりするのだけれど、人間、生まれたときから当たり前のようにそうした能力が備わっていると そうあって当然というあり方が普通という意識があり、その一部でも持たない状態を想像で思い描くことは、かなり難しい。そしてまた、世の中というのは、そうあることが前提で、作られたものなのだな と今回もまた痛感した。

 それは 見えて、聞こえて、話せて、嗅げて、触れたり触れられたりして当たり前。あるいは歩けて、走れて、歌えて、踊れて、問題が解けて、食べられて、人と同じことができて・・当たり前。年頃?になれば結婚して、子供を産んで、女であれば料理ができて、男であれば力が強くて、そうであればコレができて云々・・そんなの当たり前。 どうしてなのかなぁ・・? 不思議だ。

 そうあるべきと思われているところから外れていると、それは「不足」というのだろうか。
確かに見えなかったり話せなかったりは辛くて不自由極まりなく、通常の何倍もくたびれることを身を持って知ったし、かつては何百日と寝ているだけの日々を過ごした経験もあるので、できればいわゆる普通といわれる状態でありたいとは願うけれど、でも、おもったのだ。 
  『なんかおかしい・・!』

 病気でも、身体に不自由を抱えていても、あるいは他にも世間的に一般的と思われている路線から外れていても、それを不自由とせずに生活することを望むのは、贅沢だろうか?
プレゼントって  うれしいね!
オー  タンデバ〜ゥム
 これ以上人を乗せられないほどの満員のバスから希望のバス停に降りようとしてなかなか前に進めずにいる子供に、苛々した客が「ここで降りなくてもいいでしょ?次なら人が沢山降りるから、そこで降りなさい。」という立場の弱いものへの強いものからの自分勝手で強引な指示と、似てないだろうか?

 「人」に不自由を強いるほどの権利が、同じ「人」にあるわけが無い
誰でもがなる可能性のある不自由さに、即対応できる社会が、来る次の年という未来にはあるようにと願う。

 


考えるひつじ

  まわりをみれば・・

 このところ、飲食関係店などでの賞味期限のごまかしとその発覚の件で騒がしいですね。食べ物ですからね、いくら期限切れと言われたところで、特に痛みがなければおいしくないだけで、調理して食べられるなら食べてしまったほうが良いと思うのですが、それは個人の家の中でのこと。食べ物を売るところで 昨日作ったようなものでも「さっき作りました」みたいな嘘をついた上に、作ったばかりのものと同じ値段を当たり前の顔して取るというのも、いけませんねー。 

 テレビのやることなのでどこまで本当かは分かりませんが、以前 ある報道番組で某有名レストランでその日残った残飯を大量廃棄しているところを見せていましたが、量の多少はあれ、似たようなことがその辺の飲食関係の店で日々当たり前にやっていると言うのは、今や誰もが知るところ。しかし、世界の2/3が飢えているという現実を思うと、今回のことに多少共感しもするけれど、それに代金を支払う段になれば、話は変る。

 食べたいときにすぐ食べられることを満たすのは食い意地の張りを増長させ、結果メタボの促進にもなるだろうし、使い切れないほどの食材を集めながら、消化しきれずに捨てるなど、これは販売業としても個人としても天罰もの、天誅の下る日も近かろう なんて。

 子供のころ、食べ物を粗末にするとろくな死に方をしないって言われたことがあるけれど、知りません? 今 そんなこと言う人 いないのかなぁ・・。

ちまたの話し

・ 剣山を使う気になれなくて、末の息子に頼んで、花を挿して立てるものを作ってもらいました。

 およそ自分ではそういうことをしない人ですが、それなりのものを作ってくれたので、先日来、庭に咲き出した山茶花を活けて階段の途中に置きました。

TEO'sGallery

・ 誰も使わないガラスの灰皿の中に ぽんと入れて水を注ぎ、適当に枝を挿していきます。 それなりに見えるところがいいでしょう?

・ 切るだけでも傷つくんだから、それ以上は・・と思ってのこと。
  寂しげな階段が明るくなりました。


  メイクアップ・・ 

 老化や疲労などによる肉体的な乾燥、その人が過ごす環境による乾燥などには化粧品などによる乾燥対策で対応できますので、今回はこのところ増えてるなと感じている「心理的な乾燥肌」について。

 人が活動している間、その神経は適度に緊張していて、何かあればそれが昂ぶったりしますが、それを落ち着かせようとする神経も当然働きますので、結果バランスが取れて日常生活を無事に送れる仕組みが人にはあります。
  でも、時には不安、苛々、心配、不眠、悩み、苦しみなどに長い期間陥ることもあり、そうすると神経は十分に休めないので、長く続く緊張状態で体表面の立毛筋が収縮回数が増え、その都度 毛穴から水分の蒸散が促進されたり、また 体は生命維持のほうを優先するため、体内の水分の皮膚に必要な水分量ががなかなか皮膚にまで届かなかったりもするため、どうしても皮膚が乾燥しやすくなることも・・・。

 そうすると肌は固くなり、肌トラブルなどが確定的になったりもします。
  心(脳)と体(皮膚)は連動しているからなのですね。

 心理が原因のトラブルには、やはり外側だけからの一方的な対処だけではなく、話を聞いてもらったり、気持ちが軽くなるようなことをすすんで行ったりということも お手入れと同時にすることをお勧めします。

愛すること 34

♪ この年、再びの新しい命の訪れを元気に迎え入れた家庭があり、子を身ごもったが故の苦しみに心身ともに疲弊した後に得た胎動に喜びをかみしめた人があり、これまで身近に思うことも無かった病を抱えてやってきた命に精一杯の愛を注ぐ家庭があった。

♪ 降りかかった悪夢のような現実から逃げることなく戦いを挑みつつある人があり、社会の理解を得られないと分かっていながらの究極の選択を決めた人があり、人が望める殆どの良いものに恵まれながらも悩みと苦しみに翻弄される人があった。

♪ 理解されたいと乾くように切望しながら相手を理解することにまで思い至らない人があり、思いがけない決定を自分の思いを置いて淡々と受け入れた人があり、力及ばず希みを断念した人があった。

♪ 一年が終わる。

 生きようとする人に幸いあれ!

きれいをおいしく!
くずゆ・あ・ら・かると

材料:市販のくずゆ蒸したサツマイモ梅酒など

作り方:
1 サツマイモ
は1cm角くらいに刻む。

 カップに市販のくずゆを入れ、適量よりも気持ち少なめに熱い湯を注ぎ、スプーンなどで混ぜてとろみを出す。

3 1のサツマイモをに散らし、最後に梅酒を回しかける。

 特にどうということの無い食べ方ですが、寒い表から帰ってきたり、ちょっと体が冷えるかなというような時には暖かいし腹持ちも良い。
  ほんのちょっとの梅酒が身体を温めますが、これをワイン、甘酒、果実酒、そしてブランデーなどにして、それぞれあわせるものも生や缶詰の果物などにしてもおいしいですね。 

 風邪の予防や喉が痛いときの滋養としても 食べやすくていいですよ ♪

ひつじ小屋の日々

◇ 化粧品を扱う仕事をしていていつも思っていました。一体、本当にコレだけのものがいるんだろうか・・?化粧品を販売しているときは、言われるままにそろえて、ついには夜のお手入れに10種類もあれこれつけていたことに気付いて驚いたことがあり、それもあってアルゴテルムを選びました。使用品目は少ないほうがいい、と思ってのことです。

◇ 確かに、あれを省きこれをやめたからといって特に何が起こるわけでもなく、あれほど使っていたのはナンだったんだ??と思うくらいでした。

◇ アルゴテルムはとてもシンプル。洗う、潤す、整え維持する、というそれだけですし、まぁ 他にも使おうと思えば使えるものもありますが、どうしてもじゃない。それに同じものでも使い方でかなり状態が変わりますから、本当に困ったとき以外はあまり品数が増えないのがいいです。

◇ 佐伯チズさんもおっしゃっていますが、化粧品に頼りすぎないように自分の肌を育て鍛えていくのはとても大事なこと。

多少のことでは傷つかない。
肌も心も人生も! 

そういう自分でいたいです。

編集後記

 人を殺したいという欲望はどこから来るのだろう?人を殺す行為にはどういう意志が働くのだろう?憎いとか邪魔だとかの理由で、生きている人を殺せるというのは、どうにも理解に苦しむ。

 そうは言うものの、自分にだって面倒くさい相手を疎む気持ちがある。相手をどうこうしようというより、逃げるもの一計。できるだけ接触を避けることがあってよいと思う。

 逆恨みや思い込みで殺人が実行されるのはお断りだ。まして、それが拒絶の言葉も持たないような幼い命に向けられるのは、どんな事情があっても断固否定する。

Aurea Ovis

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心惹かれる 赤のグラデーション

 

命の移ろい そのもの・・

 

晩秋になるのか

初冬なのか・・

冷たい空気の中にあっても

白壁にあたる日差しは 暖かく

 

背に触れる光にも

優しげなぬくもりがある

 

穏やかな弦の音が

遠く 聞こえる・・

 


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