ひつじ小屋だより  6
                            2001.4.5.

も く じ 

    ひつじ小屋の風景  3  「桜」

    Q.&A.  マッサージの仕方

    Q.&A  メイクアップについて

    優しい人たちへ...「ありがとう」

 

ひつじ小屋の風景  3  


今、
桜を見て来ました。

 冷たい横殴りの雨にも負けずにいる 七分咲きの桜達。
濡れて さらに無骨な黒く太い幹に なぜ、こんなに可憐な花が咲くのでしょう。 
 それぞれの 花びらの先から滴り落ちる雫の なんと甘やかにしてセクシーなこと...。
 それなのに、好きな子を わざとからかうような風にあおられながら、怒りに上気した顔をうつむかせて そんな意地悪をやり過ごす少女のように 桜は黙って揺れていました。
 ついさっきわたしは、どうにも抗しがたい衝動に駆られて、雨の中を歩き回って来たのですが、そんな桜と風のやりとりを ほほえましくも多少いらいらした思いで眺めていました。

 こういう季節は 駄目なんです、私は。 
  日ごとに咲き誇る桜を追いながら、一日10分でも 表に出てしまうのです。 多分満開の桜が 夢のように散りふぶくころなどは、とてもじゃないけれど こんなところ(?)でおとなしく仕事など できないでしょう。   

 なにをこんなに浮かれているのか...?!
 
 例えば、樹の花の下を歩いていて、たまたま偶然 自分に向かってそのひとひらでも舞降りて来ようものなら、まるで 長いこと待っていた一言を耳にしたときのように 心臓がドキドキしてしまうのです。
 それほどに樹の花はわたしには特別なものなのです。
 
 樹に盛大に花が咲く...、楚々とするのもいい、美々しくあでやかなのもいい、誇示し狂ったように咲き乱れるその勢いは、年ごとに繰り返されて あまりにも当たり前の事象にもかかわらず、今その時、例え嵐の最中にあって そのまま散ってしまったとしても、そこに確かな存在として 息しているというその事実が、わたしにとっては 震えがくるほど明快な「生」の目に見える実感なのです。

 そして、幾つかある そうした「生」を実感できる出来事に出会う時期になると、子供の頃からわたしは、本当に落ち着かなくて、教室で授業を聞いたり、いすに座っていることも難しく、実際 両手をお尻の下に敷いて、体の重みで自分のはじけて飛んで行きそうな思いを 耐えなければならなかったのです。

 高校の時、桜のころの天気のよい日など、学校近くの外人墓地から見える桜と富士山の あまりにもありきたりのシチュエーションでさえも たまらなくきれいに思えて、結局 学校など忘れて元町公園で半日桜を眺めたり、学校に行っても 音楽室や美術準備室からの山手の桜の優しくかすむ様を、弁当持参で 日がな一日楽しんでいたものでした。
 
 それなのに、わたしがそういう者だということをご存じでいらしたのか、担任のシスターが 「どこへ行っていらしたの?」とお聞きになり「桜を見ていました。」 と答えると、「きれいでしたか?」 「はい、泣きたくなるほど。」 と言う会話をしたきり、なぜだか 何のおとがめもなかったのは、もしかしたら、再びの命の勢いに抗えず、気の済むまで付き合ったわたしへの、桜の計らいだったのかもしれません。


 与えられた場所にたたずみ そこに生きる桜、その存在の証し「香り」を知らせて回る風、樹の下を通る人達の今が、確かな「生」であるように...祈ります。


“Q.& A." マッサージの仕方
  Q.「マッサージをすると何がいいんですか?」
    「マッサージをするとシワになるっていうでしょ?」
    「マッサージってメーカーによってやり方が違うし、
    教わっでもすぐわすれちゃうし、結局続かないのよね。」 などなど...

 A.マッサージは新陳代謝を促したり、外からの軽い刺激で 筋肉の働きや血行を良くしたり、いろいろなメリットがあるので、できれば 覚えていただきたいとは思っています

シワになるかといえば、今まで たくさんの方にさせていただいきましたし、また自分について思い出してみましても、マッサージによってシワができた という経験はありません。 恐らくやり方の問題でしょう と 思います。
 
 それから、確かに各メーカーで 本当にそれぞれやり方が違うのには 施術するこちらのほうが 混乱してしまいますが、結局は 目的を達成すれば良いのですから、目的に応じて 覚えられることがよいのでは、と思います。

 目的が血行を促すことなのか、新陳代謝を高めることなのか(シワやシミはここに該当し ます。)リラックスすることなのか、よい状態を維持することなのか、まず それをお決めになられると 良いと思います。
 
 そして、忘れてしまって続かないということについては、(慣れてしまえばどうということもないのですが) やはりやり始めは面倒なものですし、毎日しなければならない と思えばそれだけでウンザリしてきませんか?


 わたしがよくお教えする簡単な方法に、毎日なさる朝晩のお手入れに ちょっと手を加えるだけのものが あります。
 
 マッサージには大きく分けて、さする、たたく、しずめる、という3つの手段があります。
 これを ご自分の目的や肌質にあわせて、化粧水や乳液をつけるときに 意識してやっていただく というものです。
 
 例えば、洗顔の後、化粧水をつけるときに、顔をなでるようにていねいに拭くつもりでつけます(さする)。
 そして、パンパンと軽く頬をたたきあげます(たたく)。
 次に、乳液を顔に延ばして、今つけたものがよく浸透するように、という気持ちで両手の平でそっと押さえます(しずめる)。
 朝ですから そのなかの「たたく」ところを 気持ち長めに行います。


 も、メイクを落として洗顔した後、化粧水を 朝と同じようにつけますが
“お疲れさま”のつもりで、ゆっくり ていねいになじませます。
 あやすように軽くたたいた後、乳液やクリームを延ばしたら、少し肌を落ち浸かるような気持ちで お顔全体を手で覆って30秒、そっと押さえます。


 どうですか?これなら毎日できますね。

 そして、時間のあるときに ゆったりとした気持ちで、マッサージクリームを使用したマッサージをすればよいのです。
 ぜひ、Aurea Ovisのセミナーで ご自分の方法を見つけて、美しくいらしてください


 ケンとメリー 
「く・び・れ・・・」

 

 1

メリー
「か・・回覧、次の方へ よろしくお願いします・・ッ
 ううっ・・」  

 ダッ

 

 2  

メリー                    
「銀田さんの奥さんったら、風が吹いて 私の毛が ボディーラインはみだして ブワッとなったら、目ェ丸くして笑いをかみころして・・・ッ!!
肉がゆれてるって思ったのよ!!
やっぱりスヴェルト買ってきて!
絶対絶対やせるんだからっ

 1ケ月切らしていたからだめなのヨ」  さっ

ケン
「まーた・・・もう・・
 毛だらけなのに どーやって ぬるのよ ソレ」

 3

虹子
「草原さんの奥さんったら、風が吹いても 私がビクともしないって、まるで流線ボディーでヘビーウェイトだからなのね、みたいに目ェ細めて・・ッ!!
腰のくびれが目立たないから こんなことになったの!! 1ケ月 コレ塗るのをサボッたからだわっ!今年の夏は ビキニで回覧 受け取るわっ」
  

  だから かってきて       さっ

氷助 ?
「くびれのあるペンギン・・・
あなた 何になりたいの・・・」

 

 4

ケン 氷助   あ・・

「また 買うことになりましたねぇ・・・

すみませんねぇ・・・ 奥様によろしく」

 は――

“Q.& A." メイクアップについて 

 Q.「わたしは殆どメイクしたことがないのですが、やったほうがいいですか?」
   「ファンデーションってすきじゃないんだけど、つけたほうがいいんでしょ。」

 A.これは本当によく聞かれます。
 こういう仕事をしていて言うのもなんですが、いいんです、嫌ならメイクなんかしなくても...。

  とても 個人的なことですから、やった方がいいとか、やらない方がいいとか、人がとやかく言うものではない とわたしは 考えています。

 問題はやりたくないのか、やりたいけど方法が分からないのか、やってみてどうも自分には似合わないと思ったのか、やりたくないけど肌にトラブルがあってやらざるを得ないのか、あるいはまた肌トラブルのためにやりたいけどできないのか―などなど、本当にそのかたそのかたの事情によると思うのです。
 
 メイクというと 雑誌やメーカー提案の、アレもコレもをつけ施したものを メイクというのだ と思われがちですが、わたしは 素顔ではない状態なら 眉や口紅だけであっても、それはメイクだ とおもっています。
 つまり、少しでも自分についてこうありたい、と望んで素顔に手を加えることがメイクだと言う訳です。その度合いが 人によって、またその方のテクニックの程度によって 違うというだけだ と思います。
 
 そのメイクアップには 本当に とてもいろいろな表現方法がありますから、
まずは ご要望をお聞かせください。

 例えば...ファンデーションはつけたくないけど、日焼けはしたくなくて、もっとはっきりした目鼻立ちになりたいけれど、いろいろ目の回りにつけたくないとか、素顔を生かしてきれいに見せたいけどここのシミやシワが気になっているとか、本当はメイクなんかしたくないのに 会社でスッピンは駄目だって言われたとかいろいろ教えてください。できるだけお望みにそうようにとしたいと思っております。
 
 また、テクニック(技術)は 練習すればよいだけのことですから、何かのメイクアップ教室に参加なされば 幾つかは身につきます。
 個人参加で まったくの基礎から いくつかの自分だけのアレンジができるようになるためには、Aurea Ovisのメイクアップラボへのご参加は、特に お勧め致します。 
 
  メイクアップは 生活するものの 生きた自己表現 です。
 平凡な毎日の時々を 喜びをもって楽しむ術を知り、それを実行するのが 豊かな人生なのだろう と わたしは思うのですが、そのための一手段としても、メイクアップはある と思います。
 
 ある人が 音楽を「音が苦」と書いて、その本来あるべき姿でなくなった 今の音楽教育について 苦言を呈していましたが、もともと 楽しく快適な生活をめざすはずのメイクアップも 「迷苦アップ」にならないよう、もっと 気軽にお楽しみいただきたい と 思っております。

優しい人達へ・・・・「ありがとう」

 先月発行の「ひつじ小屋だより」で、少々 弱音を吐いてしまいまして、(しかしですね、わたしと致しましては、特に 弱音を吐いたつもりはなく、それよりは とても正直に 現状についての実感を述べたまでのことだったのですが...)何人かの方から いろいろとお気持ちのこもったお言葉をちょうだい致しました。

 お電話やメールでのそれは、例えば、「めずらしく弱気じゃないの。」(わたしだって人の子です。),「どうかしたんですか?」(どうって、書いたとおりです。),「そういうときもあるのよ、ゆっくりできるといいのにねぇ。」(嫌になるくらいゆっくりしてるんですよぅ.)、「飲みに行こうぜ。」(そっちもちならね。),「具合わるいんじゃないの?」(体じゃなくて懐が..。)...
 ほかにも もっとまともな様々なお気遣いを いただきました。
 
 まったくもって ビックリしました。皆さん、なんて鋭いこと!!
そして、皆さん、なんて 気持ちの優しい人達なのでしょう!
 そしてもうひとつ、そのだれ一人からも 「頑張れ」 と いう言葉を聞かなかったのです。
 落ち込んでる人に言ったところで、かえって その人の気持ちをいたぶるくらいの、そういうときの「頑張れ」は、言われたほうには重荷です。
 そういうことを知っている人達なのですね。 うれしかったです。
 
 わずか、10分かそこらの電話や一通のメールのなかに、自分にできることで相手を励まそうとする その思いが見て取れ、また そうやって思っていることを実行してくれたことに、わたしは とても感謝しているのです。 

   反省することが、一つ
 これだけ生きていれば、いいことばかり続くことのほうが稀なのだ ということを、十分 知っているはずでした。それを字面に表すなど するべきではありませんでした。 
  すみません。


 そして、今回もうひとつ、なんとなく前から思っていて 改めて感じたのですが...皆さん、もしかして、わたしは年中無休で元気一杯で、パワフルで 前向きな奴なんだ、と 思っていやしませんか?
 それが、わたしのイメージなんでしょうか...。
  ウーン、いいのかなあ...。
だって、それってすごく疲れますよ。
 
 でも、優しい人達、
「ありがとう!あなたがいてくれて、よかったです。」
今度は、わたしが優しく致しましょう。  期待していいですよ。
      

 

 



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