『幸せになる義務』 のページ

 

6 結婚指輪

 

結婚指輪を交換して 夫々で はめるのは、

相手の束縛を喜んで受けます という意味。

 

 

 指輪は 切れ目の無い輪になっています。

 結婚指輪もそうです。
それを お互いに交換し合って それがその人の心臓という 大切な部分に深く関わっているといわれる 左手の薬指に はめらるというのは、「貴方を束縛しますよ。」という意味なんですね。

 これから 一生 あなたを束縛する。そして 私も あなたに束縛されます という・・。

 お互いにそうしあうんです。だから 結婚指輪を交換して 夫々はめている というのは、相手の束縛を喜んで受けます という意味にもなるんですね。

 結婚指輪をはめるというのは そういう覚悟が無くてはいけない。

 沢山の人の中から この人を選び また 相手によって選ばれたことを感謝し 愛し続けることを誓った神様に祝福されたその証としても 指輪があるんですね。

 だから つけるときも はずすときも 神様の許しが無くてはならない。




伊藤師の司式で行われた ある結婚式でのお話でした。

新郎の方に 急に辞令が下り
その日を逃したら しばらく 結婚式を挙げられないことがわかったので
伊藤師のお知り合いということもあり
急遽 お式が執り行われることになったということでした。

何も知らずに ただ 出かけて行った遠藤は ふと思いついて
では 音無し(音楽無し)ですか?と きいたところ 仕方がないね と。

で・・ 差し出がましくも あつかましくも いいました。
私 やりましょうか?

・・というわけで お式に出席させていただいたというわけでした。

 

本当に とてもきれいなお嫁さんでした。
そして すっごく 素敵なご新郎でした。

土曜日の昼過ぎ、明るい日差しの聖堂内は
お嫁さんのドレスの控えめな衣擦れの音さえ すぐそこに聞こえるほど静か・・ 
心温まる やさしい 幸せな結婚式になりました。

 

伊藤師は、先の指輪の話をふたりに
そして 列席している人たちに ゆっくり 丁寧に お話くださいました。

伊藤師の話の間 ときどき かすかに揺れるベールで
お嫁さんが そっと頷いているのが分かりました。

二人が向かい合って 指輪の交換をするとき
お互いを ほんの少しの間 じっと見つめ合っていたのを覚えているのですが

きっと 「この人と・・」と 話していただいたことを思っていらしたのかもしれません。

慎ましやかに お互いの指に はめあった指輪を
二人は それぞれに しばらく 指でふれ、目で愛しんでいました。

昨今の 何かの発表会みたいなわけの分からない 
何のための式なんだか・・というような 結婚式とは まったく 違って
美しく とても 心に染み入る 結婚式らしい結婚式でした。

それは ずいぶん前のことなのですが
あの結婚式のことは 今も 思い出すたびに 心が温かくなりますし
自分が そこにいることができて、とても ありがたかった・・と 思っています。

あのご夫婦は 今も
愛することの、選んだことの、選ばれたことの
そして 誓ったことへの責任を 指輪を見るたびに 思い出し、
お互いを出会わせてくれた存在に 感謝し続けておいでのことでしょう。

そして 指輪を見るたびに 
ずっと愛し合って生きたい人と出会えた ことを
改めて 感謝なさっておいでのことと思います。

 

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