1月のお話   桃太郎

 

 
  昔々、あるところに おじいさんとおばあさんがいました。

 二人には 子供がいませんでしたが、ずっとあきらめることなく、毎日 神様に どうか 子供をお授けください と お願いしていました。

 おじいさんとおばあさんは 天気の良い日はいつも、一緒に出かけます。
おじいさんは 山へ芝刈りに、おばあさんは 川に洗濯に行くためです。

 その日も おじいさんは かまを持ち、おばあさんは たらいに洗濯物を入れて 出かけました。

 「じゃ、行ってくるよ。」 おじいさんは 右の上り坂の道へ曲がりながら言いました。
 「はい、頼みますよ。」 おばあさんは 左の下り坂の道へ曲がりながら答えました。

 おじいさんは 山道を登りながら、年々 坂道がきつくなるなぁ・・と 思いました。以前だったら こんな山道くらい ぜんぜん なんともなかったのに、近頃は 坂道の途中で なんどか 立ち止まって 腰をたたいたり、息を継いだりしなくてはなりません。

 この日も 道の途中で 立ち止まると、うーん と 背中を伸ばして、腰をとんとんと こぶしでたたいて 一息ついていたのですが、ふと あたりを見回して、びっくりしてしまいました。 
  いつもの道を歩いたはずなのに、なぜか そこは 見たこともないところだったからです。

 目をぱちくりさせながら たくさんの木があるその場所をみまわしていたおじいさんは、そのあたりが とてもよいにおいがしているのに気づきました。
  そして 良く見ると その林のようなたくさんの木には、いくつもの大きくておいしそうな桃がなっていて、ときおり吹く風に ゆ〜らりゆ〜らり揺れていました。

 「一体、ここは どこなんだ?こんなところは 初めてだ・・!」

 きちんと並んだ沢山の桃の木々は、もしかしたら、誰かの桃園かもしれません。おじいさんは そっと 一本の木に近づきながら、「もーし。どなたかおらんですかぁ?」と 呼んでみたのですが、あたりは しーんとしたまま。誰かがいる様子はありません。

 「しかし、うまそうな桃じゃなぁ。ばあさんは 桃が大好きだから、持って帰りたいが、もらっても良いものじゃろうか・・。」

 おじいさんは そういいながら、桃に手を伸ばして、ふっくらとおいしそうに膨らんだ大きな桃に手を掛けました。 

 すると、桃は 待っていたかのように、枝を離れ、おじいさんの手の上に ぽとんと落ちたかと思うと、するっと手を逃れて、そばの川に ぽちゃんと落ちてしまいました。

 「あっ! あぁ もったいない。ああ、いやいや そうじゃない。やっぱり 人様のものを なんのゆるしもなく 黙ってもらうのは よくないことじゃ。ちょっと 魔が差したもんで、神様が 桃をおとされたのじゃ。
 そうじゃ、そうじゃ。さぁ もう行こう。やはり 黙ってもらえば 泥棒じゃもの。そうならんで よかったわい。」

 おじいさんは 川を流れていく桃を見て、ひとりごとをいいながら、後を振り返りもせずに、さっきまで 歩いていた道に出て、山に登っていきました。

 一方 おばあさんは いつもの川に やってきました。

 煮炊きや掃除をして汚れた手ぬぐいや雑巾、おじいさんの仕事着やおばあさんの着る物などを 順番に 手際よく 洗っていきました。

 しばらくぶりのぽかぽか陽気で、洗濯もどんどん はかどっていました。

 ふと おばあさんは 川の水の中の洗いものを見て 思いました。
「これが かわいい子供の小さなベベだったらねぇ・・。きっと 洗濯だって 毎日 楽しいことだろうに。」

 そして、ほうっと ため息をつくと、そんなことを 思ったことを振り払うように、勢い良く 洗い終わったものをぎゅっと絞りました。

 その時、目の端に 何かを見たような気がしたおばあさんは、川上のほうへ 目をやりました。

 「・・? あれは なんだろう? おやおや、あれは 桃だよ。だけど えらく大きな桃だこと・・!」

 桃は まるで おばあさんに呼ばれたかのように、川の流れにさからって おばあさんのいるほうへ 流れてきました。

 おばあさんは、それを見て いそいで桃を すくい上げ、洗い終わった洗濯物と一緒にたらいに乗せて、だいじに 家に持って帰りました。

 そのころ、おじいさんは いつもよりも、ずいぶんたくさんの柴を担いで、足取りも軽く、家へと坂道を駆け下りていました。

 「なんだか 今日は 全然 疲れないぞ。どうしたことだろう。ほれ、こんなに 足が軽い。それに 柴も いつもよりもずっと多いのに、どうしてだかぜんぜん 重くも感じない。不思議なことだが それにしても ありがたい。」

 家に着いたおじいさんは いせいよく戸を開けて 中に入りました。が、そこには 両手でもっても あまるくらいに大きな桃が ありました。

 おじいさんは びっくりして 大きな声で言いました。
「おい、ばあさん、どうしたんだ?これは なんだ?」

 ちょうどそこへ 台所から包丁とまな板をもってきたおばあさんが、笑いながら 言いました。
 「なんだ、これは、って おじいさん、見てのとおりの桃ですよ。」

 ふたりは その時 はじめて お互いを見て、大きな桃を見たとき以上の大きな声を上げました。

 「ええっ?!」「あれぇ?!」

 二人は お互いをしげしげと眺めあいました。
いったい なにが どうしたのでしょう。二人は どういうわけか ずいぶん昔の時のように 若返っていたのです。

 どうして 自分達が いきなり若くなったのか 不思議に思いながら、おばあさんの切ってくれた桃を食べたおじいさんは 山であった話をし、おばあさんも おいしい桃を食べながら、おじいさんに 川でのことを話しました。

 そうしているうちに 二人とも 体の中から 力がわいてくるような感じがしてきました。

 「これは 桃を食べたからじゃないだろうか。」
「そうですよ。きっと これは 神様の贈り物ですよ。」
「そうじゃ。きっと そうじゃ。わしらは すっかり若返って、力も元気も 取り戻したんじゃ。」
「ええ、ええ。そうじゃともね。神様が もう一度 しっかり生きよと おっしゃっておられるんじゃねぇ。」

 

 それから 幾日もしないうちに、おじいさんとおばあさんに、かわいい子供が出来ました。

 丸々太った 元気一杯の男の子は、桃を授かって生まれたから というので、桃太郎 と 名づけられました。

 桃太郎は 不思議な子供で、普通の子供が 何年もかかって 大きくなるところを、どんどん 大きくなっていき、ほんの三月のあいだに、すっかり 大人と同じくらいの背丈になって 立派な若者になりました。

 桃太郎は 元気で 良く働き、おじいさんの芝刈りを手伝い、おばあさんの洗濯物を すっかり運んだりして、三人は 仲良く暮らしていました。

 さて、ちょうどそのころ。海の向こうの島からやってきて、都の近くの山に住みついたという大鬼たちが、里にやってきては あちこちの村の畑をあらしたり、飼っているものを奪っていったりすることが たびたびあり、そのうち とうとう 鬼が都にも あらわれて、人々の暮らしを めちゃくちゃにする ということが 何度か起こりました。

 都の偉い人たちは、評判の力自慢や剣術つかいたちを集めて、何回か 鬼退治にやりましたが、鬼は とにかく 小山のように大きくて 力も強いため、誰一人として 鬼を退治することが 出来ませんでした。

 そこで ひろく 国中に呼びかけて、鬼を退治できるものを探し始めました。

 片田舎の桃太郎たちが住む村にも その噂は聞こえてきました。
だれか 力の強い 勇気のある人が 鬼をやっつけてくれないだろうか、と 人が集まれば どこででも そんな話ばかりになりました。

 噂を聞いた桃太郎は 暫く考えていましたが、おじいさんとおばあさんに こういいました。

 「たくさんの人たちがとても困っています。私は 力も強いし 勇気もあります。そこで 私は これから 鬼退治に行こうと思うのです。」

 それを聞いて おじいさんもおばあさんも びっくり、腰を抜かしそうになりました。何を言っている、お前のような 若僧になにができる、そんな恐ろしいことはやめておくれ、どうして おまえがいかなくちゃならないんだい?・・ などと、二人して 桃太郎の気持ちを あたらめさせようとしたのですが、桃太郎は どうしても いかなくちゃならないと 言い張ります。

 「よく聞いてください。私は どうやって生まれましたか?私が 生まれたのは 川に流れてきた桃を食べたからだと いいましたよね?
 私は、どうやって 大きくなりましたか? 同じときに生まれた子供たちは まだ 小さな子供のままですが、私は もう 立派に大人です。
 これは 何故でしょう? こんな不思議な力を持って生まれて、自分のためだけに生きるのは 間違っていますよ。

 いまこそ、この力を使うときだと 私は 思います。」

 おじいさんもおばあさんも そういわれてしまっては もう 何もいえません。

 たしかに この子は 普通の子供と違いました。川に神様が桃をながしてくださって それを食べて生まれ、あっという間に大きくなった子供です。 もしかしたら、本当に 水神様の申し子かもしれません。

 それなら ここで やりたいということを やめさせてはならないと おじいさんもおばあさんも 思い、桃太郎のために 新しいはかまや鉢巻をあげたりして 旅の支度を始めました。

 おばあさんは 桃太郎の大好きな きび団子を、いつもよりも 丁寧に、おいしくたくさん作り、神様にもお供えし、桃太郎の無事をお守りください と お願いしました。

 おじいさんは、日本一と書いた旗を 桃太郎に持たせました。

 そして、次の日、桃太郎は おじいさんとおばあさんに 見送られて 出発したのでした。

 村を出て 鬼の住む山を目指して 山道を歩いていると、どこからか 一匹の犬が 現れて言いました。

 「桃太郎さん、桃太郎さん。どちらへいかれます?その お腰のものは なんですか?」

 「私は これから 鬼退治に行くところだ。これは おばあさんが 元気がつくように と 持たせてくれた きび団子だよ。」

 「鬼退治ですか。大変ですね。ところで、そのきび団子、ひとつ 私にくれませんか?」

 「そうだな、もしも 鬼退治についてくる というのなら、ね。」

 「あの鬼には 私を可愛がってくれた家の人が 酷い目に合わされたのです。私は 鬼に一泡吹かせてやりたいと思って、出てきたのです。是非 つれてってください。一緒に戦いましょう。」

 そこで 桃太郎は 犬にきび団子をやりました。そして ひとりと一匹は、元気よく 山道を歩いていきました。

 しばらくすると、こんどは 一匹の猿がやってきて 言いました。

 「桃太郎さん、桃太郎さん。どちらへいかれます?その お腰のものは なんですか?」

 「私は これから 鬼退治に行くところだ。これは おばあさんが 元気がつくように と 持たせてくれた きび団子だよ。」

 「鬼退治ですか。大変ですね。ところで、そのきび団子、ひとつ 私にくれませんか?」

 「おまえもかい?それなら 鬼退治についてくるかね。」

 「勿論ですよ。私の山の仲間たちは、あの鬼たちに 散々な目に合わせれたのです。きっと やっつけてやるから と 出てきたのですよ。どうぞ、一緒に戦わせてください。」

  そこで 桃太郎は 猿にきび団子をやりました。そして ひとりと二匹は、元気よく 山道を歩いていきました。

 しばらくすると、こんどは 一羽の雉が飛んできて 言いました。

 「桃太郎さん、桃太郎さん。どちらへいかれます?その お腰のものは なんですか?」

 「私は これから 鬼退治に行くところだ。これは おばあさんが 元気がつくように と 持たせてくれた きび団子だよ。」

 「鬼退治ですか。大変ですね。ところで、そのきび団子、ひとつ 私にくれませんか?」

 「いいとも。だが 鬼退治についてくる というのなら、だけどね。」

 「わかりました。是非 つれてってください。あの鬼たちには 私たちの可愛い卵たちを盗まれてしまったのです。かならず 懲らしめてやりたいと 出かけてきたのですよ。一緒に戦って やっつけてやりましょう。」

 そこで 桃太郎は 雉にきび団子をやりました。そして ひとりと二匹と一羽は、元気良く 先を急ぎました。

きじ・・のつもり

 数日後、桃太郎たちは ようやく 鬼の住む鬼城へやってきました。
あたりは よいに天気だというのに、城の上には 黒い雲がかぶさるようにかかり、大きな城も 暗く 不気味な様子をしていました。

 桃太郎は立ち止まって みんなに言いました。
「これから あの門の前で 開門を願うが、どうせ 開けはしないだろうから、そうしたら、雉は 城門の向こうへ飛んでいって、かんぬきを 開けてくれ。」
 「はい、わかりました。」 と 雉。

 「門が開いたら、私と犬は 走ってはいるから、猿は 門の上に登って、雉と一緒に 上から 鬼を責めてくれ。」
 「はい、分かりました。」と 犬と猿。

 そして、桃太郎が 門の前で「開門!開門!」と叫ぶと 中から とどろき渡るような声が、「だぁれだぁ?!」と いいました。

 桃太郎が、鬼退治に来た 桃から生まれた桃太郎だ と いいますと、鬼は だれがあけてなどやるものか と いいます。

 そこで、桃太郎は きび団子をひとつ 雉に食べさせ、門の内側に飛んで行って かんぬきをあけるように言いました。

 雉は きび団子で むくむくわいてきた力で びゅん!っと飛び立ち、大鬼の城門のかんぬきを あっという間に あけてしまいました。

 桃太郎は きび団子を一つ口に入れ、犬と猿にも 一つずつ食べさせました。皆 ぐーんと 力がついて 強くなり、城の中の鬼たちを つぎつぎに やっつけていきました。

 ところが、それを見ていた鬼の大将は、これは 桃太郎にやられてしまうかもしれない とおもい、騒ぎの間に いそいで山を下り、浜辺につけてあった船に乗り込むと、仲間のいる 鬼ヶ島めざして舟をこぎ始めました。

 鬼城では すっかり 鬼達が退治され、城の上にあった黒い雲も いつの間にか散ってしまい、何も無かった 岩だらけの山には 草が茂り、沢山の花が咲いて、気持ちの良いところになったので、桃太郎と犬と猿と雉は これで 鬼退治ができたと思い 喜んだのですが、どうも 鬼の大将は にげてしまったらしいことを、他の鬼から聞いて、桃太郎たちは いそいで船に乗って、鬼の大将のあとを追いかけました。

 しばらく行くと、桃太郎たちは 遠くに 鬼の大将をみつけたので、また みんなで一つずつキビ団子を食べて 力をつけ、あっというまに 鬼の大将の船に追いつきました。 

 鬼の大将は ざぶんと海に飛び込み、大きな魚に姿を変えて、水を切って 鬼が島に向かいます。

 それを見た桃太郎が、天を仰いで お助けくださいというと、桃太郎の姿は、見る間に 大鷲の姿になり、魚になった鬼を わしづかみにすると 大きな翼で羽ばていて、あっというまに鬼が島に 着きました。

 磯に落とされた魚の鬼は 元の姿に戻ると、転がるように 仲間たちのいる場所に 向かいました。

 桃太郎は 船でやってきた 犬、猿、雉を待って、きび団子を分け合うと、鬼の向かった方へ 急ぎました。

 鬼の岩屋では、鬼の大将と その仲間達が、桃太郎たちが近づくのを待って いっせいに飛び出してきました。

 沢山の大きな鬼たちに対して、桃太郎は 犬 猿 雉だけで 立ち向かいます。とても 普通なら無理なことですが、おばあさんが作ってくれたきび団子を食べていますし、なにしろ 桃太郎は やっぱり 水神様の申し子です。

 犬は つぎつぎに鬼たちの足に噛み付き、猿は 鬼たちの背中によじ登ると 顔や頭を引っかきます。雉は 空から 鬼たちの目をつつき、桃太郎は おじいさんからもらった刀で 鬼たちをやっつけました。

 そうして、それほどの時間もかけずに 桃太郎たちは 鬼たちを退治してしまいました。

 もう 二度と 人々を苦しめない という約束をした鬼たちは、これまで あちこちから 奪ってきたものや鬼の宝物を 船に積んで、桃太郎に渡しました。

 桃太郎は 沢山の宝物などをもって、犬 猿 雉といっしょに おじいさんとおばあさんの待っている村に 帰ってきました。

 村に戻った桃太郎は、仲間の犬、猿 雉といっしょに おじいさん、おばあさんの面倒を良く見て、二人が死んだ後、しばらくして 山に篭ってしまいました。

 それとおなじころに、犬や猿、雉も 夫々の山に帰っていったということです。

 桃太郎が篭った山は、後で だんだん 桃の形になったそうで、それをみた村の人たちは やっぱり 桃太郎は 神様の子だったのだといって、桃太郎のために 社を組んで 祀ったということです。 

 

 

 このお話は もう どなたも ご存知のことと思います。・・が、例によって 遠藤の思うように書いてあります。

 といっても、全くのつくりばなしではなくて、あれこれ調べてみたら、それこそ 金太郎さんの時と同じように いろいろな説があって、そのどれも 落とすには惜しいな と 思うようなお話だったので、そのうちのいくつかを なんとなくつなぎ合わせたところもあります。

 いくつかのお話の中にもかきましたが、川というのは 神様や仙人などの住む異世界と人の世をつなぐもの という 解釈がされています。
 そして また 桃という果物も、仙人などの食べ物でもあり、魔よけや災厄を防ぐ 不思議な力のあるものとして 扱われることがよくあります。 もそうですね。

 今回は その「桃の力」を 少し大きくしたかったので、おじいさんとおばあさんが 若返って子供を産み育てる という その部分を、(殆どの一般の話では そのあたりを省略されていると思うのですが) 一度 書いておきたいな と 思ったので そうしました。

 老人に子供は産めないからというのもありますが、なにせ 子供を育てるというのは、体力仕事でもあるし、一緒に年を取っていくということもあり、また 子どもがある程度大きくなるまでは できるだけ 一緒に いたほうがいいとおもっているので、そのためには 老人であるよりは、やはり ある程度の若さがあったほうが よいだろうな とも考えたからではあります。

 桃には 回春という意味もあり、厳しい冬が終わって 農作物が勢い良く育ち始める、春がめぐってくる という そんなことも関わっているようでした。
 ですから やっぱり 桃太郎さんは 水神様のお使い、春の精でもあるようです。

 とにかく、いろいろ 深く読んでいけば いくらも面白いことが どんどん出てくる「桃太郎」のお話。もっともっと 面白くなるなぁ・・と 思いながら 今回は ここまでにしておきました。

 Aurea Ovis版「桃太郎」 楽しんでいただければ 幸いです。

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