この漫画ページは 現在 すっかり大人?になってしまった 長女が 1994〜1999までの中で 「今日の出来事」風に 日々の我が家の猫たちとのかかわりを サラサラと 描いたものから 世に公表しても 差し障り無かろう と 思われたものだけを 抜粋で 猫好きな方、また 遠藤と その家族にご興味のある方たちのみのために 作ったページです   長女という人は なんというか 非常に こういう ふとしたことを なんということもなく 描きあげることが出来る才能のある人なので、彼女が ペンを持つと そばにいる人間は皆 期待した思いで 何ができあがるのかと わくわくして まったものでした。(今は 仕事がいそがしくて?また 実家の芦名の里からは 少し離れているので 「ひつじ小屋だより」の 『ケンとメリー』を 頼む時以外 なかなか 顔を合わさなくなっています。

 ここに登場するねこたちは もうすでに他界してしまったものたちや あるいは 自分のテリトリーを求めて たびだったものたちなど、勿論 いまだに我が家に居残っておるものもおりますが みんな こねこのときから子供達といっしょにそだってきた?仲です。

 人語を解するものあり 人を人と思わないものあり 相手はわが仲間と思っているようなものあり あるいは こいつは我々以下なり なんて 思っているんじゃないか と 思われるものもあって なかなか 侮れない連中ですが 時がたてば みんな 同じに年を取り それぞれに 情けの通い合うを 何かにつけて 感ぜずにはいられないような この頃ではあります・・・。


No.1 ”ねえちゃんの部屋で”

 出演

おねえ
人間。我が家の長女。トテモ ユニークでかつ 物知り。時々遠藤よりも先に生きていたのではないかと 思われるほどいろいろ世の中のことに長けている。
ちょいと
生まれたときは ほんとにちょいとしかなかったので その名が付いたのに 後 もっとチャンになりしまいにはうんとチャンになった。が、ものすごい美人猫。生まれて2年目に肺炎でこの世を去る。

らいらい
オレンジの縞々ねこ。かれは ある日を境に とっても近くのおうちの猫になることを選んだ。 結構遊び方が派手で 遠藤が 面白がって 良く遊んだオス猫。 
No.1 ”ねえちゃんの部屋で

 ”ちょいと”というのは おてんばで 綺麗で 可愛くて なんとも 見ていて楽しい猫でした。

ちょいと これは かのじょがまだ それほど大人になっていない時の写真。

 いつも なんとなく 半分眠っているようなところがあったけれど それがまた なんとも かわいらしくて つい いじりたくなってしまう そういう ふかふかねこでした。 けっこうな狩人で なんでまた! といいたくなるような 代物?を ご丁寧に お運びあそばしてくれて 我々人間一同 いちいち 叫んだり わめいたり 飛び上がったり・・・と 大変であったにかかわらず 本猫は 「ふ〜ん こんなもので なんでそんなにさわぐのよー、へんなのー」 ッテナ感じで 我々の罵声など 耳を後ろにふさぎながら これっぽっちも 聞いてくれない という 肝っ玉の据わった?お嬢さんでありました。

 ともあれ しぐさ 表情など どれをとっても 彼女ほど 奔放で あいらしいねことして 家族全員にあいされたねこも 無かったと思います。

らいらい
 右の写真は らいらい。本名は ライオネル。ライオネル・リッチ―から 取ったのですね。
  ちょいとと このらいらいは 長女のお気に入りで また 二匹とも 長女が自分たちに甘いことを 熟知して うまくそれを使っていたようなところも 無きにしも非ず・・・というような それぞれの関係ではありました。
 彼の遊び方というのが それは えらく激しくて 見ているほうが くたくたになるほどのはしゃぎようで たかが ティッシュ一枚を 手で丸めただけのもので 20分くらい 飽かずに一人で遊べるという特技は 彼だけのものでしたね。


 なぜか「もゃ〜ん」と鳴くので、その鳴き方で呼ばれることもありました。可愛いやつでしたね。

 

ちょいと&らいらい これは 庭で ちょいとらいらいが なかよく どでーんと寝転んでいるところです。

 なぜか ちょいとは 白いところが何時も 光るように白かったのを覚えています。綺麗好きだったのでしょうね。

 彼女にしてみれば らいらいは 同じ年の男の子で なんとも ガキくさく思っていたような節もあったように思います。

 まだ この頃は 二つとも元気で 楽しい時ではありました。

No.2   ”裏切りのキムチスパゲッティ―・・・”


出演
ちーちー 人間。遠藤家の次女。もう 大分長い間 引きこもりをやっている。猫の世話は 殆ど 彼女の仕事になっている、が とくに 猫と仲がよいというわけではない・・ きょうだいたちからは いろいろに呼ばれている。例えば・・ ちーちー、ちーちーさん ちーさん、もっと あるんだけれど ちょっと 公然と使えない呼び名が多い・・・。
ちょいと No.1 で登場した すでに他界し、高みから我々を見下ろしている 美人猫。

 この漫画を書いている長女は 今は 芦名の里を拠点としていません。 彼女が 芦名の里にいた頃のことなので 少々 以前のことになるのが、この漫画の書かれていた頃ですね。

 今回の 登場人物は 先の写真の人間の 次女、ちーさん と、やはり 前回出演の 美人猫のちょいとさんです。あ 左写真でちーさんが肩に乗っかられている猫は ちよこ と申しまして、実は 男です。
  額のMマークも凛々しく、若いときは 結構 男前だったのですが、いまは 高齢になり どちらかというと 凄みのほうがまして、ちょっと目があうと 別に何も疚しいことはないのですが、なんとなく おどおどと すまない気になってしまうのは 私が どこか なにか ・・・ あるのかなー・・?

 ま それはともかく、彼は 今回は出演しません、あしからず。


 さて 今回のお話しは これ又実際にあったお話しです。

 ちょいとさんというのは とっても 人間の食べ物に興味が深く、それも 結構な 通好み だったんですよね。
 我が家の猫達は あの当時 すでに 8匹でしたから おおっぴらには お食事(えさ)時間以外は 物を与える ということはご法度だったんですけれど、長年 引きこもりをやっているちーさんは それがゆえに 我々とは 食事時間がずれるんですね。
 そういうときを狙って (まったく ねこというものは 侮れませんね。人のそういう習慣などを ちゃんと把握して それなりに 利用していたとしか思えないようなこと いろいろありましたね。)
よく ちょいとさんと 攻防を 繰り返したりしたものでした

 今回のは たいした場面でもないのですが、ちょいとの性格が良く出ていて、実際 その場にいた人間達は ちょいとには 申しわけないのですが 、みんなで 笑ってしまいました。
  だって ほんとに 涙目になって怒ったんですもの・・。

 彼女は 尻尾が ぜんまいのように 巻いていて、床に腰を下ろして 尻尾を振ると こつんこつんと 床をたたく音がするくらいでした。でも そういう音がするのは 一見 ちんまりと おとなしく そして 綺麗にたたずんでいるように見えて、じつは ものすごく 胸中穏やかならぬ状況にある ということを 知らし召すべく、つまり もんのすごく怒っている時に そうやって 尻尾で 床をたたいては 我々に 怒りを表し、反省を求め、そして つぐのいを要求しているんですねー、これが・・。 この娘は 本当に おきゃんな 楽しい娘でした。


No.3   ”コネコ、ひきだしに入る” 

    出演

ちーさん 別名ちーちー。人間。遠藤家の次女。
こねこたち 1993年の6月に 相次いで生まれてきた こにゃんこ達。
今回出演の猫達のドレが出ているのか 作者には定かではない。
 これは 不思議なことでした。

 私たち人間の 引き出しは 物を入っているところ という 既成概念をぶっ飛ばしてくれた出来事だったんです。

 ある日 ちーさんが 庭においてある 庭用のげた箱の下段の 庭仕事用の小道具の入っている引き出しを 何の気なしに開けたんですね。

 そしたら 6月に出産ラッシュで ぽとぽとと生まれてきていた 子猫達が どういうわけか そのひきだしのなかで いきなりあけられたというのにも 全く気づかないのか、きにしないのか・・、とにかく 熱気をはらんで(つまり ほかほかと湯気を上げて) 群れて眠っていたというのですね・・。

 私は その現場を見てはいませんが、夏休みで家にいた連中は こねこたちが そこに入った理由がわからず、でも 面白いし可愛いしで、何回か 開け閉めしてみたそうです。

 それでも さして気にする風もなく 気持ちよさそうに 眠り続けていた というのですね。

 おねえやちーさんに言わせると 平和でいい光景だった ということでした。

 しっかし・・ なんでまた・・???

 引き出しは 表からの出入りは出来ませんが、そういえば 下からもぐって 後ろから入ることは可能です・・・けれどもねー、あのちっちゃいのが わらわらと 勝手に入れるわけないわけですから・・背も足りないし やっぱり ママ猫達が はこんだんでしょうねぇ・・。

 安全だとおもったんでしょうか・・? 

 でも 危害を加えるなんて 全くしてなかったし てあつく保護していましたけど・・ 私たち。 

 

何の気なしに引き出しを開けてしまったちーさんは どうしてよいやらわからずに 訳のわからないまま、引き出しを閉めたということです。 

 

 「う〜ん・・・ ようわからん・・。」 by ちー。

そのときの写真があるわけではないのですが 
ご想像の手助けとして下の2枚を お見せします。 


あんこ、うっし―、ちよこ、
ちょいと

しま&みけ
こういうサイズが 5〜6個 入っていたとの事でした。

ねこって ふしぎ・・。


No.4  ”おとな猫 しま”

 出演  

ちーさん 人間
しま アメリカンショートヘアの血が入っている。しっかりした体つきで 眼光するどく、遠藤家の猫達の 保護者的存在を自負し、また よく責任を果たしている。
現在は かなり年をとり また 猫エイズを発症して かなりおとろえてはいるが 相変わらず 日々のテリトリーの巡回や 自分より下のものへの 配慮を怠らない。
我が家の長男 おにい とは 兄弟関係で 彼らは ことばがつうじるようである・・・?
ちょいと ここに出てくるちょいとは かなり 子供で、おきゃんそのまま。自分の気分で よく 他の猫達にからんでは 疎ましがられたり、その気になられたり・・。まったく なににでも ちょっかいを出す 怖いもの知らず。


 お読みいただければ・・、はい その通りの出来事だったんです。

 う〜ん・・・・ これは いわゆる 逆切れ状態ですね。自分は あそびともだちのちよこ(同い年の雄猫)だとおもって じゃれ付いたら「なによー! どうしておじさんなの〜!?」って 感じだったんでしょうね。 

 見ていた連中は どうしたものか・・と しばし おろおろしたということでした。

 しかし しまは 大人で しかもちょいとからみれば オジサンなんですね、そのせいかどうか まったく どうじることなく ちょいとのするままになっていてやった とい事で、この事件で 彼は 株を上げました。たいした猫だと・・。

 ・・・これを読んで おっと・・と 冷や汗ものの人間がいたんですね。 ええ・・まぁ お察しの通りですにゃ・・。


生まれたばかりの頃の しま

青年の頃の しま

 



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