シンデレラコーナー No.24 Ms.Gotou 初夏の喜びの時に向かって・・
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Ms.Gotouは 看護婦さんをしておいでです。今年の5月に喜びの日を迎えることが決まり、その日に一番綺麗であるように 準備を始められました。
身長もおありですし とても スレンダーですし また 骨格がしっかりしておいでなので、きっと すごく素敵な花嫁さんになられることと 楽しみにしています。 当日のお仕度のお手伝いもさせていただける予定になりましたので、その日まで 徐々に美しくなっていくMs.Gotouを楽しみに、また 一緒に暖かく見守ってください。 さて 一番初めの2003年の暮れには、お肌質を知るためのエステとメイクをしましたが、メイクはこれから毎回 当日のイメージの具体化になっていくと思います。 右の写真は 素顔のMs.Gotou。 また 現在 その日に向けて 髪を伸ばしてくださっておいでですが、毛先の痛みを気にしておられます。 左は カジュアルタイムのためのナチュラルなメイクアップ。 肌は 水分と脂分をたっぷり与え、しっとりしたところで、無色のメイクベースを薄く全体に塗り、やはり お仕事柄 部分的に脂っぽくなったり乾燥したりするということですので、下地のあとには必ず 脂を吸着するためのフェイスアップパウダーを しっかりつけることをお薦めしました。 それから、やわらいクリームタイプのファンデーションを目元から 少しずつお顔全体に指先で広げ、最後に何も付いていないのスポンジで、軽くお顔全体のファンデーションを ならしていきます。 最後は フェイスアップファンデーションをお顔全体にたっぷりつけて、それを大き目のブラシで 余分な粉を丁寧に払い落とします。 アイメイク とても基本的な色の入れ方で、アイホール全体に アイシャドウブラシでオレンジを入れ、目元を自然に 明るくします。 次に ダークなイングリッシュクリーンのアイカラーを 細いライナーブラシにとり、マツゲの生え際にそって 細くラインを入れていきます。 眉骨のあたり、眉山からは パール感のあるホワイトを アイシャドウブラシではきおろして 先のオレンジとなじませます。このホワイトは 光があたったときに 目元を生き生きと見せてくれますので、目頭と眉まで、目尻の下のまぶたのほうにも 少々入れておきます。 マツゲは しっかりカールさせて、グリーンのマスカラを丁寧につけます。 眉は あまり細いと頼りなく、さびしくみえますので、いつもよりも太めに描いて 元気さ 健康さをみせるようにしますが、そのときは 上のほうを足すのではなく、下のほうに 色を足していくようにします。 頬紅は そのままですと オレンジを入れたくなるのですが、ここはちょっとはずして落ち着いたローズを チークブラシで 目元から指一本下がったところから耳たぶと小鼻の端を結んだラインまでに、淡く 大き目の円を描くようにして 軽く滑らせます。 口紅は ピンクがかったベージュを使いました。 とても 自然で素敵ですね! 髪を上げてみました。気持ち 量が大めなので どうかな・・と 思ったのですが、何とかなりました。 まだ 長さがばらばらなので 一まとめにするには あちこち ピンが必要なのですが、あと2か月分だけでも のばしていただければ かなり楽に まとめられると思います。 私は やっぱり こういうことが好きなんですねー。 まだまだ 時間はありますので、いろいろなシチュエーションを考えながら、良い準備をしていきたいと思っています。 Ms.Gotou,どうぞ よろしく!!
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2回目 2004/01/07 素肌を生かすギャルソンヌ風メイク エステもメイクも 2回目の今回、年末年始 まとめてのお休みが取れなかったことや 久しぶりに会ったお友達との楽しい時間などもあってか、珍しい とおっしゃる吹き出物が 顎の中央に ぽつんとできてしまっていました。 さて 今回は 吹き出物のこともありましたので あまり ファンデーションを塗りたくないな とおもいまして、まだ少し早いのですが ギャルソンヌ風の軽いメイクにしてみました。 ◎ 肌作り 上品な肌の艶は この時期 とても健康的に見せたり、肌のしなやかさを現すためには必要なことなので、ここでは アニエス・ベーのアンリュミヌールマジという練り物のフェイスパウダーを指先にとって 目元から頬、額からアイホール全体、口元、そして 鼻の部分とフェイスライン という順序で 綺麗に平均するように 伸ばしてつけます。 その後は 粒子の細かいルースパウダーを 大き目のパフにたっぷりつけ、脂っぽくなる部分を中心に、お顔全体にしっかり押し付けて行き、フェイスブラシで 余分な粉気を払い落として 出来上がりです。 ◎ アイメイク まず アイホールや下のまぶた付近を含む眉骨や目頭上部あたりの目元といわれる部分全体を、多少パール感のある ナチュラルなホワイトベージュを大きめのアイメイクブラシで軽く撫で付けるようにして色を乗せ、小さめのラインブラシでブラウンベージュをマツゲの生え際から二重の中とそれより2ミリくらい上に出すようにして 色を乗せます。その際、下のまぶたの目尻側からも 同じブラウンベージュを細めのブラシで ほんの1cmくらい 影をつけるつもりで入れます。 マツゲをカールさせ、ブラウンのマスカラで ごく自然に全体につけていきます。 眉は ケーキアイブロウを使いましたが、アイメイクのときのブラウンベージュをラインを作ったときと同じブラシで、先に眉のラインを入れておくと やりやすくなります。 ◎ チーク & 口紅 口紅はベージュ系のオレンジピンク。あっさりとリップクリーム感覚で塗ります。 この方は 目元が本当に印象的ですね。 左の写真は 絶対的に そのためには長さが足りないのですが、無理やり夜会巻き風にしてみました。 それにしても 前回も思っていたのですが、うなじが綺麗ですねー ☆
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3回目 2004/05/02 当日は めずらしく こんな時期だというのに、上着を羽織らずにいられないくらい寒い日で、今にも泣き出しそうな空でもありました。 こんな日でも 喜びに満ちた人というのは、そこだけに日があたるような そんな明るく華やかな雰囲気があるものです。 Ms.Gotoのこの日を迎えるまでには、ただでさえお仕事の都合などもあったので、一般的なブライダルメニューは こなせなかったり、また 人生の新しい出発点に立つにあたり、思いがけない出来事もあったりしたにもかかわらず、若いお二人は 良く考えて、一番良い方法を 選ばれました。 当初の予定は変わって、お披露目の席でのメイクだけになりましたが、私がこの仕事をし始めて 心に残るブライダルになりましたので、ここに その記念を残したいと思います。 メイクアップ・レシピ ☆ ポイントメイク ☆
6 マツゲは カールさせた後、ブロンズブラックのマスカラを たっぷりつけます。 7 眉は もともと ご自分のものがしっかりあるので、それを生かして、ブラウンベージュのケーキアイブロウとイエローブラウンのアイブロウペンシルで 仕上げます。 8 チークは テラコッタ・オレンジ。血色良く 健康そうに見せてくれます。 9 リップは インウイのマットなブラウンレッドを使った後、下唇中央に きらきらとしずくが落ちたような感じに仕上がる オレンジ系のリップを 重ねました。
☆ ヘアメイク ☆ ・ 前髪を斜めのまま ストレートに横にながし、頭頂部は ホットカーラーをつかって 多少 高さを出します。
体調を崩したこともあったし、 お若いにもかかわらず お仕事柄でしょうか?
きっと 優しくて 物静かなご主人を それとなくサポートなさりながらも おめでとうございます。
2004/05/24 編集時に・・ 遠藤 |