たびたびの雨で 湿気を含んだ地面に
アジサイの花が身をかがめるようにして 顔を近づけている
その水気を吸って 深く呼吸するような茶色には
鮮やかな花色を 思う様に咲かせるような
母性のおおらかさを感じる
あんなふうな大地の息遣いを
年齢を重ねると 沈みがちにみえてしまう ブラウンを使って
温かみのある 自然なメイクにしてみたい と 思った・・
◎ ファンデーション
たとえ湿気の多い日でも どこに空調のわながあるかもしれません。
スキンケアは できるだけ 手を抜かずに 水分 脂分の補給は 欠かさないようにしましょう。
1 汗をかきやすい人や化粧崩れの激しいときは スキンケアのあと オイルコントロールできるフェイスアップパウダーを Tゾーンを中心に まず 抑えるようにして 使います
2 軽くフェイスブラシで払った後 夏用でさっぱりしたタイプの日焼け止め効果のある化粧下地を 額 鼻筋 頬骨を意識して 顔全体に丁寧に薄く塗ります
3 リキッド状のファンデーションを 両目の下に少量
おき、軽くたたくようにして 外へ広げます。
4 フェイスアップパウダーを 顔全体に 毛並みに逆らうようにして付け、大き目のフェイスブラシで 余分な粉を払います
5 パウダーファンデーションをブラシに軽くとり、お顔全体に軽く払いつけていきます
◎ アイメイク
1 ダークブラウンのアイライナーで 上のまぶたのまつげの際のみに アイラインを入れる
2 アイホール内に ベースメイクのつもりで 白っぽいピンクのパウダーアイシャドウを 広めのアイシャドウブラシで丁寧に刷く
3 レンガ色のような赤茶色のパウダーアイシャドウをシャドウブラシで 目じり側から アイホール中央まで乗せる
4 同じブラウンを したまつげの際に細いブラシでラインとして入れ、その上を プラムレッドのニュアンスカラーペンシルで 目じり側から中央に向かってラインの強調をする
5 眉下からアイホールにかけては
スキンベージュのシャドウを軽く 乗せておく
6 目頭側からは 白の勝ったピンクのパウダーアイシャドウを 先のブラウンにフェイドインさせる
7 4の色に茶を足して ダブルライン部分のまぶた中央あたりまで 目じり側を強めにして入れる
8 先の細いシャドウブラシで 上下のアイラインをなぞって ぼかしなじませる
インラインは ピンクベージュ。
9 眉に使う パウダーアイブロウの濃い目の茶で 上のアイラインの上をなぞって強調させる
10 まつげをカールさせて ブラウンのマスカラを 上下に丁寧につける
茶系のアイメイクというと 一般に 疲れて見える、くまのようにみえる というイメージがあって、そう見せないためには 肌のきれいさが とくに ブラウンメイクの美しさの決め手になるということは 周知の事実です。
人の肌に近い色ですから グラデーション、近似色などを上手に加味して できるだけ自然に 肌に溶け込みつつ ラインを際立たせて ボケたメイクにならないよう 工夫してみてくださいね
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11 チークは オレンジ系にファンデーションを混ぜて肌なじみよく淡くし 頬骨を中心に丸く入れる
12 口紅はスキンベージュのグロスリップを ブラウンレッドで描いたの輪郭の中にあっさりと入れる
◎ 眉
ケーキアイブロウの赤めの茶色で 先に 色付けしておき、アイブロウペンシルのダークブラウンで あまりセクシーになりすぎないよう気持ち太めに おだやかなまるみをもたせて 形を整える。最後にアイブロウブラシ、シャドウブラシなどで 先の色とを混ぜるように なじませる
茶色 というと 秋のイメージ ごくナチュラル、
また ゴールド系の時などのワイルドな感じなど
少々 派手めなメイクという印象もあるようですが
このように ピンクの濃淡などを 上手にほんの少しだけ加えたりすることで
落ち着いた 包容力を感じる 自然なイメージを作ることができます。
お試しくださいね
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