make-
up diary of natural colors

春の木の緑 メイク 

2003/03/10 mon.

この日は 所用で一日出かけることになっていました。

  仕事場から 道を隔てた大きなおうちのお庭を 
何気なく眺めていたら 
ちょっとだけ 彼岸桜が咲いていて 
それが どういうわけか 風の冷たいにもかかわらず 
伸びして日を求める木々の まだ浅い緑たちの中で 
いやに印象深くて、つい これでメイクしていこう 
と 思い立ったというわけです。

 ありきたりにならないように とは 思いましたが なかなか 写真は やっぱり 思うようになりませんでした・・ また イラストをつけますので お試しくださいませ。

A ファンデーション
 一日外に出るということで 日焼止めに メイクアップベース、そして クリームタイプのイエローのカラーコントロールを 目元付近だけに 重ね、その上を 丁寧に フェイスアップパウダーで 押さえた後、リキッド状のファンデーションを左右の目の下に 少なめにおいて それを放射状に広げ伸ばしていきます。

 アイカラーが 寒色系なので この時期も考えて 多少 明るめのファンデーションを選びました。 そして パウダーファンデーションをスポンジにとり 目の下と額に 色をおいて それを 軽く押さえるようにして なじませていきます。最後に フェイスブラシで 丁寧に 余分な粉を払い 艶を出します。

B アイメイク
1 アイライナーは リキッドの黒。目の端から端まで きちんと丁寧に 細く描きます。

2 その上を ダークなグリーンのアイシャドウを細目のブラシにとって 先の黒に重ねながら 全体をぼかします。

3 光るタイプのイエローゴールドと先の暗いグリーンを混ぜ、大き目のブラシにとって 目尻から アイホール中央すぎまでにかけて 色を乗せていきます。

4 アイホールの塗っていないところまでを 目頭から淡白なリーフグリーンで埋め、先の色とフェイドアウトさせます。  

5 眉下からアイホールにかけては イエローゴールドと気持ち多目にマットな白を混ぜたもので軽く刷き 下の睫毛の目尻側から目の中央付近にかけてのアウトラインは 
  グレーのペンシルライナーの上を浅いグリーンのペンシルライナーでなぞって
描いています。 インラインは マイブームのパールホワイト。

6 目頭から 下のアウトラインのフェイドアウトされているところまでを 桜のピンクで 明るさを足します。

7 上の睫毛の下方からは 黒のマスカラで しっかりと睫毛を上げ、 あとは ブラウンのマスカラで 上の睫毛の上の部分と 下の睫毛に 色をつけます。 

8 眉は 先に シャドウブラシで 浅いグリーンをとり 眉の形に沿って 色を乗せておきます。
  その後 ブラウンのアイブロウで あっさりと 形をあまり決めずに 描きます。

C チーク 膚色に近いオレンジ系のパウダーチークを 頬全体に広げ、赤系のチークを軽くブラシにとって あっさりと 頬骨の辺りから耳にかけて 色づけます。

D 口紅は めもとが かなりしっかりしているので スキンベージュの口紅をマットなローズグレーで輪郭を取って 双方をぼかしながら 唇の上で混ぜていきます。  

右の上のほうに 彼岸桜があるのですが・・ 

こちらにお越しくださった方は ご存知ですね。
もっと トテモ大きなお庭なので ぜんぶおみせでなくて・・ 
でも
人様のお宅ですので ちょっとした 盗撮っぽい気がして、
積極的に ここに載せて見ていただくことは 控えてしまいました。

 以外に しつこくなく 違和感なく というアイメイクが出来ました。
綺麗なグリーンを上手に使いこなせるという方 少ないです。

ぜひ 一度 チャレンジしてみてください。
私は 日本人の肌には こういうグリーンが似合う と思っているんです。



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