A. そろそろ 季節もよくなって、外に出ることも 多くなってきますね。そうなると気になるのが日焼け、しみ、しわの原因である紫外線。
紫外線は 夏に限って降り注ぐものではありませんが、しかし、確かに データでは 3月末から4月にかけて 紫外線降射量は いきなり多くなり、さすがにそれを見ると 少々 あわてます。
化粧品を販売していたころは、そういう意味で 「もう夏物?」と言われるようなころから 紫外線対策を訴えて、下地やファンデーションの切り替えを呼びかけたものでした。
最近の夏物の化粧下地やファンデーションは 殆どのものに 日焼け止め効果がありますから、町中で の普通の生活なら 充分対応できるようになっていますが、遅くとも 4月の末 連休の始まるあたりからは、屋外での活動の多い方、日にやけやすく 元に戻りにくい方、日に当たることで トラブルの起こりやすい方などは、お肌にあった焼け止めを 使い始められることを お薦めします。
よく 日焼け止めは強い と言う方がいらっしゃいます。日焼け止めの仕事は 肌に有害なものを侵入させないで 肌を守ることですから、汗や皮脂などによって 簡単に取れてしまうようでは 意味をなさない訳です。
ですから 肌への密着度が 高くなるというのは必然で、それを いつもと同じように落とそうとしても 落ちにくい場合があり、きちんと落とせなかったために トラブルの原因となることが よくありますので、一般の日焼け止めの場合は 専用のクレンジング を お使いになることを お薦め致します。
また 日焼け止め効果の高いものには、粉末状の基剤が多かったり、紫外線吸収剤や 反射剤が入っていて、肌の弱い方は それに反応する場合がありますので、その場合は そうしたケミカルでないもの―色の光反射などからヒントを得、物理的効果を利用して作られたもの や 植物や海草のもっている紫外線を通さない力 を 使ったものなどを お求めになられれば、トラブルも 起きにくいと思います。
また、日焼け止めの効果ですが、やはり わたしたちは生身で 常に活動しているものですから、どうしても 体内から出てくるものによって 表面の状態は変わらざるを得ません。
そうした変化―汗や脂によるくずれ―に対応して行くために、朝つけたらつけっぱなしですと どうしても 崩れたところからの日焼けは 避けられないため、汗をかいた時などは、ある程度の 時間の間隔をおきながら 改めてつけ直す、ということを その効果を高めるためにもお願いしています。
Aurea Ovisで エステの最後やメイクアップの下地として使用し、また お客様にお勧めしているものの一つに、アルゴテルムの顔、体用の日焼け止め
「ソワンオートプロテクションSPF30」―\4425― が あります。
マリンコスメですから もちろん これにも海草が使われています。
この日焼け止めに使われている海草は “フィココライユ”と言って、この日本では考えられないような 紫外線の強い海の潮の 干満のあるゾーンに生息し、潮の引いたときの 激しい太陽の刺激から 身を守って生きて行くために
必然的に持った 太陽光線のフィルターの役目をする 天然の反射剤により 紫外線はもちろん 赤外線をも 防ぎます。
また、この「ソワンオートプロテクションSPF30」は、とくに 肌の弱い方、色白で 日に焼けると赤くなりやすい方、敏感肌や耐性のないお肌のための 保護作用の高いウォータープルーフタイプのサンケアクリームですので、とくにトラブルのない方も、肌が弱くて何を使うのも不安な方も 安心して お使いいただけます。
特別な専用クレンジング剤はありませんが(できればアルゴテルムのメイク落とし がいいのですが)ていねいに クレンジングして、よく洗い流していただけば、きれいに落ちますので、それも 安心ですね。
日に焼けて 肌が黒くなるというのは、有害な刺激から体内を守る と いう大切な人間の生体防御反応のひとつなのですが、以前にもお話ししましたように、私たちの生活を取り巻く 様々な環境の変化などによって、もともと持っている 人の本来の力だけでは 充分な対応ができにくくなってきています。
適度な運動、よい食事、そして 効果的な日焼け止めを上手に使い、肌に必要な水分、油分の補給を忘れずにいれば、次の涼やかな秋には
滑らかな美しい肌が約束されます。 |