「夏近くなったか、日の暮れが遅い。」なんて 時刻を知って慌てて店じまいをする まだ明るみの残る最近の午後7時近くなのに、昨日は「遅くなっちゃった。」と思い 時間をみると いつもの店じまいの時間。どうしたことかと空を見ると 黒い雲が陰鬱そうに のっそりと小山のうえから こちらに向かって覆い被さって来る。
　 雨だな・・と思ったとたん、暗い空が一瞬ぱっと閃いて、曖昧な闇の中を 剥き出しにして見せた。
　
　１，２，３・・・少し離れたところから湿った空気を震わせて 久し振りの轟音が耳に届く。　
　 たまに思い出したように 間をおいて続いていたそれが、次第に紫電のひらめきの間隔を短くし、大音声の怒気を含んだ雷鳴が、間髪をいれずに世に激しく活を下す。

　そして 熱気を帯びた声も封じる土砂降りの雨。
　　
　 確かに 多少は 怖いのですけれど、でも あの摩訶不思議な美しい輝きで 瞬時に闇を割り砕いて走る 噛み付かんばかりの稲妻には どうにも抗えず、私は わくわくしながら次の瞬間を心待ちにしてしまいます。
　
　重く暗い空から、ほんの瞬きの間にこの世の次元を異にして、あのすみれ色の電光が、穢れに疲れたこの世界の私たちに、それは夢幻と諦めてしまっていた 一度は真っ正直に信じ、望んでいた世界を垣間見せ、「わすれてしまったのか？！ あきらめてしまったのか？！ 世界は これほどに美しくなるのに・・！！」と 苛立ちを含んだ嘆きをもって、我々の微々たる力をさえ出し惜しむような無気力や 情けないほどの不遜な諦観を悲しげになじっているように思えてならないのです。
　
　 何の根拠も無いのですが あの峻烈な閃光と肌に痛い雷鳴を あまりに忘恩の過ぎた人間への 激しく必至な警告と捕らえてしまうのは　それこそ 私の想像が勝手すぎますでしょうか・・？　

　しばらくして 閃きが角度を変え 雨もこやみになった頃、外に出て見ないかという誘いに乗って 表の道から向こうの山を見やると、すでに音はなく　ただ 密かにして凛とした美しい光りの名残が 多少の疲れを見せながらも山陰をくっきりと浮かび上がらせていました。
　
　 「そう・・、約束したはずでした。初志貫徹。思いを形にしていくはずでした。」
　 大丈夫。 再び 描いた夢への思いを新たにした夕べでもありました。

→　Aurea　Ovis　の壁にかけてある
ロシア人の画家の手による　「雨の絵」

　「季節がおかしいね、 ひと月 早い感じだよ。」と長男。
本当に まったく すっかり梅雨浸りです。　まぁ お肌のためには カラカラ天気で湿度が低いよりは、数段ありがたいものではありますが、それはそれで じめっとした空気が 服やヘアスタイル、メイクにまでも影響し、見た目を　なんとなく重たく見せてしまうようです。
　
　そういう日のメイクは 「サラっとした肌の感触が見て取れるようなさわやかで　軽さのあるメイク」にしたいものです。
　
　 梅雨の晴れ間の紫外線は 通常よりも 激しさにおいてはかなりのもの。
雨だからといっても 雲間から漏れる ちょっとの間の眩しい日差しを侮ってはいけません。
ここはきちんと日焼止め効果のある化粧下地を 使います。
　
　 少量の化粧下地を 丁寧に薄く延ばしたら、ここで フェイスアップパウダーの出番。オイルコントロール効果のあるもので Tゾーンをきちんと押さえます。フェイスブラシで余分を払い落とします。
　 そして 顔色を明るく見せるコントロールカラーや一段明るい色のリクイド状のファンデーションを 目元を中心に あっさりと軽く たたき伸ばし、再度、フェイスアップパウダーで 落ち着かせます。これも ファイスブラシで 丁寧に払います。
　 パウダーファンデーションを 清潔なスポンジに適量取り、顔の中心から 外に向けて 押さえるようにつけていきます。
　 その後、また 大きめのフェイスブラシで Tゾーンだけを 軽く払います。
　ハーフマットな肌作りの出来上がりです。

　眉は 明るめの色で すっきりシャープに、目元は はっきりした色のアイラインを出来るだけ細く描き、さわやかで浅い色味の寒色系やモノトーン系のアイシャドウをあっさりと入れ、睫毛はしっかり上げましょう。
　
　口紅は きれいな色にグロスを落とし、肌色に近いチークをぼかします。　
　
　 空気感を感じさせる 動きのあるヘアスタイル、カラフルなガラスやクリスタルのアクセサリー、さっぱりしたシトラス系の香りなどで あなたらしく 素敵にあなたを演出し、元気な笑顔でおすごしください。

　今回は　アルゴテルムから　初めて美白を目的としてつくられた　美白新シリーズのご紹介です。シリーズ名は　”ブラン　ペルフェクシオン　シリーズ”。 (商品については　右の欄をご覧下さい。）

　このシリーズの開発の目的には　不自然に「白さをつくる」という今までの美白の考え方と違って　シミや色むらのない　その人本来の美しい素肌を取り戻して　透明感のある素肌にして行こう　という考え方があります。

　このシリーズのすべての商品に　今回新たに開発された　メラクリア（色素沈着にかかわる酵素の抑制に働く成分と　酸化を押さえるビタミンEを組み合わせ、顔色を明るくし、色むらを自然に戻す成分）と　目的にあった海藻が配合されています。

　私は　アルゴテルムに出会うまでは　毎回　商品を選ぶ時　かなり　疑ってかかっていました。何でも　売られている物は　売薬と同じで　現在販売されている物は　その人によっては効果がある　というもので　当たり前だと思っていますし　それは今のところ　あたっています。そういう私がこのアルゴテルムを他の何よりも　安心して手にしているもは商品の誠実性と確実性&安全性にあります。　　　→

銀田氏夫人　虹子さん

　 今回の　このシリーズは　たかだか4〜5日の使用で　あれ？っと　思わせるものがありました。わたしは　商品を勧める相手としては　かなり手ごわく　なかなか　その効果の現れにくい肌質なのですが、その私が　あれ？っと　思ったわけです。

　それで　これは　ご紹介したほうが良いだろうと　思ったわけです。
現在　サンプルが不足していますが　興味のアルかたで　つかってみようか　と思われる方はご一報ください。サンプルが手に入り次第　お届けしたいと思います。

　（正し　先着順で　なくなり次第　締め切りと致します。また　ご希望のものがない場合もあります。ご了承下さい。）

メイクアップスクール
開催のお知らせ
―メイクアップの基礎のA〜Zを知る―　

本気でメイクを基礎から学びたい人、自分に自信を持ちたい人、
本気できれいになりたい人に！

スキンケアを含む基礎の基礎から、
自分でシーンに合わせて自分を演出で
きるようになるまで、少人数制で
徹底的にご指導いたします。　

自分自身を好きになり、
そして人にも幸せを運ぶことのできる
メイクアップを、
自分でできるようになるまで
がんばってみませんか？
----------------------------------------
【第１期生講座日程】
（定員を各講座先着５名とさせていただきます。）

１　平日夜間講座
　　2002年7月　各火曜日全5回　18：00〜20：00

２　土日集中講座　（休憩１時間をはさみます）
　　2002年7月　隔週2回開講予定
　　（6月１日現在　7月　6、7日；20、21日を予定）

【費用】　　30,000円（税込み）
　　　　　　　　メイクアップ用具等は持ち込み可。普段お使いのものをお持ちください。ご希望の方には、プロユースの用具一式を特価にて販売いたします。

【内容】
１回目　スキンケア
　　　１　自分の肌を知る
　　　 （肌タイプ、自分の肌の傾向を知る）
　　　２　肌の仕組み　（自分の肌は・・？）
　　　３　実習　　私のためのデイケア
　　　４　実習　　私のためのナイトケア

2回目―基本のフェイスプロポーションを知る　（好感度メイク）
　　　１　基本的なフェイスプロポーション と　
　　　 　　自分のフェイスプロポーションの違いを知る
　　　２　実習　　
　　　　　基本のプロポーションに近づけるメイクをする
　　　３　実習　　
　　　　個性を活かした　好感度メイクにする

３回目―色と形による表現方法　
　 "具体的なイメージを表現する"その１
　　　・フェミニン　
　　 （優しさ・やわらかさ・穏やかさ・ゆとり・落ち着きなど）
　　　・セクシー　　
　　 （自信のある女性性をおおらかに、大胆に表現する）

５回目―仕上げ　 『目的を設定して自分で自分をプロデュースする』
　具体的な目標を設定してなぜそのメイクを何を目的として施したのか、人がみて分かりやすいメイクを自分でする。
　アドバイスメイク・簡単なヘアメイクなど、遠藤の最終チェックを経て完了。

＊募集は6/3から受付いたします。
詳細はメールかお電話でお問合せください。

E-mail ：　お問い合わせはこちら！　　　

編　集　後　記

　雨降りの日が それも かなりにぎやかに降る日も含めて 続きます。
　貴重な梅雨の晴れ間には せっせと洗濯をし、じめついた布団を干し、窓を開けて 乾いた空気を通し・・、それでも ひょんなところにカビが生えかけたりしていました。

　 それは 何も 食べ物だけではなく、実は メイクアップ用具にも 起こるのです。
ファンデーション用スポンジをみてください。　
「この前洗ったのはいつ？」　
　
　 キチンと洗って 風干しをした清潔なものでないと かゆみやかぶれの原因にもなります

　 是非きれいなスポンジをお使い下さい。　

◇　◎　☆　◎　☆　◎　◇

　遠藤の家の　8匹の中の一匹　可愛い
”あんこ”さんです。

　アンちゃん！と呼ぶと　
「アン？」と答えます。　

本とですよ。
　
あ　でも　

最近は無視されてるなー
　　　わたしは・・・