神奈川県立近代美術館 葉山館での 『秋野不矩展』を見に行って、帰りの道に選んだのは
美術館の隣 しおさい公園のむかいにある 小さな路地道
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葉山には 瀟洒な家や
かわいらしい家
おしゃれで きれいな家など
見ているだけで楽しい家が
あちこちにあるけれど
この家は
初めてみたときから
とても 魅力的だった。
実に 「好み」なのである。
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人様の家なので
あまり 詳しく伝えられないのが残念だが
なにしろ 新しくない
ちょっとだけ 古風
回り近くに 隣近所が無い
庭に 大きな枝を広げた木がある、
それも 張り出し窓のある居間の前にあって
木漏れ日を浴びながら
過ごせる時を持てる。
絶えず季節の花の咲く庭がある
家の屋根の色と 家そのものの形が 好み
道から 少し上がっていて
人の目が 容易に届かない・・
そして
実のなる木が ちゃんと あるのだ・・!
ほんとに 理想的なんだけどなぁ・・ (?)
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少し先に行くと 道にせり出して 小さなザクロ?が ひしめくようにあった

青い空に あいらしく そして 秋らしく・・
さて
分かれ道
玉蔵院裏手の 日のあたる
たまに 温まった墓石の上で
昼寝している猫にあえる
静かな墓地の裏を通る道にでるには
こちらの右側を・・
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少し上り坂になっている こちら
左側を行くと
・・・
まだ 知りません
そうだ 行ってみなければ・・!
しかし どうやら 人様のお宅、
行き止まりのような・・?
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取りとめの無い話しをしながら
ぶらぶらと 歩く
もちろん 勝手知ったる右手の道を
いつも見上げる家
今日は その窓に
なにやら 珍しげな
飾りのようなものを発見
失礼を省みず
撮らせて頂く
引き伸ばして見えた
部屋の天井と
その灯かり・・
昔、母の実家にもあった
つくり
窓ガラスに映る
木々の緑が
まるで 地模様のよう・・
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カメラの電池がなくなる前の一枚が 下の空き地のススキでよかった

真昼の日を浴び、さらさらした風に揺られる 家々の間
空き地のすすきヶ原
人気の無いわき道を 久しぶりに通っていたであろう
人もどきのごとき我々など
気に留める価値もなし ・・と おもわれたのかどうか
虫の声が 間断なく 盛んに 聞こえていた
散歩道 インデックス
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