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1 メイクルームに入って 先ず したのが、リラックスマッサージ。その後 水分を与えるクリームマスクをして、気持がゆったりしたところで メイクアップを始めました。 肌状態は 努力の甲斐あって 上々! いきなりの好天気にあっても 支障のあるはずもなく、いつものように きれいが 当たり前の 良い肌に、化粧水をたっぷり、リンパの流れをよくするためのマッサージをしながら しっかり肌に浸透させていきます。そして 乳液で しなやかさを丁寧に与え、しっとりしたところで、メイクベースをつけていきました。もう 3月でしたので 春夏用のメイク品を 使用しましたが、肌がきれいに整っていると 本当に 何もかも きれいに出来て当たり前になるものなのです! 2 ファンデーションでは かなりの手間をかけて 薄く薄く もう一枚の肌を作るように、仕上げをあせらず 作っていきます。お肌が本当に よく手をかけていただけていたので、薄く透き通ったオーガンジーを 何枚も重ねていくように肌作りをして、最終的に「陶器のような肌」を実現することができるのです。 3 アイメイクも 彼女のきりりとした目元を さわやかに 麗しく見せるために、あまり色を重ねず、光を集めるように あわやかな、でも 存在感のあるアイメイクを心がけました。(アイカラー:ターコイズブルー、アイライナー:コバルトブルー、マスカラ:ブラック、アイブロウ:ダークブラウン)
4 口紅の色では また 少々 好み(?)の 行き違いがあったのですが、でも 折衷案を採り、目元がクールなので 口元は 甘く、愛らしく と 決めました。(リップライナー:インウイ リップペンシル、リップカラー:ルミナス スパーグロスルージュ RO600) 5 彼女の髪質をよく理解した ヘアメイクさん(今回の 彼女の髪については私は 本当に 役立たずでした。 勉強させていただきました。)が、マリアヴェールが とても 長くて 重いので かるくピンで留めてくださいました。 (チークカラー:フューシャピンク・ダークローズ)
お式と披露宴が終わって ほんの少しの休憩の時間。 休む時間が それほど無かったので、肌から変えることはしないで、質感を換えて、シャンパンゴールドのすとんとした ラインのきれいなドレスに合わせて、ちょっと 品の良い ゴールドメイクを ワイルドな感じにも見えるように、やってみました。 (肌:色身のついていない フェイスブラシで 軽く 今あるファンデーションを落とし、目元と 鼻筋、額中央辺りに そっと ゴールドのリクイドファンデーションを塗ります。 口紅は インウイのリップパレットから ブラウンレッドを。 チークは 濃いブラウンを 頬骨の下に あっさりつけます。艶のある 肌がきれいに見えるメイクです。
このロングヘアは 見事に彼女にあった つけ毛です。 私は ここまでで 失礼することにしましたので 最後に お疲れ様の意味をこめて 二人で記念の写真を撮りました。写真嫌いのわたしにとっても久し振りの写真です。可愛い人と一緒だと 嬉しいのですが 気恥ずかしいものですね・・。 私自身のメイクは と申しますと、 ほんとに 直す暇など無かったのです! 昨今 結婚という制度に対して いろいろに言われていることが多々ありますが、でも こうしてその方のご要望をかなえつつ 時間をかけて 目的を達成し、大事な晴れの日には 一番 美しいその方を 表すお手伝いが出来るというのは なんと 幸せな仕事をさせているのだろう・・!と つくづく 思ったものでした。 本当に 人の思いをかなえるために 自分の持っているものを使っていただけるというのは 幸いにして ありがたく うれしいものだなぁ・・と 心から思わずにいられませんでした。 どうか あなたとあなたの大切な方が、時追うごとに 深く理解しつつ 愛を持って 豊かにお互いの人生に貢献し合えますよう、心からお祈りいたしております! 幸せでいらしてください。ありがとうございました。
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