TEO's Gallary

陶芸 2004〜

黒の蓋物
パイバード*
 

TEO's Gallary 陶芸 2000〜2003 ; TEO's PHOTOs


黒の蓋物 2004 初春の製作

 この蓋物は 製作者が私の連れ合いのために作ったもので、一人用になっています。
 とてもしっかりしたつくりです。蓋と身を別焼きにしたので 少々蓋がカタカタしますが、持ち手もしっかりしていますし、何より 中が深いので 入れたものが きちんと温まります。

 作るとき 一番考えたのが 絵柄だとか・・
本人は この蓋物の グレーが良い出て、気に入っている とのことですが、大分 この絵柄ができるまでには頭を痛めたようでした。 
  でも その甲斐あって ユニークで すごくいい感じの良いものができたと思います。作ってもらったほうも この絵柄を「いいね!」と・・・、気に入っているようです。

 

持ち手から持ち手 17.5cm 本体の高さ 約7cm 下からふたの持ち手まで9cm 内径 11.5cm


パイバード  2004 初春の製作

 もともとのパイバードと言うのは 右の写真のような形をしていますが
頻繁にコレを使うと言う イギリスでも 鳥の形のほかにも いろいろなかたちのものがあるようです。
  パイバードは、汁気の多いパイを焼くときに、イギリスでは良く使われるようですが、日本ではなかなか手に入らないので、今回 当ホームページ内のお菓子のページのために 息子に焼いてもらいました。
 コレを使いますと 熱した汁気がパイ皮の上に入れた切りこみから 噴き出すことなく 綺麗に仕上がります。
 このパイには どこにも 切込みを入れていませんので、それこそ 汁気のあふれが心配でしたが、余計な心配 ということになりました。

 鳥の形の肩の部分で 沈みがちな真ん中の部分のパイ皮を沈ませず、中の余分な蒸気を抜きますので、パイがべチャッとした感じになることがありません。 

  今回は お菓子に使いましたが、汁けの多いパイやシチューにかぶせるパイなどにも パイを綺麗に焼くためには とても 重宝します。
 ← 4月のJ's Sweets! より 『レッドベリーパイ』

 今回焼いてもらったのは ちょっと おおきくなってしまったので、大型のパイの場合(直径24cm前後)だと良いのですが、それより小さいと ちょっと穴が大きくなりますので、次の機会には 小さめのものを焼いてもらうことにしています。

 右の写真  魚の形のパイバード

 直径 4cm 高さ 6.5cm

これは ちょっと 大きすぎる感じがしますけれど
オブジェとして おいておくと かわいいです。。
下の部分に開けた切れ込み様の穴から 
汁気を吸い上げます。

 左は 焼きあがった レッドベリーパイ

 とても おいしかったのですが、食べたい気持ちに負けて、さめるまで待てずに 熱いうちにカットしたものですから、中がとろ〜っと 流れ出してしまいました・・・

 おいしくいただくには 落ち着くことも 必要のようです。

 


グラタン皿 2種 2004年 春の作品

 

  
左 高さ 5.2cm  持ち手から持ち手 17.5cm  内径 13cm
右 高さ 5cm  持ち手から持ち手 17cm  内径12cm 

グラタン皿です。
この二つの左は 自宅にこもりきりの次女のために、右は 遠藤のためにと
次女からは狼の絵の注文を受け、一方は遠藤の好きなものをデザインして
焼いてくれたものです。

  
写真がうまずくてすみません。左は狼の絵が 右には シャチと小魚の群れが 描かれています。

      
側面の模様は、漢字を自分なりに 異体字風に書いてみたもので
右のほうの字は全部で 魚、海、嵐、朝、晴、渦の六文字。

左は『狼』の異体字と 毛並みを表す黒の紋様、
黒地は『月』と 白は光を表す紋様  持ち手の部分は『牙』と『爪』。
 

右は持ち手の端を境に、黒一面に白線を引いたように筆を落とし、
左は白一面に黒線を引いた紋様にしたとのことです。

徐々に使い勝手がよかったり、モノとしていいな と思うものなどが できるようになってきています


4人家族のためのどんぶり

小どんぶり 2種  2004年 夏〜秋の作品

☆ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆

    
左側 直径12.5cm 高さ 6.3cm    右側 直径 11cm 高さ 6.3cm

この作品は 4人家族の方からの頼まれ物で 四つでひとくくりになるようにと
作者が考案したものの 初めの二つです。

左は コウノトリをモチーフにしてみたという鳥様のデザインが側面に描かれ
なかには 『縁』という感じの異字体がデザインされています。

右の側面をぐるりと取り巻いているのは、紐 あるいは リボン様のものということで
つなぎあい 結び合うという人の『情』を どんぶり内の異字体と共に あらわしています。

 あれやらこれやら そのたびごとに できるだけ 使いやすく 楽しめるように、その人が喜んで使ってくれるように・・と、毎回 いろいろに工夫しているのが  良く分かります。

  ものづくりというのは 自分だけが満足しているのも 決していけないわけではないけれど、こと こういう日常に使うものというのについては、できるだけ使う人の立場にたって、心地よさや身近にあって自然であるように、考えられたいものです。

 

  右は 三つめのどんぶり です。
 (2004年 晩夏の作品)
少し 時期がずれて焼きあがりました。

 先の二つの小どんぶりには 器の中に 縁という感じが 異字体として描かれていましたが、今回の中の文字は・・・、巡るの『巡』という字です。

 バイキングの帆船のようなデザインに仕立ててみたとのことです。

 側面には くねくねとした2頭の白抜きの龍が描かれていて・・・「器の文字はまず龍の頭に挟まれているのは『』、尾に挟まれているのは『』、でこれに垂直に位置するのが『』と『』。45度ずらして『』『』『』『』と並んでいます。 『』は放射状に広がった六本線がそうです。」


右下に山、左上に雷の字が見える
直径14cm 高さ6.5cm

これは スペードのデザインに
のイメージを重ねた部分

直径16.5cm 高さ8cm

下段の器は四つめの器。かなり大ぶりになっていて お父さん用。
中の文字は 循環するという の異字体。
この器の側面は 五つに分けられており、それぞれ木・・・スペード
火・・・ハート土・・・ジョーカー金・・・ダイヤ水・・・クラブという
イメージが一つ一つに重ねられて描かれています。


火・・・ハート

土・・・ジョーカー

金・・・ダイヤ

水・・・クラブ

小さなものの中に それぞれ 何と様々な思惑が込められているのでしょう。。
これだけのことが考えられるのなら もっとちゃんと・・なんて おもうのが 親なんですよね・・

あって家族になったわけです、心(こころ)のりあいを大切に、
吹き溜まりのように滞ることなく 互いを思いやりあう気持ちが循するように・・!


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