2006年5月末日
|
おや・・
こんなところで ねむっていたのね
こんにちわ!
きょうもかわいい
へびいちごさん
|
どれ
ひとまわりしてこようかな
わたしがとおると・・・
ほら!
みんなで 身を乗り出して
たいへんなのよ〜・・ フフッ
|
|
|
草むらを歩くのは すき。
夏の前の草のにおいも すき。
|
この裏庭のはじっこは こんもり茂った 小森のよう
風も ここで やすんでく・・
|
いつもおとなしい 姫女苑さんたち
(ほんとは そうでもないこと
わたし しってるんだけど・・)
それでも やっぱり やさしいわよね
|
|
|
やぁ こんにちわ
白い襟毛のおじょうさん
あら、こんにちわ
素敵な花色のあじさいさん
|
いいひとだけど・・
わたしをみても それほど
顔色を変えないわ
ま まだまだ あおいってことね・・
|
|
空!
ひろ〜い空 一面に
濃い青が満ちる
沢山の かわいい 雲の子達が
青の海の汀に沿って ならんでいく・・・
空を囲うように
空に 抱かれて・・
|
・・?
いいかおり
あ 山椒の実
わたし 知らずに 葉をふんだ?
|
僕は
空の色を移した 雨を含んで
与えられた場所に 咲くばかり
だから
貴女のしなやかな足取りが
とても 魅力的なのです・・
|
|
たちどまっては 生きていけない
わたしは やっぱり 風がすき
おひさまの光と 空の青
緑の空気を味わいながら
花たちと ときどき賢明な、大概たあいないおしゃべりをし、
智慧や豊かな見聞を持つ木々たちと 哲学的な話をする
ねこあし通りは 人の耳には聞こえない
そんな、静かで にぎやかなざわめきが ある・・