シンデレラコーナー

No.31  Ms.Asada

ベーシックセミナーメイクアップラボ
基本のメイク&イメージアップ

2004・5・22  at  Aurea Ovis

  お仕事で 東京までいらした後の休日を利用して、逗子までおいでくださったMs.Asada
 何度もいらっしゃることなど とても無理なので 一日の午前と午後を使って ベーシックセミナーメイクアップラボをなさることになりました。

 午前中は 基本的なメイクについてで、お肌についてのお話と、いつものように スキンケアタイムマッサージの実習。憶えていただけたでしょうか?

 そして 基本的なメイク=好感度メイクの考え方と お使いになっておいでのファンデーションのつけ方、各ポイントの取り方とそれを使っての一般的な好感度メイクをいたしました。

ひだりは お手持ちのものを使って 左半顔をご自分で、右半顔を遠藤がいたしました。

 色白で お肌そのものも 特に荒れていたりトラブルがあったりということもなく、お住まいになられておいでの土地柄の湿度の関係でしょうか、きめの細かいお肌ですので、ファンデーションも ちゃんとつければ それだけできちんとしたメイク感が出せます。 

 写真では分かりにくいのですが、左側、ご自分でのメイクの場合、リキッド状のファンデーションを 横へ横へと流してつけてしまいますと、お肌に残らず、「化粧しているように見えない」とおっしゃる結果になりかねません。
 リキッドのものは 適量を目元付近において、それを指先で軽くたたきながら上下と側面に向かって 伸ばし広げていけば、綺麗にフィットすると思います。

 メイクポイントとしましては、好感度メイクですので、
目と目の間に目がひとつ以上の間隔がある場合になりますので、
目頭を少し内側に出すような気持ちで、
ラインやアイシャドウを 意識して描く
ようにし、
も ご自分の眉が充分におありなので、ちょっと難しいのですが、
眉頭からは描かずに 眉山から眉尻に向けて を丁寧に描いた後、
軽く眉山から眉頭に向かって色を足す程度にしてぼかし
眉頭からは決して描かないようにします。

 眉の毛の流れを 整えることや 眉のラインにがたつきが出ないよう 少し意識して 丸みのある流れを描くようになさると良いと思います。
  右側には 自然な安心感がありませんか?

右の写真 ピントが合わずに 申し訳ありません。

 午後からのラボでの 次のメイクの目元になります。 お顔の雰囲気というより 造作的な様子から、どこかでメイクしてもらうと必ず かなり派手なメイクになってしまう とおっしゃっておられましたが、たとえば色使いをこのように 淡いピンクとブラウン系でまとめてみると かえって もともとお持ちの可愛らしい雰囲気を 嫌味なく出せると思います。

  アイメイク:
 あまり難しいことは とおっしゃるので ごく簡単にしました。

 おおきめの平筆で 淡いピンクのアイシャドウ眉骨の下 目頭付近から 目の中央ぐらいまで(と目じりよりの目の下にも少々)に軽く色づく程度にいれます。アイラインとして ブラウン系のアイシャドウを小筆にとって マツゲの生え際に沿って 二重の中いっぱいに、目頭から目尻へ入れ、それを少し上にぼかしあげて 先のピンクとなじませます。

 は お手持ちのものが グレー系だったので、今回は ダークブラウンを使って、全体にまとまりよく仕上げました。柔らかめのメイクですので、形は 少々山を取って 角を作っても良いと思います。
 マスカラはブラウン。丁寧に マツゲをすくい上げながら つけていきます。  

チーク&リップ:
 チークはテラコッタオレンジのパウダーチークを ブラシで 基本の入れ方(正面を向いたときの 黒目の中心からおろした線が、小鼻と耳たぶの付け根を結んだ線とが交わる部分から 鼻側にはでず、目の下に指一本分の隙間をあける。)にしたがって 軽く 入れます。
 口紅は 艶のあるクリスタルオレンジを あっさりと全体につけます。 

  

 

 さて 最後に 秋に お仕事でご一緒の方の結婚式にご出席の予定ということでしたので、まだ お召し物などのことがはっきりしていないので、それでは ということで 一つの提案として 右のようなメイクをやってみました。

 こうしてみると とても 落ち着いて 穏やかなイメージがありますが、それなのに こちらに向かってくるような 華やかさを感じるのは、やはり もともとお持ちのご自分のお顔の造作が かなり効果的に表れているからではないかと思います。

 アイメイク:
黒のリキッドアイライナーで まつげの際にそって 細くラインを入れます。
・マツゲの際から二重の中いっぱいに ブロンズゴールドのパウダーアイシャドウをチップで入れますが、目頭付近にも 少し鼻に近づけていれます。
 同じ色を 小筆にとって、下のラインとして 目尻から 目頭に向かって きちんと入れます。
・肌に溶けそうな サンドベージュのパウダーアイシャドウを アイシャドウブラシで 眉下に入れ、さきの ブロンズゴールドにフェイドインさせます。
 同じ色を 目尻のしたあたりにも 入れておきます。

・マツゲは しっかりカールさせて ブロンズブラックのマスカラを丁寧に塗ります。

は アイシャドウのブロンズゴールドをアイシャドウブラシで 全体に色をなじませた後、ダークブラウンのアイブロウペンシルで 形作っていきます。
 このときも 眉頭は描かず、眉尻と眉の上ラインだけに ペンシルと入れていきます。あとは 柔らかめのブラシで 全体の色をなじませるために かるくはいて出来上がりです。 綺麗な仕上がりですね。

 チーク&リップ:
チークは ちょっと記憶が曖昧なのですが、ブラウンにきらきらする素材の入った 淡いブルーのお粉を重ねたような記憶があります。。 すみません。
 お色の白い方ですので 結構 どんな色も はっきりしてしまいますから、ほんの少しで 充分 色味が感じられるものなので、つけるときは 綺麗な色を 控えめにつけるとよろしいと思います。

リップは マットな赤です。少し 唇からはみ出すくらいに大きめにラインで形を描き、全体に 赤を入れたら、下唇だけに 先のメイクで使ったオレンジや透明のグロスを ほんの少し重ねて なじませます。

 

ヘアメイク:
 ざっと上げてみました。

 全体の髪の長さが同じではないので、こういうときは 前とサイドの毛をまとめておいて、後ろのほかの部分の毛を できるだけ高い位置で 一つにまとめます。それを根にして、上向きにねじって 根に巻きつけ 要所を止めていきます。

  その後 前髪を軽く残して サイドの髪をまとまった部分に向かって 少しずつ櫛で纏め上げながら 必要なところをピンで留め、前髪をてぐしでほぐしながら かたちをつけて 仕上げます。

 綺麗ですね。とても 良い雰囲気だと思います。

 このお写真は 初めのお写真から 大分時間が経過しているのですが、やはり 初めは まだまだ なじめなくてぎこちない というか 警戒?しているかのようにも おもいましたが、ほぐれてくれば こんなに 素敵になられます。

 笑顔や微笑が どれほど 美しさに深く関わるか お分かりいただけると思います。

 口角をきゅっと結んで引き上げる、所作としては それだけのことですが、笑顔を無理に作らなくても それらしく見える一つの方法です。覚えておかれると良いかと思います。
  造作のはっきりしている方、造作のひとつひとつが大きめの方は、ただ黙っていると ちょっと怖さ、不機嫌さを 感じさせてしまいがちなので、できるだけ 笑顔が当たり前になられると ご自分からよりよい人生を手に入れることができるようになると思います。  お元気で ご活躍なさいますよう 祈っております。



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