電車に乗ったときのこと。
二人掛けの椅子が向かい合わせになっている窓際に座りました。しばらくは 一人だったのですが、前の席に 横浜から 高校生くらいのお嬢さんとそのお母さんの二人が座りました。
会話を
聞いていると 川崎まで行くようでしたが、すこし話をしていたな と おもっていたら、お嬢さんのほうが 居眠りをし始めました。
お母さんのほうは普通にメイクしていて、お嬢さんも 軽いメイクをしていたのですけれど、ふと 読んでいた本から 目を上げて、たまたま 目に入った向側で眠っているお嬢さんの顔を見たとたん、自分は 仕事がらみの ちょっとした軽い衝動 に駆られました・・
って 妙なものじゃないですよ。
彼女の目は 眠っていたのですから 当然 閉じられていたのですが、そこが 変・・。
そう、一生懸命引いたであろう黒のリキッドアイライナーのラインと まつげの生え際との間に お肌の隙間が見えていたんですねー・・。
正面にいた自分は、それときづいて むくむくとわいてくる 直したい・・!という欲望を抑えるために 本に又 目を落としたのですが、しかし・・! 彼女は なんだか ずーっと じーっと 薄目を開けて こっちを見ているようで どうにも落ち着かない。
あー これは 勘弁してほしい・・・、と 少々苛々しながら 思っていました。
なんで おかあさんは そのことを気に掛けてやらないんだろう?と思ったりもしました。
直しちゃいたい!すごく 直したい。ラインを入れなおしたい・・!すごく入れなおしたい!
そんなことばっかり考えていて 本どころではないし、なんとなく ずーっとみられているようで落ち着かないし、で なんか 疲れてきて もうだめだ と思ったころ、川崎について・・、ふたりは 当たり前に(当然ですけど・・)電車を降りていきました。
それだけでも その日は くたびれ度が増しましたよ。つらいですー こういう仕事は。
電車やバスに乗ると どうしても 何といってすることもないですからね、自然に 目の前の人や回りの人の顔を見ることになります・・。
眉も ファンデーションも 口紅も チークも アイメイクも 気になって仕方がない・・ というときがあるのですよ。
まーったく 全然気にならないときもあるんですけどね、なんか 自分が ちょっと マイナーな気分になったり、ぎゃくに ハイテンションに近いときなどは どうも そういう傾向が強くなるような気がします。
だから 尚のこと ちゃんとおさえて と 自戒しているのですが・・、先日のそのアイラインには もう「直したい!」に抵抗できかねる というところまで 来てしまっていました。
ほんとに かわいいお嬢さんで 色も白くて お顔立ちも好いし、ストレートの真っ黒な髪が つややかで チャーミングな方でしたから、余計にそう感じてしまったのかもしれないのですけどね、でも やっぱり どう考えても あの 薄目開き状態のアイラインは まずいとおもうんですけどねー・・。
まあ お好みというのなら 仕方がないですけど・・。 たぶん そういう人も 稀中の稀だろう とは おもいますけど ね。
親は 気をつけなくちゃ いけません。娘のメイク どうなっているのか、出かける前に ちゃーんと チェックしましょう。
で ちゃんと 親のほうも チェックされましょう。そうやって きれいに磨きを書けるのですよ。
それにしても ・・・ あー ほんっとに 疲れた。。
|