クリアでまぶしい日を受けて、今日もまた、いつものように 気持ちよく、さわやかに目覚めた・・・
と おもったのだが、なんだろう? この 家中に みっちり 漂いまくっている あまったるい香りは・・???
・・ そうだった・・ 思い出した
昨晩、そろそろ 11時になるな と 思ったころ、突然 かるく プチっという 音がした? と同時に、家中の明かりが消えた。
まー 停電? などと のんきに言うまもなく、タコ氏、ちょっと ピリッとして、懐中電灯を手に、表に飛び出す。
あわただしく戻ってきて、このあたりが全部 消えてるね、と なんとなく うれしげに報告する。
あら そう?停電だね、なんて わかりきった返事をしているうちに、なぜだか こちらの電話を手に取ると(なんで 自分の電話じゃないんだよ?!)、かんとーでんきほあんきょうかい なるところへ 電話している。
落ち着かずに 体を揺らしながら、現状を知らせると、ちょいと うきうきしたように、90分くらいで くるって、というので、あら 結構 のんきなんだわねー と 思ってしまったけれど、まぁ 夜中だし、突然のことだものね、いろいろ したくもあるでしょう・・なんて 別に 化粧するわけでもないだろうのに、つい どこかで 自分と同列に思っているらしき発想で 思ったりしてしまった。
さて それでは、と もう一個の懐中電灯があったのを 思い出したのだが、そういえば それは 非常持ち出し袋とした リュックの中に 突っ込んでしまったことも 同時に思い出し、うーん・・ それじゃあ と やっぱり ここは オーソドックスに、ろうそくなるものに灯をともそう と思いつき、いつも 棚の隅に おきっぱなしの、すこし 使ったことのある、赤いろうそくに 火をつけるべく、懐中電灯を もって 二階へ。
なぜ 二階にいったかというを、二階に、マッチと ほかのろうそくがあるからで、マッチは、こちらでお手入れをするときに、お香をたくために用意してあり、また 頂き物で ずいぶん長いこと そこに いれっぱなしのろうそくは、それこそ ただの飾りとしてにも 使わないまま、ラップされた状態で しまいこんであったからだ。
3つのろうそくのそれぞれを あつめて、灯をともし、やっぱり こういう明かりは いいね、キャンドルナイトだね なんて いいあったりして、思いがけず ちょっと ピースな気分で おだやかな夜になる・・ かな・・ なんて おもったのは 私めの大勘違いで・・!
その後のタコ氏、もう 遠足を前にした 小学生状態・・
懐中電灯を手に、それなり 早めに到着した 修理の車や人が来るたび、そして、結構 長い時間の作業の間中も、なんども 玄関を 出たり入ったり、何も聞いてないのに、今 こんな風、これこれなんだって、と ちょいと 興奮気味に知らせに来る。
こっちは どうも かなり 原始的なものを いまだ持ち合わせているようで、暗くなると ごく自然に 眠くなる・・ ので、それなら まず お風呂に入って、と 思い、タコ氏にいいつけるが、沸かしっぱなしで また 出かけるしー・・、
もー しょうがない、ということで、ろうそくを一個もって 風呂場に置き、ゆらゆらほのめく 薄明かりの中で、とろとろと 湯船につかれば、ちょっと 露天風呂もどきの いい感じ。 あら 悪くないじゃない・・ こういうのも いいわねー なんて、のんびりするまもなく、また 表に出ていたタコ氏 もどってきて、だいじょーぶ?などと 気遣う風を装って 風呂場のドアを開ける。・・エー?なによー 別に、平気だよ ヽ(~〜~ )ノ
その間も、表では 人声が響き渡り、数人の人たちの足音がしたり、車のエンジン音が続いていて、夜中にしては にぎやかだった。
風呂から出て、歯磨きをしたり、寝支度しているときも、タコ氏のでーたり はいったり、の繰り返しのたびに、気をつけているのだろうことは わかるけれど、いちいち ドアの軋みが聞こえる。
隣近所の皆様 すみません・・ と 思いつつ、こっちは もう 眠くてしょうがないので、とにかく 布団に入る。
・・と タコ氏、上がってきて 寝ちゃった?だいじょーぶ?
・・って なにがっ!!ヽ(#`Д´)ノ である。
たぶん その後も なんども 出入りしたのだろうけれど、もう 知らんわ、だったのだろう、(と自分を推測したりして・・ 寝ちまったので記憶なし) 気がついたら、隣で タコ氏が ぐー すー と 寝息を立てて寝ている・・ すでに 朝になっていた・・・
なんだか よくわかんなーい、昨晩だったのだけれど、そんな ばたばたさえ、家中に満ち溢れている あまったるーい香りに気づくまで、思い出しもしなかった自分というのも・・ ┐(~ー~;)┌ ではある。
あまったる〜い香り・・ ピーチとラベンダーとライムの香り。
そう ここには アロマキャンドルしか無い のである・・
灯をともせば、どうしたってあれこれの香りが漂う仕組み!になっているのだ。。
でもっ、でも、 こーんなに 家中が あまくなるなんて・・・!
いやいや 嫌いじゃないけれど、それにしても なんか 体中 というか、自分が あまったるくなりそうで、・・ いやいや ちがふ!
タコ氏が 甘くなりそうで・・! それで いやなんだ、ぢぶん・・
だって ぜーんぜん 似合わないし、ぜーんぜん 変だし! なんか・・ やだ。 まぁ そのうち 鼻も慣れるだろう・・ とは 思うけれど。
電気が、いつ 復旧したのか まったく 知らないのだけれど、とにかく 夜中 駆けつけてくれて、長い時間、夕べはまた 逆戻りの季節になったような寒さの中で、作業し続けてくれた 関電の人たちのおかげで、今朝は 何一つ 不自由なく、ごく 当たり前に 洗濯もできたし、パソコンの立ち上げもでき、ありがたいことと 感謝している。
・・けれど、ね
それにしても、なのが、
@ なんで、夜中 いちいち 一台ずつ サイレンを鳴らしながらくるかなー??? しかも、最初の2台が 役に立たないとかで、新たに 別の車が来るときも、遠方から あとどのくらいすると つくのかなー と 思うくらい遠くから、けたたましく サイレンをならしながら やってきたのだった。
(
渋滞とか 対向車の妨害とか・・ないんじゃないか と思いますけどねー、こんな真夜中に・・)
A なんで、夜中で 周りは 大変静かなのに、大声で 会話するかなー??
(このあたり、夜になると ただ 歩いているだけで ちょっと うるさく思っちゃうくらい、足音が響き渡るほどの 静かさなんですけど?)
B なんで、あまりの わめくような やり取りに耐えかねた 近所の人が、うるさくて ねむれないよ! と いったとたんに、静かな作業になるのかなー??
・・・ と いくつかの個人的に疑問を 持つにいたったのは、別に 自分が 意地悪ばばあでもなんでもなくて、普通の感覚を持っているからだ と 思うのは、間違っていないと思うのだが・・ いかがなものだろう?
それにしても、タコ氏、いつまで はしゃいでいたんだろう?
たぶん 自分が呼んじゃったからということで、最後までお付き合いを の つもりだったのだろうけれど、なんとなーく 最初っから そうなることを期待して、電話をかけたような・・ 気が しなくもない、というのは、長年 一緒に暮らしている者の当て推量とばかりは いえないんじゃないか・・ と。
これも いかがなものでしょうねぇ?
〜〜
夜中だったこともあって、とくに 明かりがないことに困ることはなかった夕べだったが、香りは別として、あの ろうそくの灯は・・ いいものだな と 感じていた。
穏やかで 静かさがあるけれど、どうじに やはり 火なのだ、たとえ ちいさな炎であっても、そこに「エネルギー」を見たのは、自分のどこかにある 原始を刺激されたからなのだろうか・・ なんて。
ただ だまって 燃え続ける炎に 魅入られるような気分になってもいたのだが、そんなロマンも、酸欠になるといけないから、とか どこまで 作業が進行したか、などといって あっちもこっちも この夜中に あけまくって、冷たい小雨交じりの風が 吹き込むままにして、自分ひとり、出たり入ったりを繰り返す タコ氏のおかげで、云々・・
それにしても、今朝は すっきり! 輝くような 良い天気だ。
光満ち溢れる とは このこと、緑まばゆく とは このこと、風薫るとは 今日のそのこと、まったく 言葉通り そのままの 五月晴れではある。
夜中、せわしく立ち働いて? まだ 寝息をたてて 前後不覚状態で眠っているたこ氏、さぞ くたびれたことでせう、 あたりまえだけどね、
しかし、
ほんとに、遠足の前の晩、興奮しすぎて寝不足のままの小学生が、バスの中で ずーっと 寝こけてるみたいな・・
三つ子の魂百までって ことかしらん・・? (*^0^*) ね!
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