シンデレラコーナー  No.11  

Ms.Endo

2月8日 at Aurea Ovis

2色のみのコケティッシュアイメイク 

←ラボの初めにアンケートを頂きます。それをせっせと書いていただいている時に声をかけ、顔を上げられた時のものです。
 
 ですから これはご自分のメイク。いらした時のお顔です。
 ちょっと緊張していたのかな・・?でも なんとか 親しく接しようとしてくださっていらしたようにも 思えました。 

 お出でになる前に 他の方達より多いメールのやり取りがあって そのときから ずいぶんと お話しのテンポの早い方だな と 思っていました。

 伺いますと 案の定お芝居をなさっておいでとか・・。
お話しのテンポ、言葉の選び方など、目で見る会話の形が もう すでにはきはきしていて、言葉の強弱やリズム感が、なにか他の方達と違う、そして実際にお目にかかってお話しすると、それが実にはっきりと感じられたのですね。 

 言葉にかかわることを なさっておいでの方達というのは 話す言葉がカラフルです。そして この方は それがとても当たり前だったのが印象的でした。 
 ちょっと 違うところからの アプローチを試みてみました。


  可愛らしい表情が、なんとも コケティッシュ。

 この方のお人柄がわかりやすい事と思います。 
実際の彼女もこんな感じでした。ちょっと おどけて見せたりするくせに どことなく人恋しがるところがある、笑ったり しゃべったりすることで 自分をアピールすることなんて どうってことないのに、ふと 相手の状態をかんがみて 一瞬 躊躇するかのような引きを見せる。 

人を思いやることを学んでこられた方のなさりようです。いい人でしょう?

 ご覧になってお分かりのように、まず まゆが綺麗です。殆ど 手を入れていません。
 もともとお持ちのご自分の骨の形に沿ってきれいに眉があるので、それを気持強調気味に描かせていただきました。 美しいものをお持ちです。ほとんど 眉らしいもののないわたしとしては うらやましい限りです。

 そして 目元ですが、下の写真でわかりますが、左右の重が違っていて、ご本人はそれをお悩みにしておいででした。これは わたしには ? です。 どうして? という感じ。

 メイクというものを パーツ毎に仕上げていくのであれば それぞれの違いというものは ひょっとしたら大問題なのかもしれないのですが、人柄を 目で見やすい部分で 表していこうというのです、そうした各部分の違いすら、その手段に使うほうが より自分らしさを表現できると思いませんか?       

 この写真は アイメイクが分かりやすいかと思いますが、使った色は 2色のみ。グレーとイエロー。(すべてお持ちくださったご自分のメイク物で仕上げました。)
 
 眉骨の下は 別に 明るめのアイメイクベースとしての色を入れたり 眉の下から ホワイトのペンシルで軽く色をつけ それを下にぼかしますが あくまで 光を受けるイメージですので、色らしい色を出さないようにします。

 そして アイホール一杯にイエローを大きめのアイシャドウブラシでいれ、締め色のグレーを チップの幅いっぱいにとって それを目頭から目尻に向かってきちんと描きいれ、同じチップの裏側の何も色のついていないほうで、上部に向かって 先のイエローとなじませるように フェードアウトさせます。 
  彼女は 目の下の部分をいじると 涙が出る(じつは こういう方が 最近多くて 殆どの方が ハーフアイメイク になっています。時代なんでしょうか・・?)ので下にはイエローを軽くアイシャドウブラシではいた程度にしか 色が入っていません。
 
 できれば アイライナーペンシルで ほそーくアイラインを入れると より目元がはっきりしますよね。
 でも 睫毛をしっかりと上げ、マスカラをきちんとつけることで、ライン効果が出ます。
 可愛いらしい目元ですね。

 先に書いた眉のことがお分かりいただけると思いますが 写真右側の鼻筋から眉につながる骨の形が認められると思います。眉は こういう所を利用して 素直に描くと きれいにできるのですよ。

 

 撮影時に フラッシュが入ってしまったのですが(すみません)とてもいい笑顔で わたしのお気に入りの一枚ということで掲載させていただきます。

 彼女は 綺麗な表情をします。 そして 気持の優しい人です。 

 きれいでしょう?

 髪を 気持ち、後ろへやって、お顔を見せるようにしました。
  ずっと いいですよね。

 この方の持っている素敵さが、快活で頭の回転の良い、お話しの楽しい雰囲気、伝わりますか?



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