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このおはなしは ご存知でしたか?
ヨーロッパの古い言い伝えで、後に聖人となった 聖マルティヌスという人のお話ですが、上のお話は 細かい部分の描写を 遠藤が ものすごく ”きっと こんなふうだったろう・・”という思いで 脚色しています。ですから これをこのまま そういうお話だと思ってしまわないで下さい。
とっても 古いお話で それも いいつたえですから まったくの確かなことというのは おそらく 分かっていないのだろうと思いまして、クリスマスも近いし、なにか ここを開けてくださった方に プレゼントが出来るといいな・・、と 思っていたところ、急に マルチノさんの お話を思いついたので、多分 こういうことをしてもいいということなんだろうな・・、なんて 勝手に思って・・、でも ただ 聞いたままだと、面白くも何ともない 単なるいい話で終わってしまいそうだったので、ここは ほんのちょっと ドラマチックに仕立ててみようと 思った次第です。 怒らないで下さい。
子供達の通っていた カトリック系の幼稚園で クリスマスプレゼントに頂いた 絵カルタのようなものだったと思いますが、その中に このおはなしの聖人を描く時に 必ず用いられるモチーフがありまして、それを 結構 子供達が 何かのときにいつも 話題にしていたのを思い出したので お話しようと思ったのです。
じつは クリスマスのお話ではありません。でも ヨーロッパのガリア地方(ライン川、アルプス、地中海、ピレネー山脈、大西洋に 囲まれた地方。)での おそらく 4世紀くらいごろの出来事のように おもいました。
冬の準備を始める日としての 11月11日が お祝い日だとの事ですが、当時の ヨーロッパ、ガリア地方は 大分 気温も低く、寒かったようなことを、ちょっと 時代は違いますが、辻邦夫氏の「背教者ユリアヌス」(これは 面白いです。少々 かたいですけれど、哲学的な趣もあって 好きな人には いいと思います。)にも あったと 記憶しています。まちがったら ご免なさい。ユリアヌス帝も 3世紀半ばくらいの人でしたよね。
上のお話の中での マルチノが男の前から立ち去って、夢を見るまでの間のことは まったくの創作です。
自分だったら どうおもうかな・・なんて やりもしないのに 考えてみた結果です。もっと いろいろに 面白くも出来たのですが、こういうお話ですので、それなりに まじめにまとめてみました。
男の様子も 聞いた話では、裸同然の・・、ということなのですが、裸同然の人間が 厳冬の道端にいたとして どうだろう?何でもいいから 体を覆いたいと思わないだろうか・・?と おもい、あちこち探し回って見つけた拾い物を 重ね合わせた状態を 考えたものです。マルチノも 裕福に暮らしてきた人間の、それでも 精一杯の思いをこめた あまり世間を知らない青年の行為として、考えてみました。
こんな風に 私は あれこれ 何かにつけて思うものですから、子供達も 小さい頃は そんな話ばかりを聞かされていて・・・、どうなんでしょうね?よかったのかどうか・・。
それから 聖書の中のどこかに、困っている人に 「暖まっていきなさい。」と言うだけでなく、実際に 暖かくしてやらなければ 行為は成り立たない、というようなことが 書いてあったような気がするのですが(言い方は 完全に違っていると思います。遠藤の記憶ですので・・。)現実問題として 今 そこに困っている人がいる時、自分の持てるもので 一体何ができるか・・、これを 考え、出来ることを実行する、それが 私たちには きっと 必要なんだろうと 私は このおはなしで 思いました。
これからも ひと月に一話くらいのつもりで、なにか お話を のせていければいいな・・、と 思って作ったこのコーナーですが、いつか 「ひつじ小屋だより」にも書いた ガラスの心臓のお姫様達のお話も そのうち ここで ご紹介しましょうね。
このコーナーへの お便りや感想を お聞かせいただければ 幸いです。
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みんなが しあわせで あるように!!
2002年も 今まで以上に Aurea Ovisが よりいっそう
あなたの お役に立てますよう・・ 願っております。
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2001.12. Aurea Ovis 遠藤由美子
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