シンデレラコーナー No.30 Ms.Takahashi A 面接のための好感度メイク @ 好きなことに没頭している自分が好き
|
2004年 6月 ご自宅にて 「これから 面接を受けるので、そのためのメイクを。」というお話をいただいて、お住まいがお近くだとおっしゃるMs.Inagakiと一緒に、遠藤も Ms.Takahashiのお宅に招かれ、小さなセミナーをさせていただきました。 一回目の時にも 楚々とした印象を受けた方ですが、伺ってみれば、大変 整えられたお住まいで、きっと 穏やかに 心静かにお暮らしになろうとなさっておいでなのでは と 思った次第です。 余談ですが。。メイクアップというのは そのかたそのものが とてもよく表れるもので・・、そのお住まいなども なんとなく お目にかかりつつ 推し量られるというようなところもあります。 先ずは 左側のお写真 (毎度の事ながらピントがあわずにすみません。。) ただ あれからお求めいただいた粉白粉=フェイスアップパウダーが ちょっと色のはっきりしたものに傾いていたので、どうしても 肌色が濃く、暗いイメージになってしまっています。 濃い色を最後にもってくるときは、その前段階で 徐々に肌色を明るく明るくと作っていかないと、どうしても 日に焼けたような様子になってしまいますので、化粧下地の段階から、ホワイト系のカラーコントローラーとか、ファンデーションも 標準色よりも1〜2段白めにしていかないと、最後の濃いおしろいが余計な物になってしまいます。
さて 面接などには よく好感度メイクが施されますが、これは Auea Ovisのベーシックセミナーでもするメイクアップの基本になりますので、メイクアップをする時は いちどは どこかでこのメイクをなさってみることを お薦めしておきます。 好感度メイクというのは、できるだけ 人に好意を持ってもらいたいときに、このメイクアップの方法に添って ある部分だけでもメイクすることで、人に良い印象を与えることができる という 一般的なデータを基にして考えられたメイクアップ法です。 考え方の基本は、理想的な(といわれる)顔の造作の配置関係から学んでいきますが、今回は 肌色と目元に ポイントを置いてみました。 肌色というのは、その人の健康状況を知る手がかりになりますので、 ファンデーション: 1 先ずスキンケアはしっかり、水分が不足すると メイクの崩れも早くなりますし、緊張するような時には、余計に水分の蒸散が促進されますから、丁寧に乳液もなじませます。それから フェイスアップパウダーを 化粧崩れしやすい部分に 押し付けるように使います。 3 その後、ホワイトのカラーコントローラーを 目元全体に広げ、目の周りから 小鼻のあたりのお顔の中心に伸ばしていきます。→フェイスアップパウダー 4 次に リキッドファンデーションを(もし濃い色の場合でしたら、お顔の下側面から 上に向かって)かるく たたくようにしてなじませつつ、中心部分はあまり色を足さずに お顔全体に広げます。→フェイスアップパウダー → ブラシで丁寧に払う。 上の写真の右側をご覧ください。 アイメイク: 左は 最初のご自分のアイメイクです。以前の時のものをご使用でしたが、やはり まだ色に対して 引き気味の感じがおありのようです。 右の写真は好感度メイクのときのものです。こういうお色は 人を理知的に見せたり、すっきりした印象を与えることができますので、お色選びはよろしいと思いますので、あとは つけ方を 工夫していただくと よりよろしいかと思います。
1 目元全体に くすみ防止のためにも 明るさを出せる練状のアイカラーをつけてから、上のまぶたのマツゲの生え際にそって、アイシャドウチップの細いものに取ったペールグリーンを 目頭から目尻に向かって、二重の中いっぱいに 丁寧に色を入れます。このとき あまり横に引っ張ってしまいますと 色が薄れますから、できるだけポンポンと置くような感じで、色を乗せてください。 2 1の色をそのまま 上方へ向かってチップを滑らせながら ぼかします。 3 淡いペールグリーンの入った白っぽいアイシャドウを、眉の下からアイホールに向かって 履き下ろすようなつもりで色づけ、先のグリーンとなじませます。 4 マツゲパーマをなさっておいでなので、マスカラはあってもなくても結構です。 5 眉ですが・・、好感度メイクのときに憶えていただく『各ポイントの取り方』をふまえて、眉頭、眉山、眉尻の各ポイントと眉の太さと眉の長さや角度を決めて、描きました。 この方の目元は 好感度メイクのときには 理想的な 目幅だったり、眉位置だったりしましたので、それほどの苦労なく 描くことができたと思います。 リップス&チーク ・口紅は お手持ちのものが 最初の写真のようなローズ系だったのですが、できれば 上あるいは下の右の写真のような ブラウン系の赤などのほうが、肌なじみよく 肌色も綺麗に見えると思います。 ・チークは オレンジ系を淡く、せっかくアップさせた肌の明るさを損ねないように、そっとブラシでかけました。つけすぎは 禁物。あくまで 自分の顔色の一部のように ソフトに・・!
左は 前回の時のラストのメイクで、お手持ちのファンデーションがかなり明るめだったので、そのばあいは という ご提案メイクになのですが、やはり 口紅は この場合も マットなブラウンレッドをつけさせていただきました。ご自分の特徴を生かした センシティブですっきりしたメイクですね。 右の今回のメイクの場合をごらんいただくとお分かりかと思いますが、お顔の色は やはり こちらのほうが 健康そうに見えます。そして どちらかというと その方の個性を後押しするというよりは、人となじみやすいイメージが 表に現れやすくなっていると思います。 面接というのは、自分を見てもらうというところもありますので、気分的な不安があって曖昧なメイクになってしまうと やはり 見た時の印象が弱かったり、意欲に不足を感じさせたりしがちですので、使う色は わずらわしくない色を選んで きちんと綺麗に発色させるようにメイクして、相手に 自分の存在や意欲のあることを 印象付けるようにしましょう。 技術やお持ちの特技には 自信がおありなのですから、あとは 笑顔を忘れずに 持ち前の穏やかな雰囲気で 受け答えなされば、きっと 良い結果が得られることと思います。 Ms.Takahashiにとって 一番よいようになりますように。 |
@ 好きなことに没頭している自分が好き Ms.Takahashi です。なんとも スレンダーな方で、ライトベージュの細身のワンピースがとてもよくお似合いで、あわせて 上にはおっていらした かわいいジャケットも キュートでした ♪ あまりお丈夫ではなさそうで、そのせいもあってか 送ってくださったアンケートの回答にも 顔色が良くなくて チークが手放せない と 書いておいででした。 でも お目にかかって お話すれば、にこにこと ソフトにお話されますし、笑顔もいいけれど、きりっと引き締まったイメージも 捨てがたい と 思いました。 お手持ちのものでのメイクは どちらかと言うと おとなしい肌なじみの良い色合いが多く、ちょっと 色味を出すと言うことが できにくいようにおもいました。 まずは スキンケアタイムマッサージを憶えていただいて と 思ったのですが、お体の具合のこともあり、一通りの手順のご紹介と手を動かすことをしていただいて、あとは お体の状態に合わせて 足し引きしていただければ と 言うことにしました。 でも とにかくスキンケアマッサージをしていただいた後のお肌は、し〜っとりしていて いままで ここまでしっとりしたことがない と おっしゃるくらいでしたが、どうぞ これからは その状態を維持していただきたいと お願いしました。 ファンデーション 1 さて ファンデーションですが、しっとりしたお肌の上に まず お手持ちのフェイスアップパウダーをはたきます。このとき お粉をつける部分は
T―ゾーンのみです。そして ざっと軽く フェイスブラシで払っておきましょう 6 できたら ここで 最後に フェイスブラシの大きいもので 丁寧に 余分な粉気を払うようにすると 艶も出て 綺麗な肌になります。 アイメイク 1 お目元全体に クリアベージュのパウダーアイカラーを 大き目のアイメイクブラシでざっと伸ばします。 6 マツゲは 軽くカールさせ、ダークグリーンのマスカラを 目尻側に重点を置いて丁寧につけるようにします。 7 眉。この方の眉は もともと 良い形をしておいでなので、軽くシェイプさせるようにしたり、毛の長さをそろえるくらいで あとは メイクの様子を見て 長さや色の調整をなさるとよろしいでしょう。 手放せない と おっしゃったチークは、落ち着いたローズ系を使ったり、赤みのあるフランボワーズカラーを試したり あるいは かわいいピンクを軽くなじませる程度にしたり なるべく 血液に近い色合いを 持ってくると良いでしょう。 口紅 そして ヘアなのですが・・ 最初のお写真を見てくださるとお分かりですが、お顔の両側面に まっすぐに上から下へ 素直な髪を流しておいでなのですね。、 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜 すきなこと(陶芸など)に没頭している自分が 唯一好き、なりたい自分になるために、そして 見えてきた将来のやりたい仕事のために 励みつつあります と おっしゃるMs.Takahashi. かつて 油絵もなさっていらしたというくらいですから とくに 色については あれこれしませんでしたが、是非 今日のメイク以外の色味も試していただきたいと思います。 顔色が綺麗であれば どんな色も 綺麗に見えるものですから・・・ |