ひつじ小屋だより 61

ひつじ小屋の風景 51

「私のための美しさ」

とは?

 


『エレの引き出し』

ゆめのいえN

トムじいのこと 11

"天"からの贈り物

―自然の恵みのメイクアップ―

ぬくもり上品メイク

愛すること H

きれいをおいしく!

千草たまご

アルゴテルム 
優れものご紹介

アンタンスィフ 
マンスール フォルムテ

編集後記

発行日 2005/09/05   発行人 遠藤由美子

ひつじ小屋の風景 51   「私のための美しさ」とは?

 秋の気配が濃くなるごとに 日々の穏やかさと静けさが増していくような気のするこの頃ですが、先日 仕事をしながら、いつもは聞かないラジオなどをつけっぱなしにしていて聴いた番組がありました。 それは、一週間同じ話題をさまざまな角度から リスナーのおたよりとともにゲストと話していくというもので、その週は「顔にまつわるあれこれ」がテーマでした。

 私が聞いた日のテーマは、「プチ整形について」でしたが、私もしました、私もやってみたい、というリスナーたちの声が、親からもらった体に云々・・やら、自然が一番などという声をはるかに超えた集計結果であったため、つい耳を傾けてしまいました。

 聞いていて思いがけなかったのは、プチ整形(目元の修正というのでしょうか?一重から二重に とか、大きくしてもらったとか。あるいは 額のしわをとった、頬をリフトアップさせた・・などなど)の経験者の半分以上が、40、50、60代以上の方たちとかで、若く 元気に、できるだけきれいにという願望をかなえて、とても満足している ということが伝えられていました。
  (勿論 中には、思うようにならず、その後がつらくて悲しい、やらなければ良かったという後悔、何にでもついて回る失敗例というものもありましたが・・。)

 その日のゲストはプチ整形経験者という作家の中村うさぎさんで、さまざまなリスナーの声に率直に意見しておられました。その一部に・・
 『顔をいじるというのは、自分で自分に責任が取れるようでなくては やってはいけないのではないかと思う。みんながやっているから とか、ただ単に今の顔がいやだからこういう顔に というのでは、もしも失敗した時、あるいはうまくいったとしても それで自分が周りから浮き上がってしまう結果になった場合、でも そうすることを望んだ自分のやったことなんだから、と受け入れられるようでなくては、ただ人を恨んだり、マイナス感情に陥って、苦しい人生を得てしまうことになるだろうと思う。』というような内容を話されていましたが、私も それはそうだろうな・・と 思いました。。

TEO's Gallery 2004〜
大きいおにいちゃんのための器

 また、その翌日のゲストはフェイシャルセラピストのかづきれいこさんでしたが、その日のテーマの「メイクについて」では、私も 常々思うことを 言っておられました。
 『メイクって、顔にあれこれ塗ってするものと思っている人たちが多いんだけど、私は そうは思わないんですよ。たとえば、眉を描いて"あ、ちょっとはっきりした。"とおもったり、口紅をつけて "あ、元気そうに見えていいじゃない。"っておもえることがその人にとってのメイクだと思うんですよね、つまり、その人が元気に見えることが大事なんで、そう見えるのなら、眉だけでも口紅だけでもいいと思うんですよ。
  その人が元気に見える、それがメイクをするということの一番の基本的な目的だと思うんですね。』

 同感です。私は、メイクアップを基本的に学ぶ という意味で、そのためのコースを設け、その方のためのメイクアップの捕らえ方やその手順をご指導したりしていますが、4回コースをお受けになられた方はご存知ですが、そのコースの最後に 何をするかといいますと、ギャルソンヌメイクという、ほとんどファンデーションを使わないメイクを学んでいただいています。
 このメイクのときは 眉もできるだけ自然に、アイカラーもできるだけ控えめに、口紅すら使わない場合もありますが、大概の方が とても素敵になられます。
  (ただ・・、このメイクをいきなりやろうとしても、その方の肌状態のよさというものが条件になりますので、ちょっと難しい場合もあることはあります。)

 そして、仕上がったメイクは その人を一番 その人らしく魅力的にしてしまいます。
これは、どんなことにも共通していえることでもあると思いますが、何でものっけから手控えない=楽しようとしない、基本をきちんと学んでから、引いていけるものはできるだけ引いていく、そうすると その人本来のものがきれいに見えてくる ということでもあると思うのですね。

 顔かたちというものは、それこそ 生まれ持ってきたものであり、故意に手を入れない限り その形を変えるということは困難でしょうし、また、それを行ったことで その方が明るくなり、自信を持って生き生きと生活できるようになるならともかく、あるリスナーのように、一度手を入れると ここも あそこも・・・となって、今では絶えずどこかを修正しないではいられない という、人は決して満足しないという事実などを思うと、もしも、メイクで外側から何がしかの自信や納得を得られるのなら、それは その人にとって 大きな意識変革となって日々の生活に弾みをつけたり、自分で自分の人生を気軽に、楽しんで創り上げていくための良い助け=方法になるだろうと、思うのです。

 できるだけ長い間 若く美しく というのは、誰しも思うこと。でも、外見がそうであっても、そのほかが伴わなければ、そのアンバランスは時を経るごとに、その人を 実に 奇妙な存在にしてしまうことでしょう。 たかが顔、されど顔。自分にとって自分の美しさがどういうものであることが望ましいのか、まず それを自覚するところから、美しさが生まれてくると思うのですが・・いかがでしょう?

お客様のお土産ブーケ

ガーベラとノバラの実とパイナップルセージの葉などを小ぶりのミルクビンにいれ、
とうもろこしの皮で編んだコースターをしきました。

『エレの引き出し』

 ゆめのいえ N  トムじいのこと 11

おにいちゃんは ふかくうなづきました。
そうだ、あきらめないでいよう、いやなことやこわいことがたくさんあっても、きっと 光の玉がたすけてくれる。ぼくは それを ちゃんともっているんだもの。

すると トムじいがいいました。
「いやいや、ほんとうは だれの中にも この光の玉はあるんじゃよ。だって ここにいるあかんぼうたちは みんな それぞれにふさわしい夢の光だまをもらっているんだから。
 ただ、、ほんとうに それをおぼえているのは みじかい時間なんじゃな・・、ざんねんなことに。
でも なにかのときには きっと 思いだして ゆうきを出せるように、わしらは おまえたちにもあたえたように 夢をみるちからを おくっているのだが・・。」

「そっか・・、みんな わすれちゃうんだね。でも、ぼくは おぼえているよ。そして エレにもママにもパパにも ともだちにも おしえるよ。」

へやの中のひとたちは みんな とても うれしそうに おにいちゃんのことばをきいていました。

「ゆうきがあることを おぼえておいで。おまえたちには 夢をみるちからもあるんだから・・。」

つづく・・・

戻る


"天"
からの贈り物

―自然の恵みのメイクアップ―

ぬくもり上品メイク

・今回のメイクは そろそろ厚手のものを身に着けるようになってくる季節・・というのと、ちょっとしたあらたまった席でもその人の暖かさを伝えながらも、きちんとした感じを出すことのできる品の良いメイクという内容をテーマとしました。

・トーブ(茶系のグレー)とぽってりしたピンク系で、甘さを控えた大人メイクを!

簡単なメイクです。
どなたにでも楽にできますし
その割りに 
とても人の印象に深く残るような
メイクですので 是非一度は 
お試しになってみてください。

余談ですが・・

今回のイラストを描いていて誰かに似てる・・と。

 私が化粧の世界に入った当初、散々お世話になったまま一度も御礼らしいこともしないうちに、突然 永久の別れを告げられてしまった資生堂の美容部員さんに似てしまっていました。美容に関しては何でもご存知で、さまざまに行き違いもありましたが大切な方でした。

改めて ご冥福を祈る次第です。

A ファンデーション
◎ 水分をたっぷり含ませたスキンケアの後、丁寧にしっとりタイプの化粧下地をなじませ、油っぽくなる部分だけフェイスアップパウダーを押し付け、余分を払う。
  ファンデーションをきちんとむらなくつけ、色のついていないスポンジで全体を軽くならし、お粉あるいはパウダーファンデーションなどで調整する。

 B アイメイク
1 白に近い淡いピンクを、アイホール全体に乗せ、眉骨に向かってぼかしあげる。下まぶたも同様に。

2 パウダーアイシャドウのトーブをアイシャドウチップに取り、上まぶたのまつげの生え際にそって、チップの幅いっぱいに入れる。
下にもラインのように軽く入れてぼかしておく。

3 トーブカラーをもう一度取り、目頭、目じり側からアイホールの形に合わせて目の中央あたりにすき間を空けるようにしてにぼかしていく。 

4 黒または濃いブラウンのアイライナーでまつげの際にラインを入れ、かるくぼかしてから同じ色のマスカラをつける。

5 眉気持ち濃い目のブラウンですっきりきちんと。

C チークと口紅
6 落ち着いたピンクのチークで幅広く 肌に溶け込ませるように。
  ピンクローズの口紅ベージュピンクのリップライナーできちんと輪郭を取って塗る。

◎ ヘアメイク
 ヘアは全体をひとつにまとめて後ろでシニョンをつくり、前髪などが落ちないよう整髪料で整える。


とっくの昔に

出て行ったくせに・・

何を残したくて

そこにおきっぱなしなのさ・・?

潔いとは 思えないけどね

ああ、わすれてほしくないって・・ね。

愛すること H

 『私が、その伯父と会ったのはそれが初めてだった。急用で近所に出かけた母が戻ってくるまでの間、子供の私は、初対面の伯父とどうやって過ごせばよいのかわからず、ただ だまっていた。

♪ 「君は、いつもどんなことをして遊ぶのかい?」と伯父に尋ねられた私は、このところ とくに夢中になっている川釣りについて、父からもらった古い釣り道具などを披露しながら話したのだが、その間中 伯父は私の話を興味深げに 熱心に聞いていた。

♪ 後で私は母に言った。「伯父さんは釣りが好きなんだね。」すると母は「あら、彼はまったく釣りはしないわ。」そこで、伯父と私がどんなに楽しく釣りについて話し合ったかを言って聞かせると、母はこういった。
  「それは彼が紳士だからよ。人の話を興味を持って聞けるのは、その人がつつましい性格で相手を思いやれるからなのよ。」』 

  
(ずいぶん以前のリーダーズダイジェスト より)

 自分にとって さほど感心のないことでも、興味を持って相手の話を聴こうとすることは 相手を大切に思えばできること。 
 誰の場合でも・・、それが必要ならそうしたいと思います。とくに 聞くより話すが 日々のほとんどを占めている私などは・・・。

きれいをおいしく!
千草たまご

二人分の材料 3個、ねぎ人参しいたけしょうが緑の葉野菜、各少量ずつのみじん切り。(野菜は全部刻んで小なべに入れ、だしとみりん、塩少々、しょうゆで少々濃い目の下味をつけておく。) 

作り方 ボウルにを割りいれ、味付けしたみじん切りの野菜を入れて、ざっとかき混ぜる。
 熱した玉子焼き器に薄くをしいて軽くふき取り、の1/3量を流し広げる。
 表面が乾ききる前に 手前から向こうへ卵をまとめながら丸め、あいたところにボウルに残っている野菜入りの卵液の半分量を流しいれて焼き、先の丸めた卵を包みながら巻き返して焼く。
 残った卵液も同様に巻き、すこし火を弱めて表面にうっすら焦げ目がつくくらいに焼いて出来上がり。切り口を見せて盛り付ける。

 これは季節の野菜を最低5種類入れるのが条件。味はお好みで。
野菜が多ければ卵の量も増やし、
大きめの玉子焼きを作ります。


  いくらを乗せた大根おろしを添えると立派な一品! 

食卓も明るくなって 
きれいでおいしいですよ。

アルゴテルム 
優れものご紹介


アンタンスィフ 
マンスール フォルムテ

チューブ150ml \7875−¥7375

○淡いオレンジ色のべたつきなしのジェルが気になる部分のためのスリミングと引き締めをしてくれるボディー用ジェル。

○ごく少量でかなり伸ばせるのと、マッサージの必要がないので、朝、着替えの前に気になるところに塗布して普段の家事仕事などをすれば、配合された収斂作用のあるマロニエエキスやカフェインなどにより、ひきしめ、血行促進作用によるセルライト除去が、使い続けることで期待できるという優れもの。

マッサージ不要、特別な運動不要という、まさに"めんどくさがり屋さん"の それでもここをもうちょっと減らしたいという要望に応える ありがたい一品です。

編集後記

☆ 先日、もらい物のチケットでジャズライブに行って来ました。

☆ 日ごろはそれぞれに活動しておられるのであろう中村誠一氏(サックス)、山田武彦氏(ピアノ)藤原清登氏(ベース)の少々年配のお三方によるジャズは、万全の基本を備えた演奏は、安心感と心地よさにあふれ、耳慣れた曲もジャズならではのアレンジを満喫できました。

☆ 好きなことを続けている人たちの楽しげな思いが暖かく伝わってきた寒い夜でした。

Aurea Ovis 

営業時間 
平日  午前10時〜午後7時
日曜祝祭日  午前10時〜午後6時

連絡先 
240‐0111 三浦郡葉山町一色857‐1 
椿コーポ5号室  
Ph.& fax.046‐876‐2538

E-mail  お問い合わせはこちら! 
URL  http://aureaovis.com  
携帯用 http://aureaovis.com/i/
掲示板 http://aureaovis.com/cgibin/welcome.cgi

時々遊びに来てくれる 

ふわふわにゃんこ

 

畑の向こうの家の屋根に

雨続きの後の

久しぶりの朝日を浴びに
来ていました



お問い合わせはこちら!