今年の夏は、どうでしょうね・・ と 書いて、暑いに決まってるわぁ・・と おもいました。
いつもの夏よりも 暑いかなぁ・・と おもいますが、どこでも言われているように、節電の影響により、ということもありましょうね。
しかしながら、もともと 夏は 暑いものだし、とくに 日本の夏は 湿度も高くて、じめじめじりじりが どうにも苦手な自分にとっては、今年に限らず 夏は ほんとに 辛いものなのです。
こんな時は ほんとに メイクなんかしたくないんですけどね、でも まったくしないでいるというのも なかなか できなくて・・
今年は とくに これまで以上に手抜きメイクにしようと 考えました。
以下 えんどーの夏メイクです。
まず、洗顔は 水で ばしゃばしゃ。 起きぬけでも 顔の皮膚は汗で表面の角質がふやけて、はがれやすくなっていますから、ことさら 洗顔剤は 使いません。
乾いたタオルで とんとんと 軽くたたきながら 顔の水気を取ります。
化粧水は 気持ち多め。乾燥するところからつけはじめ、お顔全体にいきわたったら、首、デコルテや手など 出ているところに すっかりなくなるまで つけます。
コットンを使っても 使わなくても どっちでも OK。
そして まだ 皮膚が湿っているうちに 乳液あるいは美容液など、日中の皮膚の栄養になるものを 少量、乾くとわかっているところから つけのばします。
汗をかくとわかっているところは(つけなくてもいい肌質の方も いらっしゃいますが)手に残った物で うっすら お顔全体にもつければ、空調のきいたところでのお仕事の方などは、良いだろうと思います。
ここで ちょっと 個人的なことになりますが・・
目下の 自分の肌悩みのひとつに、毛穴の開きがあります。もちろん 自分の場合は 加齢による毛穴の開き、ですから、耳の前あたりに指を当てて、上のほうに引っぱると 毛穴は見えなくなります。
加齢による毛穴の開きの特徴ですね。で これがまた、メイクに水をさすのですよねー
なので、自分の場合は、毛穴が目立つ部分に アルゴテルムのアクニセロムを塗りこむことを間に入れています。
なぜなら、アクニセロムは 大人のニキビや吹き出物の対処に 大変すぐれたものなのですが、同時に とても収斂作用のあるものなので、夏のメイクのT-ゾーンの油浮きや 毛穴の開きなどに、とても 期待出来るものだからです。
もちろん、1〜2度つかったからといって いきなり 毛穴がしまるわけではありませんが、使い続けることで、毛穴の開きの目立ちが減り その部分のメイクに支障をきたすことが減ってくるのですね。
とにかく、自分の場合は、洗顔→化粧水→アクニセロム→うっすら乳液、という順になっています。
その後、日焼け止めを使いますが、お知らせしたとおり、今年は、アルゴテルムの日焼け止めが 製造を中止されまして・・、いくつか 買いためましたが、それも すっかり お求めいただきましたので、現在手元に残っている物だけになっています。
それが終わり次第、今のところ、当方では セポラージュのサンプロテクトミルクをご紹介しようと考えています。
さて・・、では メイクに戻りましょう。
日焼け止めは、ギューギューつけることはありません、適量をお顔の各所において、それを とんとんと 軽くたたき伸ばしながらひろげ、さいごに 手のひらで なじませます。そうすると それほど白くもなりません。
そこまで終わったら、皮脂を吸着してくれるような素材のフェイスアップパウダー(お粉)で T-ゾーンに ぎゅっと押し付けるようにして つけます。余分な粉は 払ってくださいね。
その後、お好みのファンデーションを使いますが、今の自分は できるだけ 肌の色に近い色のファンデーションを選んでいます。もう 日に焼けてますので、濃いめの物になってます・・
両目の下に ミルクタイプのファンデーションを ほんの少量 ちょんちょんとおき、それを 目の下から 頬にかけて 軽くたたきながら 伸ばします。
が、すっかり 伸ばさずに 頬の笑った時に盛り上がる部分の下くらいまでにしておきます。
T-ゾーンや額、口元には塗らずにおいて、ファンデーションをつけてしまったら、気になるところに コンシーラーをつける程度にしておいて、あとは オークル系のお粉などを 軽く さっと ブラシで お顔全体に うっすらかけて、ベースメイクを終えます。
今のところ、そのようにしていますが、かなり顔に汗をかく自分ではありますが、とれてしまうとか 化粧がはげるとか ということは あまり ありません。
汗をかいたら 軽く抑えてふき取るのは お約束ですね。
それからポイントメイクになりますが、ファンデーションが淡い場合は、ポイントメイクを少ししっかりしたほうが 良いように思いますが、お好みで。
なぜ、汗をかくとわかっているのに 粉ものをつかうか というと、色物は 粉気の無いところでは 定着しにくいというのがあるからで、ですので、粉気の必要な部分である、眉、目元などは、ファンデーションを伸ばしたあと、指先に残った程度を塗ったりして、まったく 粉毛なしに 眉を描いて 不必要に濃くなったり、そのわりには すぐに取れてしまう という、おかしなこと、面倒なことにならないようにします。
ベースメイクのあとは、目元のメイクになりますが、嫌でなければ アイラインとマスカラをきちんと使うと、目元がハッキリして、アイシャドウなどを使わなくても 目元がすっきり 仕上がります。
暑苦しいと思うときは、アイラインは ごく細く、あるいは 使用しないで、マスカラのみを きちんと使うというのも 目の形がハッキリして いいですね。
また 眉は、色と太さに気をつけて、お顔にあわせた自然なラインで描くと 良いかと思います。
口元については、これは ほんとに お好みですね。一般的にもそうかもしれませんが、自分の場合は 誰にあうでもなければ、特には 何もつけません。
出かけるときには、ベージュブラウン系などの 皮膚の色から遠くない口紅を選ぶこともあります。 メイクの雰囲気に合わせて、色選びなさってください。
とても 個人的な意見を言いますと、暑い時は やっぱり 長い髪ならば 挙げてしまって 首筋を出したほうが すっきり涼やかで 素敵だなと おもいますが、部屋にこもってのお仕事などの場合、首筋を冷やしたくないから と、おろしたままの方も おいでです。
その場合も、お仕事が終わったら、後でひとつにまとめたり、軽くアップにしたりすると、お仕事とはちがった印象で 人目を引くでしょう。
たしかに 日に焼けたくないとか 陽射しによるトラブルを作りたくないという場合、すっかり 覆ってしまうということもありますが、それにしても 先日・・
その日がそれまでで 一番暑いといわれた日だったのですが、電車で見かけた人たちのひとりは、大きなつば広の布製の帽子をかぶり、背中までの長い髪を すっかりおろしていました。
半そでのブラウスの上にチュニックを着て、ジーンズにスニーカー、腕は 縞模様のアームカバーを 半袖の下から 手先までつけ、・・ みているだけで 汗が出そうでした。
また 別の人は、襟のあるポロシャツにフードつきのスウェットを着て、黒いパンツに 編み上げのブーツ・・で、赤い顔のまま、一生懸命 うちわで扇いでいました。
どんな格好をしようと 好みの問題ですから、何を言うでもないのですが、どうも そういう風を見てしまうと、この暑いのに・・と つぶやくのは、まぁ 自分が年をとったから かもしれません・・
どちらの方も すっぴんで、流れる汗をぬぐいもせず、たらたらたらしたままでいた というのが、自分には どうにも不思議で仕方ありませんでした。
汗は こまめにハンカチやタオルなどにすわせて 取ってしまいましょう。
汗がレンズの役をして、日焼けを促進してしまうことにもなりますから・・ね。
ごしごしこすらなければいいのです、そして すぐはげてしまうような メイクをしていなければ よいことですから・・。
多少は それは ハンカチやタオルに色は移りますが、すっかり 取れてしまうことはありませんし、なにしろ メイクすることも 日焼け止めになりますしね、多少のことなら やっていても いいんじゃないかな と 思います。
・・でも、これも やっぱり お好みですよね。
暑苦しくて ということであれば、まぁ あとは 此方にお任せいただいて、夏を存分に満喫、しっかり日に焼けても ・・ とも おもったりもします。
それから、夜のお手入れのことも すこし書いておきましょう。
夏は特に、家に戻ったら なるべくはやく メイクをおとし、洗顔してください。
そのときは 少量の洗顔剤などをつかって 汚れを落としましょう。
洗顔料を使いたくない場合は、ぬるま湯で ざぶざぶ洗い、きれいなタオルにぬるま湯を含ませて絞り、それを顔に当てたあと、そっとふき取るようにするのも 良いと思います。あくまでも 力をいれずに、ですけれどね。
そのあとは、化粧水を使いましょう。
どうせ 汗で流れるから と ほうっておいてはいけません。
化粧水で パッティングというのも すっきりするという時は、いいかなとは思いますが、暑さで汗をかいている肌の場合は、時間がたてばたつほど 皮膚の角質がふやけてしまっていますから、そういうときに 物理的な刺激は やっぱり 止めていただくようにと おもいます。
手のひらに化粧水を受けて、両手に広げ、それを 顔に軽く押し当てて なじませる方が皮膚の為には 良いでしょう。
季節が変わったときに かさつきやすい部分(たとえば、すこし乾くとひりつきを起こしやすい 頬骨の上など)や 目や口の周りなどには うすく 乳液や美容液をつけておくと 良いですね。
入浴後は、化粧水を軽くつけて ほてりを鎮め、その後 いつもの夜のお手入れをします。
夏は とくに、その日受けたダメージは 次の日の朝までには回復させるという気持ちでのお手入れが 大事です。
これから 夏の本番を迎えますが、いくら暑くても できれば お手入れには 時どき マスクなどで 栄養を与えるようにしていただきたいですね。
ただ、クリームタイプだとちょっと 暑苦しくて辛いですし、はがすタイプのものも、角質を無理にはがすことになることもあるので、この時期は ちょっと お勧めできません。
できれば、顔の形にカットされた不織布に たっぷりの栄養の含まれた物などをお顔に当てるという マスクや、コットンを裂いて、化粧水を含ませた物でマスクするなどの方が よいとおもいますので、せめて 週に一度くらいは なさっていただきたいと おもいます。
夏のお手入れ、夏のメイク、だれでもが 具合よく過ごせて しっかりメイクをしてても問題が無いというわけには行きません。
なるべく 自然に、なるべく 暑苦しさをかんじさせないで、涼しげで さわやかなメイクを、そして それを維持できるお肌状態にしておけるような お手入れを 是非 なさっていらしてください。
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