2 カラスと中学生
今日は 燃えるゴミの日だった。
朝、半分まだ寝ているような状態で、勿論 すっぴん。それで ゴミを出しに行ったのだけれど、通りの反対側から ゴミ置き場のほうを見ると、例によって カラスがネットの隙間から くちばしを入れて 何かつつきだしている。
通る車をやり過ごしている間に、ちょうど その時、犬の散歩をしていた人が さっと 網の蓋を開けて、手にしたシャベルの上の犬の排泄物を それっとばかりに投げ入れた・・
ちょっとー!それは そういうところに入れていいものじゃないだろう? と おもったんだけど・・ (どうなんだろう いいんでしょうか?)
それって いけなくない? と 個人的には おもうんだけど。
100歩譲って せめて ビニール袋に入れるとか、はっきり そういうものと分るようにするとか・・ でも 違うと思うなー・・どうしても。 普通 そういうものって 自宅のトイレでながすんじゃないのだろうか???
ほんっと 葉山の犬の飼い主って どうしようもないなー・・と また ため息が。
素敵なおうちにすんで、家の周りも綺麗に花を咲かせて、近所づきあいも それなり 上手にやって、かなりハイソな方達や結構有名な人たちも住んでいるようだけど、そして 趣味や習い事も 思うままに出来て・・暮らしも それほど困らないというのに、なんで そういうことは 平気でしちゃえるのか、ほんっとに わけがわからない。
いい加減にしろよ てめー と 言いたかったけれど、それを言っちゃあ けんかになると思うとね、これは もう 町の掲示板に訴えるしかないのではあります。
でも そんなことしたところで、見てほしい人は 見ないんですよねー・・ まったく。
しかし まぁ、その人が バタンバタンしたこともあって、ゴミネットのそばで 散らばった 生ゴミの屑をくわえていたカラスは 一応 飛びのいて 近くのフェンスの上に とまっていた。 そして 人気の無い その場所のそちこちは屑が散らかったままだった。
うーん・・ だめだぞ、これはこのままではいけない。
といことで、まずは ゴミネットの中央当たりに ゴミの袋を集めて、とにかく カラスのくちばしが 届かないようにしてみた。
その一部始終を カラスは 見ていないような振りをして しっかり見ていた。(確かに。)
だけどねー、自分で散らかして 片付けない奴は、ほんっと 嫌いだから!カラスに限らず 人間も! だよ。
なので、ざっとまとめて 散らかったものも ネットボックスの真ん中当たりにまとめた。
そばにいるカラスを見ながら あのねー とかなんとか ブツブツ言っていたら、背後から いきなり 「おはよーございま〜す!」 と 明るい声がして、振り向くと あどけない顔の中学生男子一名が にこにこしながら (あるいは にやにやしながら・・か?)軽い会釈とともに ゆっくり さわやかに 通り過ぎて行った・・
見られた・・。 つまり あの少年は、からすと遠藤とのことを、この 殆どまっすぐな道の ずっと向こうから 多分・・、一部始終を 見ていた・・のだ と言うことに気付いた。
うーん このあたりの中学生、割りにお行儀が良いのだけれど、しかし なんというか、まぁ 状況をみて 事体を察するということには・・、いやいや まだ中学生だしね、変に 気を回すことを 今から覚えても・・なんて おもったりもしたんだけどね・・ ぶつぶつ・・
でも まぁ できたら、起きてすぐの 寝ぼけ眼のすっぴんで、とても 綺麗とはいえない恰好で ゴミネットの中を がさごそやりながら、カラスに物申しているおばさんには、あまり 朝から声を掛けない とか だまって 通り過ぎるとか・・ なんか そういう気遣いというものも 学校では 是非 教えてほしいものだ なんてことを 思ったのだが・・
まぁ 学校では そういうことまでは 教えない・・わな。 無論 分っている。
これは 実は 家庭教育の範疇ではあります! 良いですか、親御さん方。是非、人には 気付いてほしくないときとか事情とかってものもあるのだ ということを お子様方には お話しいただきたく、そういう時は 心優しい気遣いをもって、目を伏せ、静かに だまって通り過ぎるように と お教えください。宜しくです。
ちなみに、例のカラス、からすって 頭いいようなこと きいていますが、どうも そのようで、当方の裏になるほうへ やってきたと思ったら、反論なんだか、文句なんだかで、ちょと 意識的に? かーかーと 騒ぎ立てては、ハネをばさばさと羽ばたき、洗濯物 すれすれに ゆっくり飛んでいったので、あ ○○をしたのか?? と ぎょっとして見たけれど、とりあえず威嚇のみのようではあった。
葉山に来る前の 逗子でもからすとの攻防戦を 生ゴミの日になると 必ず 繰り広げていた自分なので・・、それじゃあ ここでも やっぱり やるのね、なんて 小さく戦闘意識?を盛りたててみたりしていた。
とにかく、今朝は 早くから かなり 濃い数十分を過ごしてしまったのだった。
付け加えて・・
ここには よく 葉山の犬事情について 好意的ではない文を掲げるが、しかし、犬さん そのものは 嫌いではない、ということを とりあえず 一応 書いておこう。
猫よりは 好きにはならないと思うけれど、(でも 多分 一緒に暮らしたら かなーり 情がうつったりして・・ 切ないことになりそうなので、どうしても 無理 という、実は そういうこともあって・・ だって 猫さんでは 散々 悲しく辛い思いを もう十数回しているし・・・、)
犬について というよりは、犬を飼う葉山在住の人々(のうちの 特にものすごく心無い面々)について 物申しているということを ご理解いただければと思う。
聞いて見れば良い。ほんとは 犬さんたちだって いい迷惑だとおもうのだが・・
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