ひつじ小屋だより 97

ひつじ小屋の風景 87

本−「幸せになる義務」

考えるひつじ

まわりをみれば・・
危機的現状

ちまたの話
わずかなる居場所

メイクアップ
デイリーメイクを丁寧に

愛すること 46
時の共有

キレイをおいしく!
温かい飲み物 2種

ひつじ小屋の日々
ちょっと平和な日々

編集後記

 

ひつじ小屋の風景 87

本−「幸せになる義務」

 先月の末は、2年前に亡くなった恩師の誕生日だった。

 恩師が無くなってからまもなく、散々に世話になった者たちの中から、恩師の言葉を集めた本を作ろうという声があがり、あろうことか こんな自分にもお声がかかった。
 何をどうするも分からずに、それでも ふと以前何かにつけて恩師の行くところ、興味津々くっついていったころの気持ちになった・・のかどうか、うっかり参加の承諾をしてしまった。
 
 とても優秀にして才長けた編集のプロKさんと、恩師の言葉を書きとめてまとめることを熱烈に願って取り組みつづけたT先生、そして餅は餅屋と夫々の分を発揮しながら 本作りに取り組んできた先輩たち・・・の、足手まといと邪魔をするまもなく、とうとう本はこの秋、現実に日の目を見るに到った。

 一年以上かけた本作りは暗中模索と苦戦続きだったが、半ばごろから 少しずつ拍車がかかり始め、自分は当たり前に、先輩方は仕事休みのプライベートな時間をあてて、また編集のKさんは必ず都合をつけてくださりながら 月に一度の会合を重ねてきた。

 恩師は決して表に立とうとなさる方ではなく、どちらかというと人の応援に回ることが多かったが、その応援した相手によい成果があれば本当に心から喜んでくださったし、あるいは、そうした成果らしきものがまったく見えないくても、相手を気遣い、元気付け励ましてくださった。 
  自分などはその後者そのままであって・・、まったくあれだけのお心遣いを戴きながら、これという成果も為すことなく、思いつくとすぐ 当たり前の顔をして 会いに行っていたのだが、そうして出かけて行っても、隣に座ってお茶を飲みながら、恩師と恩師に声を掛ける人たちとのやり取りを見ているだけで、暫くよい気分で居られた。

 恩師とは、中学に入学してから、月に一度の時間(何の時間だったのか?)に出会ったのが最初だった。はじめて聞く話‐それがなんだったかは もうすっかり忘れてしまった−が、妙に納得できたので、俄然その話をした人物に興味がわき、こちらから もっと話を聞きたいのですが、と声を掛けたところ、お目にかかるたびに少しずつお話を聞いたり質問したりし始めたのが、40年以上も折に触れての大切な時間を戴くというご縁のはじまりだった。

 単なる生い立ちの記や遺稿集にしたくないというT先生の願いどおり、淡々と師の"密にして真理にまつわる沢山の言葉"達が連なった一冊となった。夫々恩師との間で交わされた会話などを思い出して書き、改めて恩師に戴いた暖かくもときに厳しく、そして率直な迷いの無い導きに感謝、感動を覚えながら文を寄せ合った。

 勿論、自分も書いたのだが、困難な時や節目のとき、あるいは何気なく掛けていただいた言葉を思い出して書きながら、これほどに目を掛けていただいたにもかかわらず、この程度でいる自分が大変に申し訳なくてたまらなくない。

 今朝、ふと「いい人」についての恩師の言葉を思い出した。何かのときに、自分を「いい人」と言われ、自分はまったくいい人なんかじゃないから、そんなこと言われると困るといったことに答えてくださったのだと思う。

 人間は一面ではなく多面の生き物だから、「いい人」の部分があって当たり前。「いい人」と人が言うからには「いい人」の部分をより強く感じられたのだろうと思う。だから「いい人」と言われる人を「いい人」と思っていいんだよ・・というような、そんなやり取りをしたような気がする。そして ここが面白いと思うのだが、恩師にいわれると、いつも、そう、いつも「なんだ、そうなのか。」とあっさり腑に落ちてしまうのである。根が単純なのもあるが、そういう自分が 正直、ちょっと嬉しい。

 これは、恩師ならではのことだったな と思った。


 先の例会で、先輩の一人が「私、まだなくなったという実感が無いのよね。」といわれたが、実は自分もそうで、実際、この本の集まりのときも、ふと恩師の視線を感じるような気がしたこともあった。御自分のことであれこれみんなが言い合うのを、照れくさそうに、すこし嬉しそうに、黙ってニコニコしてみておられるような気がしたものだ。

 大丈夫だと思った。実は、この本の原稿を書くにあたって、かなり正直にあれこれ書いたのだが、それでは差し障る場合があるということもあって、書いた文のいくつかは、大分自分が書いたものとは変ってしまったのだが、この「本にする」ということを思えば、そうであっても伝えたいものが変っていない限り、それは特に問題にしないことにした。

 本のタイトルは「幸せになる義務」

  ずっとこのお便りをお読みの方には、思い当たることがあろうかと思う。そう、
「ひつじ小屋だより」2001年7月号の編集後記に書いた恩師の言葉から採られたものである。  

 さて、恩師の後を継いだ先輩の一人が描いた白い雲の舞う青い空の表紙に出来上がった本を、もし恩師がごらんになられたら・・、なんといわれただろうか。

 「僕、こんなこと言ったっけ?いつ言ったのかなぁ。」なんておっしゃっただろう。

 本の感想を聞きに いつ行こうかと、あたりまえに思ってしまう自分がいた。

 沢山の慈しみに 感謝。

 

何もできないように思っていても
その時 その人に出来ることが必ずあります。

どうしようもないと思っていても
そうしたことは 必ずあります。

そのことをやってみましょう。

そのあなたの生き方を 神さまは見ておられます。
大丈夫ですよ。

 

『幸せになる義務』 ・・P.97

 

 考えるひつじ 

  まわりをみれば・・ 危機的現状

 先の大戦後、日本の食料自給率は大きく低下したまま、現在 米や砂糖などのほかの殆どの食料を輸入に頼っているのは誰でもが知っていること。
  調べてみると、昭和40年代には73%だった食料自給率は、平成19年においては40%になってしまった、と。これは主要先進国のうちでは最低水準だそうだ。 

 理由などはいくつもあるが、私たちの食事の内容の変化もその大きな要因に挙げられている。それは自分たちのところで取れるもので作る食事であれば、コレほどにはならなかったであろうものが、原料を輸入に頼るため、冷凍・加工食品が増え、そしてまた肉や卵、調味料など、国産だと思っているようなものまでが実は原料や飼料のほとんどが輸入品という現状。 それも自給率の低下を促進しているとか。「天ぷらそば」を例に挙げていたが、その食材の約80%は輸入品だと・・。悲しく情けないことこの上ない。

 国産農産物の需要が低下することで、国内の農地面積や生産者数の減少がすすみ、農業の脆弱化が顕著になる。それは結局は日本の食料供給基盤そのものを危うくするというが、もうすでに危険極まりない状態だ。又、そうしたものの輸入を特定された少数の国に頼っているため、相手国に何かあればこっちが干上がるのは目に見えている。
  かの国の新大統領の政権下、日本にはどんな風が吹くのだろうか。

ちまたの話


かつて授業中に読んでいた本たち・・

わずかなる居場所

・ 昔、恩師が教育現場について話してくれたことの一つに「その学校(現場だったか・・)に、一人か二人、本当に良い先生が居れば、その学校はよくなる。」というのがあった。

・ 学校大嫌いの自分。中高一貫しての女子高はかなり堪えて通い、よく行き来していた別の学校の先生に「よく卒業するまで通ったねぇ。」としみじみされたくらいだったが、読みかけの本を机に広げて授業を受けても咎められることも無く、終わったら貸して下さい、と言う先生もいらした。

・ 時代もあるのだろうが、そこに僅かだが自分の居場所があった。

   メイクアップ   デイリーメイクを丁寧に

 ちょっとした集まりに出席することがあったので、近頃の自分には珍しく丁寧に・・というか、きちんと!メイクしました。メイクアップらしいメイクアップ、ですね。

  しかし、ここで問題発生。なにしろセイタカアワダチソウのアレルギーや年齢による目の乾燥などもあって、長いこと目まわりは なるべくいじらないようにとしていたので、いきなりアイメイクがなんともなじまない。光素材のパウダータイプのアイカラーなどがどうにも浮いてしまうんですねー。

  そして
 ただ浮くだけでなく、まぶたなどの細かい皺がくっきりはっきりして年齢を感じさせてしまう・・。そんな風になるのは、理屈では理解していたのですが、いざ自分の顔の上で起こっているのを見ると、時間も無かったこともあり、さすがにあわててしまいました。 

 勿論、即対処。まずしっとりさせ、リキッドファンデーションを薄く延ばしてスポンジで軽く押さえ、ブラシでお粉をさっと刷き、肌の色に近い色のグラデーションを、少し濃い目のアイカラーでつくり、夜なので眉骨の部分にはジェルタイプのハイライト効果のあるものを使いました。チークも気持ち赤みのあるもの、眉もあわせて少し濃い目に。アイメイクを頑張ったので、食事することも考えて口元はリップペンシルのみ。

 ある有名なメイクアップアーティストさんが、プロでも3日描かなかったら自分の眉がうまくできなくなる といっておられましたがアイメイクも然り。いまさらではありますが、心を入れ替えてデイリーメイク、頑張ろうなんて思いました。

 

愛すること 46
時の共有

 娘のところのかなり大きな障害のある猫の発作が激しくなったと連絡があった。動物とは人語での行き来が出来ない上に、その猫は人の中にあってそのものがただ一匹という状態で、七転八倒の苦しみの中に居るという。辛いだろう・・と察する。

 何かおかしいというのを分かっていてつれてきた猫なので、予想はされていたのだろうけれど、現実 医療機関におもねたところ、とんでもない費用で、彼ら自身の生活が大分影響を受けているらしい。

 「出来る範囲で」ということを、人はあまりよい意味に取らないけれど、個人的には、それを「最大限の尽力」と解するので、結果の如何に関わらず、精一杯関わったことで良しとしたいと考える。

 してやりたいと思うことを存分にできるならともかくそうではないのなら、無力な自分を詫び、覚悟を決めて 最後まで苦しみを共にすることを受け入れるという、「時の共有」を応えとするのも、自分は「愛すること」になるのではないかと思っている。

キレイをおいしく!
体を温める飲み物 2種

 ☆ ホットモカジャワ

材料:牛乳、ココアパウダー、インスタントコーヒー、グラニュー糖、ホイップクリーム、ラム酒など

作り方:1 なべにココアとインスタントコーヒー、グラニュー糖を好みの量入れてよく混ぜ、温めた牛乳を少しずつ注いで、沸騰直前まで煮て好みでラム酒などを少量たらす。
 カップに注いでホィップクリームを乗せ、アラザンやシュガースプレーなどで飾る。

 
  ☆ ジンジャーミルクティー

材料:生姜、牛乳、紅茶、砂糖

作り方:1 なべに牛乳と砂糖を入れて良くかき混ぜてあたため、紅茶の葉 あるいはティーバッグを入れて煮出す。
 多めに摩り下ろした生姜を1の鍋に入れて火を止め、ふたをして蒸らす。
 2を漉しながらカップに注ぎ、生姜の千切りを少量散らす。 

まったく目分量。
お好みで おいしくしてください。

ひつじ小屋の日々
ちょっと平和な日々

◇ 見ていて楽しいので韓国の男性5人のグループ「東方神起」の武道館ライブのビデオを見た。運動量の多いダンスや聞かせる歌などに加え、ファンのお嬢さんたちの黄色い声、これが堪えたんだろうとは思うが、見終わって出た『あー、くたびれた。』という自分の声に思わず苦笑。昔は並んでチケットを買い、轟音のようなライブを時間一杯立ち見でもなんでもなかったのに。年取ったなぁ・・とつくづく。

◇ 当方、スーパーなどで買い物をすると30%引き、とか半額なんて黄色いシールの貼ってあるものがばかり。
  まぁ、自分は貧乏性なのだろうけれど、店頭でそんなシールを見ると、あ、これは買わないと捨てられちゃう、と 当然のようにかごの中に入れる・・。
(あと、連れ合いのタコ氏がそういう黄色いシールがとっても好き と言うのもあるけれど。)

◇ 期限切れとはいえ、食すに特に問題があるでもなし、その製品にまでになった沢山の人の手などを思うと、廃棄処分=ゴミになるという まだ食べられるものを、どうしてむざむざ捨てられようか・・! なんて ね。^^;

編集後記

・ 韓国での調査では日本と日本人は嫌いだというパーセンテージがかなり高いという。ある意味仕方ないかとも思のだが・・。
  日本のグループがアジアの各地で熱狂的に歓迎されたり、夫々の国の若い人たちが、日本でのライブで大歓声で迎えられたりというのを見たりすると、ただ好きだからというそれだけで屈託無く受け入れあう彼らに未来を思う。

・ いつか互いを受け入れあえる日が来ればいいと、いそがしいライブを見ながら思っていた。

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それはそれは 静かで小さな里山に

大きな 大きな 金木犀の木が ありました。

 

すごいでしょう?! 7mはありましょうか

 

木の懐に入れば

柔らかく甘やかな香りが ふわりと纏わり

決して思い当たることのない

はるか昔の記憶が思われて・・

一瞬の瞑想

そして 沈思から 花木の夢へ・・

  

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