ひつじ小屋だより 50

ひつじ小屋の風景 40

(身の程をしる)

『エレの引き出し』

ゆめのいえ D
トムじいのこと

ひつじ
No.12

Colors
色・色


中学生のお嬢さんが作られたというリース

@・ェ・@ 
錯覚の美学』 G

ハッピーメイクをしよう!

きれいをおいしく!

ほっ・・と
クリームシチュー

発行日2004/12/05
発行人 遠藤由美子

編集後記



Mm's Portrait   (鉛筆と水彩)

茶系モノクロ 『悠太ちゃん

Ayuちゃん” カラー水彩

ひつじ小屋の風景 40 (身の程をしる) 

 つい 香ばしい焚き火の風景を思い浮かべてしまいました。。が、事態はそんな悠長な場合ではなく・・、実に 最近の自分の緊張感のなさを思い知るちなみになりました。
 すぐ形になるつもりだったはずのパイ皮を、ここまでなるかというくらいに正真正銘の真っ黒に焼き上げてしまいました。。。
 

  熱したオーブンの扉の隙間からは、近頃見ることもないような黒煙がもうもうと立ち上り、炎の立つ前で本当に良かったと思うほど、そのあたり全体が熱気に満ちて、しばらくぶりに大いに慌てた次第です。 急いで始末をしたものの、少々考えてしまいました。

 実は このところ なんなのでしょうねぇ・・、まったく気力が衰えるような時があって、何についてもやる気というものがおきにくいことがあるのですね。
  なんでも年令や体調のせいにしてそれで済ませても良いのですが、一応 仕事持ちで、全面的に人に頼るのも気の引ける身ですから、こうなると もう意地でもなんでもやる気にならなくちゃ と思ってはいたのです。
  まぁ その結果が対してその気もないくせに、やればできるだろうくらいないい加減な気持ちで始めたパイ作りが、炭作りになってしまったわけですが・・ とにかく そんなふうで、特にこの2週間くらいが 妙に何でもが面倒で、煩わしいと感じる。


cut by Mm.

 ふと友人が、「動物って具合が悪くなったら自分でじーっと穴の中で丸くなって とにかく良くなるまで待つじゃない?私達人間も本当はそうするものじゃないのかしら?具合が悪くなったからって すぐに病院に行って、薬を飲んだり注射打ったりするよりも、しばらくじっとしている事のほうを私は取るわ。」といっていたのを思い出していました。
 つまり、一生懸命元気でいる必要って一体どこまであるんだろう?ということなんですね。

 気持ちが悪かったり熱があったりして病院に行く、待合場所で うんざりするほど待たされた挙句、簡単な診察で さらにまた長い長い時間をかけて薬をもらう・・。
 これって変ですよね?
  急を要するものならともかく、あまりに体調が悪い場合、私などは とても一歩も外に出られませんから、勿論病院になどいかれません。とにかく自分で何とか落ち着くまで、じっと耐えるしかないわけです。
 勿論 そうも行かない場合というのもありますが、一日二日食いはぐれたところで、そんなの世界のあちこち見渡せばごく日常なわけで、日々三度三度食べられていることのほうが、稀なのだというこを考えれば、そのくらいあったところで騒ぐようなことではない。

 調子が出なくて、気力が今ひとつなので、ここは無理してでも気分を上げて、と思ってやったことが裏目に出てしまった。一歩間違えば 大事になるところだったことを思うと、体調を整えてとか 元気になってなどと思うより先に、静かに丸くなることを選ぶようにして、これまでのように 何とかして元気になろうと自分を叱咤することは止めよう、いいじゃないか、調子がでないんだから 出ないで・・、と そういう自分を受け入れようと 思いました。

 1984年のロスアンゼルスオリンピックで見たヤンキースマイルは 大変な魅力で、あの健康さ、あの輝く笑顔たちは 我々表情に乏しいといわれる日本人にもかなりの影響があったようで、それからこっち、かの国の価値観がはびこったようなこの日本には、いつも元気、いつでも健康が、全国民の目標にすらなったような感があるように思われます。
 しかし、 そんなの疲れるに決まってるので、私はそろそろその界隈からは抜けでることにしました。
 ← Photo by C.

 今年は 自分を思い知るようなことが多々ありました。
 身の程を知るというのが、精神や社会面だけでなく、体力や気力にもあるというのが発見でしたが、アレコレ考えるとこれまでは そんなことに思い至ることもなく、ちょっと気がなえても 何とか浮上しないととにかく仕事に差し障ったわけなので、無理やり元気、無理やり大丈夫でやりとおしてきたし、そうすることで 自分の意欲を掻き立てることも出来ていて、それはそれで よくやったと思うし、やってみればできることもあるのだな・・と思いはしますが、このくらいの年になると なかなか そういうものだけでもないのだなぁ と妙に納得。

 そういうことを体験しないと、年経ることを現実のものとして理解できないというのも、つまり老いを想像で捕らえることは難しいということも 知ったように思います。

 人間の時間的経過による心身の変化というものを 興味深く思わされた2004年でした。


空に輝く大きな星に導かれて 東方の3人の博士達がやってきた。

『エレの引き出し』

    ゆめのいえ D  トムじいのこと 1

 「これが わしのしごとなんじゃよ。」トムじいは いすにすわりなおすと二人にいいました。ふたりは どんなはなしがはじまるのかと まじめなかおをしてトムじいを見つめています。

 「わしは もうずいぶんむかしから ここにいるんじゃよ、この光のせいたちとな。」
(ああ 光のせいなんだね この人たちは。。)

 「わしは もうおもいだすこともできないくらいむかし、いろんなよくないことをしたために、ばつをうけて なにも見えないようなくらいばしょで、たったひとりでえいきゅうに生きなければならないはめになってしまったんだが・・。」
(ああ それは いやだなー・・、まっくらなところでひとりぼっちだなんて。ぼくは ぜったいいやだな。)

 「ところが ある日、たかいところからおちてきた たった一つの小さな花のきゅうこんがわしのちかくころがってきてな。」
(きゅうこん?なんの花のかな?・・・ゆりかな・・)

 「そう、ゆりの花のきゅうこんだった。」
(!? ぼく なんにもいってないぞー。)

つづく・・・

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天使たちが 牧場で羊の番をしていた羊飼い達に 喜びの知らせを告げる。

ひつじ

No.12

Colors―色・色

 一年間続けてきたカラーストーリー。思いつきで始めた割には楽しく、書きながら 様々なこれまでを思い出すこともできて、自分としては面白かったと思っていますが、皆様にはいかがでしたでしょうね・・??
 一年の最後の月である12月には 何の色を持ってこようかと、始めた頃から考えていたように思いますが、ついこの間までは をもってこようと 思っていました。

 ご記憶でしょうか?この欄の最初はでした。それでやはり対抗できそうな色としてを、と思ったのですが、つとおもいたって すべての色への賛辞にしたいと考えました。

 巷にものが満ち溢れるこの現代日本にあって、そのそれぞれには それぞれの色というものも含まれ、そのため何を見ても 色の氾濫のようなところも無きにしも非ずというところですが、その割には 私達は色を選んだり 楽しんだりということに対して あまりにも無頓着であったり、困惑してばかりいるようにも思います。

 来年、このお便りを続けることができるとしたら、この欄を基本的な私の仕事らしくメイクアップに関わるものにしたいと考えていますが、そのための媒介として、を取り上げてみようと思っています。わたしがよくこれまでに助けてもらっているメイクアップの色あわせなどの参考やきっかけには、花や木などの自然の風景からのインスピレーションがとても多いので、どうやって そういうものをメイクに取り入れていくかを、簡単なイラストやわかりやすい解説を交えて作れれば・・と願ってはおります。

 世の中に満ち溢れる沢山の色たち。そのいちいちがとても美しくて不思議・・、そう思わずにいられない遠藤ですが、出来合いの色物などでは 同じ色の再現はとても無理なので、そこから得られるイメージを、持っているものを使って、新しく「自分の花」として創り上げていくことで、生まれてから自分で自分をケアすることができなくなるまで、その時々に出会った色の一つ一つを自分で味わってみたい。
 それを日常の様々なシーンへのメイクアップに生かしてみたいとも思い、この仕事を続けていける間は それを実現していこうと考えています。

 『夜明け前はもっとも暗い』といいます。すべての息がうせてしまったような無に近い漆黒の闇に一条の光の息吹が瞬時に飛び立って、一日が始まります。
 見る見るうちに様相を変えていく空と海。その色の変遷を見つめていると、世界がどれほど美しさに満ち、どれほど私達が愛されて在るのかを、身のうちに染み入るように感じることができます。あらゆる色たちの命の喜びを歌うような光と景色の移り変わりは、私達に、自分達のいるところが、如何に尊いものかをも知ら示しているようにも思います。

 これほどまでに恵まれた私達に与えられたあらゆる色たちを、どうして自分のものにしないでいられましょう・・?! 

 私達は、命の温もりとしての様々な色を喜んで受け、慈しみつつ、感謝を持って楽しむべきではないでしょうか。
 それが 生きようとする意志をはぐくむこともある と信じて・・。 (終わり)

 

@・ェ・@ 錯覚の美学』 G
ハッピーメイクをしよう!

♪ 鏡に向かってにっこり
  その顔にメイクしたことありますか?
   一度試してみてください。

♪ 下のアイラインの目尻が自然に上がります。チークは笑顔の時の頬の一番高いところをかすめて、明るい色をふんわり施しましょう。

♪ 口紅も、にっこり笑ったその唇に塗れば、口角への下唇のラインが上がります。 あとは輪郭を整えて、全体にふっくらとさせましょう。

♪ 鏡を見てにっこり。その時の光のあたる部分に、ハイライトをひと刷け。
  幸福顔の出来上がり!

☆ 幸せを呼ぶには幸せな顔で・・ね ☆

きれいをおいしく!
ほっ・・とクリームシチュー

作り方:
@ ジャガイモ、人参各1は食べやすい大きさにカット。耐熱の器にニンニク一片たまねぎ1個のスライスと人参を入れ、塩コショウして小麦粉をまぶし、食べやすく切った豚ばら肉200gも入れる。
A @サラダ油を振りかけて全体を良く混ぜ、蓋なしで5分加熱。途中で1〜2回混ぜ合わせる。
B Aジャガイモ、ミルクお湯半々を具がひたるまで入れ、きのこシチューの素をいれかき混ぜてとかし、味を見て好みのスパイスを振る。

 根菜には薬効効果の高いビタミン、ミネラル、食物センイがいっぱい!
  有機栽培の元気な野菜を皮ごと調理して栄養素を丸ごとゲット! 

ホットな体になろう!

Aurea Ovis 

営業時間 
平日 午前10時〜午後7時
日曜祝祭日 午前10時〜午後6時

定休日 毎週曜日

連絡先 

240-0111三浦郡葉山町一色857-1
椿コーポ5号   
Ph.& fax.046-876-2538


E-mail be@aureaovis.com 
URL  http://aureaovis.com  
携帯用 http://aureaovis.com/i/
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編集後記

・先に 意欲がわかなくて・・と書きましたことについての追記です。どうも一過性のもののようにも思えるのですが、実はやはりこういう仕事をしていますから、お客様がいらしてくださるとなると、とても気持ちはアップしますし、やはり仕事をしている時やその後などは、気分的にも かなり良い状態にあります。
・結局 人は誰かから必要とされたり、人のために何かできていると思えることが必要なのだということのようにも思えます。 

・季節外れの台風が猛威を奮っています。長年の我々の自然への奢り故の人災と呼ぶ向きもあります。今のこの状態が過去の人間達のつけであることを思うと、これからの人たちにしているのであろう今の自分達の所業に ぞっとします。想像力を働かせて 一刻も早い行いの改めを自他共に求めたいものです。


2004年度 Aurea Ovis Christmas Card (cut-work by Mm.)

Merry Chriatmas
to
You !

子供達が求めているものは、
金でも地位でも戦争でもなく、
ただ親から抱きしめてもらい、
愛を、優しさをもらうこと

 優しさや愛を与えることは、
お金も手間もかからない。
こんな簡単なことが、
今私たちの社会では
忘れられている。

 だけど
、忘れたなら、思い出せばいい。
私は、人間を信じています。

 すべての人間の心の中にある優しさを信じます。』

「夜回り先生」水谷修氏
(第42回)
の言葉より

2004年のご縁を感謝いたします。
どうか 2005年のあなたの日々に 豊かな時が よりおおくありますように・・!

よい クリスマスと新年を お迎えください。

 Aurea Ovis 遠藤 由美子



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