ひつじ小屋便り  76

ひつじ小屋の風景66

絵本の発売に寄せて

『モキヨが教えてくれたこと』

購入方法のご紹介

チョコレート どうぞ!

『エレの引き出し』

ひみつのいえ 13

愛すること 24

先生たちの声

キレイをおいしく!

ロールキャベツシチュー

もらってください

ひつじ小屋の日々

体の不思議

編集後記

発行日 2007/02/05   発行人 遠藤由美子

 

ひつじ小屋の風景 66

絵本の発売に寄せて


  『モキヨがおしえてくれたこと』という三女の描いた絵本が、先月1日に文芸出版社ビジュアルアートから出版された。 

 ただ、それを知ったのは、もうその月も半ばを過ぎたというころであり、事情を聞けば超低予算で作ったということもあり、店頭に置かれるのは1月一杯。あとはネット販売ということだったので、取り急ぎ思いつく限りの各方面へ、事の次第を知らせつつ、よろしければお買い上げをとお願いに奔走した。 

 幸いに 作者の意図したところを汲んでくれた諸処において、例えば横須賀のいくつかの小学校や逗子や葉山での読み聞かせのグループ、複数の病院や少年院、またそれに準ずる施設などで、そして絵本を求めて止まない

海外の貧しさの中にある子供たちの世話をする会などで、授業に取り入れられたり読み聞かせの本として活用していただいたりしている。

 心に辛いものを抱えている人たちにこそ読んでほしいという娘の意向は、確かにそちこちで多少の効を奏しているようにも見え始めている。ありがたいことと感謝するばかり・・。 

 先日、私はある方にその絵本を贈らせていただいたあと、少しお話をすることがあった。
 親である私からの影響もあって、その子供たちにもそれぞれ賜物があるのではないかという面映いお言葉を頂戴したが、しかしながら手放しでそれを嬉しがるよりも、そういうものを持っていたところで、よほどの縁でもない限り、普通に暮らすには辛いものがあるのだけれど・・と現実的なことを思って、ただ もごもごと言いよどむばかりだった。

 子供たちは、それぞれ面白い才能を持ち、ひとりひとり自分の子、自分は彼らの親でありながら、見聞きするたび いちいち"すごいなー"と思ってしまうのだが、やはり食べるために働かなくてはならないという段になると、それぞれどうにも いわゆる"良いところ"とは無縁の職業や暮らしぶりになってしまう・・。

 しかしながら思うに、一般的な事がうまくできず、世の中でそれがなくても生きるには困らないというものに、日々の自分を生かしていくとしても、まぁ、それはそれなりいいんじゃないかと、軽い諦観にも似た傍観者気分に納まりつつある自分がいる。

 生活や地位、学歴や職歴などをより高い水準のものに と願うのは決して悪くはないが、ただ、やってみて自分もだが、そういうことに対して特に関心がもてないという幾人かもいるにはいて、そういう部類の我々としては、もう他所様の願うような人生設計など放棄せざるを得ず・・というか、別のところを見てしまっていて、あまり云々もできないというのが実際のところではある。

 人が生きていれば 当然迎える その時期相応の老化、疾病、加齢現象などにたいして努力で手に入れる健康や若さなどへの抗いは当然のことという観念がいきわたってしまっていることで、不自由な人、疾病を抱えている人、老いていくことを受け入れている人な どが、さも努力不足のように公然と語られるのを昨今見聞きするが、そういうかの大国のようなこの国の現状に 自分はなんともいえない不安と息苦しさを感じている。
 「いろんな人たちがいて当たり前」と言う言葉は、そういう現実の前では空転するのだ。

小さいミカンが好き

 人に理解されやすいあれこれに関わりなく、そこにその人がいる ということを、その人がどんな人であっても受け入れていくことのできる社会があることが、何にもまして必要であるということを 一体どれほどの人が 本気で思っているだろうか・・?

 言い換えれば、自分の身内が疾病や障害とともにあったり、仕事を持ってもうまく働けずに生活に汲々としたり、人とのコミュニケーションに事欠くようであったとして、その身内を抱えた側が そういう人を どこかで見下したり、向こうへと見放してしまうことはないだろうか?

 私(と私の子供たちの何人か)は、つまりそうやって向こうへやられる側の立場にあるようなものなのだ。幸いにこんな私を面白がって?楽しく暮らそうと選んでくれた連れ合いによって、人並みに近い生活をさせてもらっているのだが、ともに定収のない我々を、回りの一部では 危ぶみ 且つ否定的に見ているのを 私たちは ちゃんと知っている。

 しかしながら、我々は、そのように生きるしかない。
一度に一つのことしかできないものは、そのように生きるしかないし、できもしないあれこれに欲を出せば、そのうち壊れていく事は再三経験している。

 『いろいろほしがるからむずかしいのね。

  ほしがりすぎて、じぶんがほんとは

  なんだったのかってこともわかんないのよ。』   

(絵本「モキヨが教えてくれたこと」より)

 'みんな一緒'がだめな人だったモキヨの生みの親である娘は、ある時、家族を見放してからしばらくの間 独りで暮らしてきた。様々な人との出会いや別れを繰り返し、早いうちから 人というものの良いも醜いも合わせての辛酸嘗めてきたけれど、それが このような穏やかで、ものの中心に誘い込むような風をそっと吹かせるようになるとは、彼女を産んだ親である自分ですら 露ほどに思いもしなかった。

 人は やはり 生まれたときから その本人だけの道を生きるものなんだなぁ・・と、今回つくづく思った次第である。  

 願わくば、夫々に賜ったものを無駄にせず、人様の役に立てて生きるように! 
(生きにくい世に半世紀以上もいる自分も そう生きているように・・!)





『モキヨが教えてくれたこと』 
定価700円/税込み735円

購入方法のご紹介


 先に書きましたように、すでに2月になっておりますので、
文芸出版社ビジュアルアートから直接取り寄せる方法が
(注文後 2日〜1週間以内で到着。)

http://www.bungeisha.co.jp/va/detail/4-86264-042-7.jsp
 現在 一番 はやく入手できるようです。

尚、当方にも まだ数冊ございますので、別途送料が掛かりますが、
入手が難しい場合は お問い合わせください。

 

もらってくれたら  うれしいんだけどなぁ・・

『エレの引き出し』

ひみつのいえ 13

 みんなは そうだったのか・・ というように たがいにうなずきあいました。

「あの引き出しには・・、あのゆりの もっとながくいきていたいとおもったときから すっかり うまれかわるまでの、わたしがはなしたほかにもある、だれにもしられたくないひみつが ねむっているんだよ。

 どれほど そとからみて すぐれたものであっても、そして どんなものであっても、
’ま’がさすということはあるものだ。しかし、そのときがいつで なぜそうしてしまったのか をしり、そして、それをこころからくやんで、じぶんをいちばんひくくしたものは、ここに ひみつをおいて、生まれかわることもできるんだよ。」

 そうか・・、だれでも じゃないんだ。トムじいのも どこかにねむっているのかな・・。

 マントのひとは そっとドアをあけて みんなをろうかにだし、さきにたってあるいて いえのでいりぐちまできました。

 ふたりといっぴきといちわとマントのひとは おもてにでました。

 

つづく・・・

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愛すること 24

 ひつじ小屋にお越しのお客様には、学校現場でのお仕事をお持ちの方が数名おいでです。 その方たちは、普段元気な複数の子供たちを相手に、丁々発止?渡り合っているのですから、こちらにお越しの時も、お一人であってもそれはそれはにぎやかな方もおられます。

 お子さん数人と一緒にお越しなられたお客様の後、ふと、そうだった・・、あんなふうに自分も大きな声ではっきりしゃべっていたな、と思いました。

 怒鳴るとか、大声を出すとかというのではなく、普通の話をするときに、彼らのにぎやかさと同等、あるいはちょっと勝ろうというときなどは、やはり声が張り上げ気味になります。そして、それは彼らの元気さに程よく行き来をするツールとなります。

 普段、騒然ともいえるような中にある方たちの張りのある良く通る声が、そのざわめきの中での子供たちとの会話に必要だから、届かせたいからなんだな・・と気付いたとき、そんな話し方も、ひとつの愛情表現なのかも・・、と思ったりしました。

きれいをおいしく!
ロールキャベツシチュー

材料:葉の広いキャベツーひとり2枚、
ひき肉ーひとり100g、にんにくひとかけのみじん切り、玉ねぎのみじん切りーひとり大匙1、軽く洗った米―ひとり大匙1、ハムやベーコンの小切りー適宜

作り方:
1
 キャベツの葉は洗って丸めてラップし、電子レンジで扱いやすくする。

2 米以外の材料を良く混ぜて塩・こしょう、ナツメッグなどを振る。

3 2をいれてさらに混ぜ、人数分(ひとり2個)にまとめる。

 キャベツの葉を広げ、軽く片栗粉を降り、を乗せて巻き、巻き終わりを楊枝でとめる。

 なべに巻き終わりを下にして4を並べ、水をひたひたに入れて火にかける。

6 煮立ってきたら火を弱め、シチューの素を入れてさらに煮る。

 最後に生クリーム、もしくは牛乳半〜1カップいれ、味を調えて火を止める。

 お米を入れることと肉に種類を混ぜるのがミソです。ふっくら ジューシー、柔らかくて食べ応えもあります。 

寒い日には ぜひ お試しあれ!

ひつじ小屋の日々

◇ そういうことがあるというのは知っていたが、いざ自分にそれがおこると、あたふたしてしまった。

◇ ある日、突然左の肩が妙に重だるく痛くなり、左手が上と後ろに回らなくなってしまったのだ。最初は筋違いか何かかと思って、痛みを感じつつもそろそろと動かしていたのだが、ある時点で全く後ろに行かなくなってしまったので、連れ合いに訴えた。

◇ では、といって教えられたのが、まるで子供のひとり遊びのような至極単純な動き。ただ指先から手を上げるなど、あれこれ憶えられないとわかっていてか、二つ三つの動きを繰り返せ、とだけと指導され、続けること数日。

◇ いやいや、なんとも不思議なことに、高いところへ自然に手が届くし、たまに痛みは感じるものの、時間の問題、あるいは別の動きを足すことですみそうだ。

◇ 実はこれ、体のあるがまま、自然のままに身体を動かす『韓氏意拳』という、連れ合いが嗜む中国武術のほんの一部の応用。 さすが・・!!である。

◇ 連れ合いのタコ氏曰く、他に、体の隅々まで気と血の流れが大変よくなり健康になる『馬貴派八卦掌』や、現代人の常識的、習慣的な動きとは正反対だが、非常に効率のよい日本の古武術などにも 身体のトラブルを解消できるものが沢山ある。お薦めします、とのこと。
 

編集後記

・女性を「子供を産む機械」と言ったお人。内容もさることながら思ったのは、お身内はさぞかし情けなくもたまらない思いをしておいでなのでは・・ということ。
  ご両親様がご健在であれば、まことに恥ずかしい限りと思われるだろうし、奥様、お子様方は怒りにも似た悲しいお気持ちで一杯だろう。

・ が・・、結構 そういう人を(育てて)野放しにしておいたということで、ならば、さもありなん・・とか?

Aurea Ovis

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