幸せになる義務

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 「ゆるしの秘跡」の準備

 

「人を助けてあげられるのにそれをしなかったことや、

出来るのにしなかった親切があったかどうか

 


クリスマスの前、教会の子供たちに「ゆるしの秘跡(告解ともいう)」の準備をさせ、
指導をしている人たちに伊藤神父は言った。

 

「嘘をついたとか、けんかをしたとかは、子供たちはどうしてもしてしまうことなんだ。

だから君たちは、子供たちに話すときに、そんなことはいわなくても良い。

それより、人を助けてあげられるのにそれをしなかったことや、

できるのにしなかった親切があったかどうか、

そういうことを思い出すように子供たちに話してください。

 教会に通う子供達が 初めてゆるしの秘跡をするときに、それまで 子供たちを指導してきた若い人たちに向かって 伊藤師が話されたことが、今回の言葉ということです。

 罪→悪いこと・いけないこと という連想を「子供」について思うと、一般的には どうしても 嘘をつく とか けんかをした とか いたずらをした、宿題をしなかった、言いつけを聞かなかった などなど・・ そんなことを問題にしてしがちですが、伊藤師は そうではなくて、と いいます。

 人が見ているから 恥ずかしいから、かっこわるいから、そのうち誰かがやるだろうから などなどという そんな気持ちをいいわけにして、ちょっと勇気を出せば出来ていただろう 困っている人、助けを待っている人の手助けなどをしなかったことは なかったか・・ それを 思いだすように、というのですね。

 人として、すべきことをしなかったことを 恥ずかしい、情けない、悲しい・・ そして 悪かった と 思えるようになりなさい、ということでしょう。

 そして、それに気付いたら、つぎからは ちょっと勇気を出して その時必要なことを やろうとすること。そうすることが 神様のお望みを行うことになるのだとおもいます。

 さらに、それは 何も子供たちにだけむけて 言われたわけではなく、恐らく その親たち、まわりのおとなたちにも 同じように言われたことだったように思います。

 すこし勇気を出して、いうべきことを言い、正すべきを正していこうとすることは、時に、リスクを背負うことにもなりましょうが、そんなことよりも、人として、どんな人をも大切にしよう という意識をもって、日々を過ごすことは、すべての人たちに 当然 必要で大事なことではないではないかと 思うのです。

 

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